40歳女性。サービス業勤務。昔から容姿には自信を持っていたので、数多くの恋愛を経験。結婚と離婚を経験しながらも素敵な人を見つけ、現在は夫と幸せな生活を送っています。趣味は毎日欠かさず行うヨガと散歩を満喫中。
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若い母親で良かったこと
エピソード1.なんとかなる自信があって幸せだった
私は、20代前半で子供を産みました。
若い母親で良かったことは、「なんとかなる」という変な自信があったことです。
この自信のおかげで、とにかく幸せな生活でした。
若いときは、お金もなく苦労が多いと思っていましたが、意外となんとかなるものでした。
子どもが生まれたことによる経済的な不安よりも、子どもがいて幸せだという気持ちのほうが強かったです。
そのころは、本当にお金もなく、買いたいものを我慢しても大変な生活でした。
今、「あのころの生活に戻れ」と言われれば、嫌です。
しかし、当時は将来の不安よりも、そのときが幸せだと感じて生活していました。
エピソード2.親に頼ることができた
私が、若い母親で良かったと思えたことは、両親を頼ることができたことです。
当時は、義母の両親は地方に住んでいたので、年に数回は顔を合わせに行くだけでした。
私の両親は、電車で30分ほどの場所に住んでいたので、なにかあると両親を頼ることができて良かったと思います。
当時は、お金もなかったので、できるだけ早く働きに出たかったのですが、小さい子がいると働きに出るのも大変です。
保育園には入れないので、両親が休みのときに、子どもを預けて働きに出ました。
保育園に入ってからも、急な呼び出しを受けたときには、両親に行ってもらうこともありました。
私も夫も、仕事をとにかく頑張らないといけなかったので、かなり両親に甘えていたと思います。
親に甘えなければ、生活できなかったですし、若いうちだから親に頼れるんだとも思っていました。
両親も元気なうちに孫の顔を見せることができましたし、孫と遊ぶのも楽しんでいたので、積極的に面倒を見てもらえました。
エピソード3.子供との思い出作りがたくさんできた
若いときに、子どもを生んだことによって、子どもとの思い出がたくさん作れました。
年をとってからだと、どこに行くにもおっくうになってしまいます。
若いときは、思い立ったらすぐ行動できるので、いろいろな場所へ行きました。
そんな思い出を写真で振り返りながら、若いうちだからできたと思っています。
年齢が上がるにつれて、私も将来のことを考えることが多くなり、出掛けるときにはお金がいくらかかるかを考えるクセがついてしまいました。
日常のなかの思い出よりも、写真を見ていろんな場所に行ったときのことを思い出したほうが、きもちも豊かになります。
年月が経って振り返ったときに、当時の辛かった生活も思い出すこともあります。
しかし、それ以上に幸せだった日々を、思い出すことができて良かったです。
若い母親で悪かったこと
エピソード1.友だちよりも遊びを知らない
私が若い母親で悪かったと思ったことは、若いときにしかできない遊びをまったく、できなかったことです。
友だちが、いろいろな遊びを楽しんでいたときに、私は子育てで大変な生活をしていたのです。
もちろん、子どもが産まれたことで幸せな生活でした。
しかし、経済的にはつらかったですし、友だちと会う機会もかなり減りました。
遊ぶ時間はなく、子どもが寝ている数時間だけが、私にとっての息抜きの時間でした。
20代前半で子どもを産みましたが、同年代の人は夜遊びに行ったり、好きなものを買っているのを見ると、羨ましかったです。
子どもが大きくなって、手がかからなくなってからは、若いときのように遊ぶことはできません。
20代のときにしか、できないこともたくさんあります。
その時代に楽しむことができなかったことは、若い母親になって悪かったことと言えます。
エピソード2.計画性がない授かり婚だと思われる
若いときに子どもを産むと、周囲の人から授かり婚だと思われるのが嫌でした。
私は、普通に夫と恋愛をして、結婚してから子どもを授かりました。
今では「授かり婚」と言われますが、私が若いときは「できちゃった婚」と言われて悪いイメージがありました。
計画性がなく子どもを産んだと、誤解されやすいのは、若い母親で悪かったことです。
たしかに、若いときは「なんとかなるだろう」と楽観していました。
結局、経済的には苦労したり、両親を頼ったりしていました。
それでも、無計画に子どもを産んだわけではなく、自分たちの意思で子どもをつくったと、自信を持って言えます。
子どもを産むのに年齢は関係ないですし、私が幸せだったと思えることが、一番大事だと思っています。
まとめ
若い母親は、いろいろな面で苦労することも多いですが、子どもを生んだことによる幸せには、かえがたいことが多いです。
大切なのは、自分が幸せかどうかなので、若い母親だったことを自信を持って良かったと言えます。