[bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/cropped-hanasaki-momoka.jpg” type=””]この記事では「バイト先で言われた最悪な悪口」の体験談を紹介します。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/suzumatsu-midori.jpg” type=””]体験談を書いてくれた方はこの方でございますわ。紹介させていただきますわね。[/bubble]
体験者プロフィール
名前 : 名倉葵(仮名)
兼業主婦をしている28歳の女性。高校生から接客業でアルバイトを行いこれまで7カ所のバイト先を経験する。 接客業に嫌気がさして現在の事務系の仕事につくも、やりがいは接客業のアルバイトの方が感じていた。転職を検討しているが、子どもの事を考えると難しいと考えている。
[bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/suzumatsu-midori.jpg” type=””]名倉さんはこれまで働いていた飲食店で、悪口を何回も言われているのですよね。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/cropped-hanasaki-momoka.jpg” type=””]読んでいるだけで、心が痛くなるものばかりでしたね。それでは、体験談をご覧ください。[/bubble]
見出し
バイト先で言われた最悪な悪口1.「いんきくせぇブス!」
これは浪人時代に働いていたイタリアンレストランで言われた悪口です。
印象に残っている悪口を言ってきたのは、全てレストランのマスターシェフでした。
マスターは、高校卒業と共にフランスのホテルで修行をして、副料理長にまでなった人です。
フランスでの修行がよほど過酷な修行だったのか、とてつもなく厳しい人でした。
「いんきくせぇブス!」と言われたのはバイトを始めたその日のことでした。
知り合いの紹介で面接に行ったのですが採用の連絡がなく、「落ちたんだろう」と次の職場を探していました。
ところが、その知り合いにその旨を伝えると、彼からレストランに連絡をしてしまい、お互いの知り合いである彼の顔を立てる為に採用となったのです。
採用するつもりはなかったのは理解していたので、何を話していいかもわからず、とにかく言われた事をひたすらやっていました。
気まずくてウツウツとしていたせいか、初日から装飾品を壊すポカをしてしまいました。
「バカヤロウ! だから採用したくなかったんだよ、このいんきくせぇブスが! ブスは使えないもんなんだよ!」と、マスターから言われてしまいました。
私は美人ではありませんが、当時彼氏もいたので自分はかわいい方だと思ってたので、すごくショックでした。
今となっては笑い話ですが。
それにしても、ブスは使えないなんて、あんまりな偏見です。
組み直せば元に戻るような初めてのミスで、あれだけ罵倒されるなんて「辞めろ」って思われてるのかなと感じました。
ですが、紹介してくれた知人に申し訳なくて、辞められませんでした。
たまにもらえる廃棄のケーキが美味しかったから辞めなかったのもあるんですけどね。
ひどい偏見ですが、私自身が使えない人間なのは事実だったので、「マスターは人を見る目があるんだな」と変な感心もありました。
バイト先で言われた最悪な悪口2.「この嘘つきやろう!」
とくに珍しくない悪口ですが、自分はなんて狭い世界で生きてるんだろうと考えされられた言葉なので、印象に残っています。
「嘘つきと言われただけで、どうして狭い世界で生きてるなんて考えたの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
私はいわゆる「器用貧乏」で、子どもの頃からやれば大体の事が平均並みにできる子でした。
母が働いていた家庭環境だったので、料理もそれなりにやっていました。
ある日、レストランでの仕込み中のことです。
マスターの「お前は料理なんて出来ないだろう」という発言に、イラッとした私は「ある程度は出来ます!」と自慢げに言いました。
すると、マスターから野菜の仕込みを言い渡され、皮むきや下ごしらえをすることになりました。
その作業の遅さと切った野菜の大きさが均一でなかったので、こう言われました。
「料理なんて出来てないじゃねーか!この嘘つきやろう!」
言われた時は悔しくてムカムカしましたが、落ち着いて考えてみると、フランスで単身料理の修行をしてきた人からみて、私なんかが「出来る」と思っている作業は出来ている内に入るはずがありません。
狭い世界でちやほやされている人間が、何かを極めて来た人に偉そうな口を聞いてしまったなぁと反省しました。
そこから、自信がないことは素直に教えてもらい、知らないことをどんどん勉強するようになりました。
バイト先で言われた最悪な悪口3.「お前が男なら包丁が飛んでるぞ!」
この言葉を言われた時は、本当に落ち込んでいたので、ひたすら謝っていましたが、普通に危害をくわえられてますね。
ちなみに飛んできたのはアイスクリームの空き箱です。
結婚式の二次会を貸切で行うことになり、厨房も客席もてんやわんやになっていました。
私は厨房を手伝っていて、パスタの盛り付けをしていました。
パスタの盛り付けが終わって、急いで提供に行こうと持ち上げたら、熱さでバランスを崩し、ひっくり返してしまいました。
幸い誰にもケガはなかったのですが、大きな音を立ててしまった上、料理をムダにしてしまいました。
お客様には作り直す時間分の飲み放題の延長で許して頂けましたが、マスターはそういう訳にはいきません。
マスターに謝りに向かった私に飛んできたのは、罵倒ではなくアイスクリームの空き箱です。
幸い外してくれたみたいで、当たりませんでしたが。
そこからさらに罵倒が続きました。正直、内容は覚えてません。
後片付けがひと段落し、マスターも落ち着きを取り戻した頃に、「お前が男だったら包丁が飛んでたよ」と言われました。
「それは犯罪だよ」と思いつつも、きちんとした丁寧な仕事が出来ないと、それだけ迷惑をかけるし損害も出してしまう、とても大変な事なのだと学びました。
まとめ
書き出してみると、悪口というよりはお叱りのような気がします。ですが、10年たった今も覚えている言葉です。
悪口もお叱りも内容にショックを受けるだけでは悲しいです。時に悪口は内容を受け止め、自分を見つめ直していくチャンスです。
自分の成長につなげていければいいですね。
[bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/cropped-hanasaki-momoka.jpg” type=””]10年前の悪口を覚えているなんて、とても深い言葉だったんですね。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/suzumatsu-midori.jpg” type=””]これだけの悪口を言われても前向きに考えられる彼女に感心しますわ。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/cropped-hanasaki-momoka.jpg” type=””]悪口と美味しいケーキが一緒に味わえるバイト先かぁ。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/suzumatsu-midori.jpg” type=””]ももかさんはケーキ屋の店員さんなんて、似合いそうですわね。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/cropped-hanasaki-momoka.jpg” type=””]ちょっとやってみます。あ、このケーキおいしい。もぐもぐ。[/bubble] [bubble speaker=”” imgurl=”https://taikendan5.com/wp-content/uploads/2017/01/suzumatsu-midori.jpg” type=””]も、ももかさん! それは商品のケーキなので食べてはダメですわ![/bubble]
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