私が妻をつまらない人間だと感じたエピソード3つ

頭を抱える男性

35歳男性。フリーライターをやっています。

 

IT関連企業から、ライター業に転職した変り種。

仕事は右肩あがりで順調でも、妻との仲が、なかなかうまくいかず悩むことも。

 

愚痴も喧嘩も文章に変えて、「ただでは転ばない」と商売しつつ、生きる日々を送っています。

 

 

妻をつまらない人間だと感じたエピソード1.人の趣味を否定する

呆れてる人

 

もともと小説家を目指していたこともあり、さまざまなことをネタとして調べるうちに、趣味も増えてしまいました。

マンガやゲームなどのジャンル違いの作品だけでなく、料理に写真にと、割と多趣味なほうだと思います。

妻と仲よくなったのも、ゲーム好きで話題が合った部分があり、共通の話題としても利用していました。

 

とあるマンガを購入し、家で読んでいたときのことです。

4コマ作品は普段はあまり購入しないのですが、その作品のギャグのキレやセンスに魅力を感じた私。

 

そのため、すっかりはまってしまいました。

気がつくとシリーズで買うようになっていて、最新刊を楽しみにするように。

ようやく最新刊が発売されたということで、ワクワクしながら読んでいたのです。

 

マンガを半分ほど読み進めたときに、妻が声をかけてきました。

面白いかどうか聞いてくるので、素直に「面白い」と答えたのです。

 

ですが、感想を聞いた妻の回答は、予想を裏切るものでした。

「マンガなんか読んでも、なんにもならないのに」と。

 

正直、唖然としました。

私は、妻の趣味を否定したことはないのが自慢の一つです。

誰にだって趣味はありますし、否定はされたくないものです。

 

好きなものを否定されれば、誰だって嫌な思いをします。

ところが、妻は私の趣味を真っ向から否定する言葉をぶつけてきたのです。

 

「虫の居所が悪かった」、「不機嫌だった」など、前兆があれば、まだマシでした。

ところが、そういった前触れはなく、素で言われてしまうと、二の句を継げなくなります。

しかも、それを言われると、妻の趣味のゲームですら、無意味となってしまうのです。

 

楽しみに読んでいたマンガも、一瞬でつまらないもののように感じました。

同時に、「読んでもいないマンガを否定できるような、つまらない人間なんだな」と思うように。

 

それ以後、マンガは買わなくなりましたし、妻に話題として振ることもやめたのです。

 

妻をつまらない人間だと感じたエピソード2.結局、自分の意見を言いたいだけ

文句を言う女性

 

付き合っているときも、「思い込みが激しい」と思うことはあったのですが、結婚してからはその傾向が、さらに強くなった気がします。

理性的に話を聞いてくれる場合はいいのです。

ですが、ときたま変なスイッチが入るようで、まったく融通が効かなくなることがあります。

 

とくに、人間関係や近所づきあいの件で、スイッチが入ると大変で……。

なぜなら、いらぬトラブルを招くことになるからです。

 

近所にうわさ好きなおばさんがいて、私たち夫婦のこともよくうわさにしているようでした。

私は別に気にしてはいなかったのです。

しかし、妻が「悪いうわさを流している」と決めつけて、挨拶をしないように。

 

仮に悪いうわさが入っていたとしても、人間良いところもあれば、悪いところもあるものです。

「セットにして考えれば、それほど気にすることもない」というのが、私のスタンスでした。

 

すれ違ったら挨拶をするなど、近所づきあいをする努力をしていた私。

ところが、妻がその姿勢に文句をつけてくるようになったのです。

 

「他人の悪口を言う人には、挨拶をしなくていい」というのが妻の意見。

ですが、それでは関係がこじれてしまいます。

 

そもそも、妻が悪いうわさをしっかりと聞き、情報源が近所のおばさんと特定できているわけでもないのです。

それなのに、挨拶をしなければ、逆に不自然になってしまいます。

 

さまざまな言葉を尽くして説得しようとしましたが、妻はまったく聞こうとしませんでした。

話しているうちに思ったのですが、どうも妥協するという発想自体がないようで、私の面目なども、まったく考慮していないようです。

 

「夫が説得してるんだから、少しは顔をたててくれよ」

こう思うのですが、聞き入れてくれませんでした。

 

人の話を聞くふりをして、自分の意見を言いたいだけの人間は、話していてもつまらないですね。

「ああ、この件に関しては、妻の意見は無視したほうが正解だ」と思うようになりました。

 

 

妻をつまらない人間だと感じたエピソード3.やたらと世間体を気にする

地域

 

近所のおばさんのうわさ話の件以来、妻の行動に疑問を持つようになりました。

そもそも、うわさを流されても、実害がなければ、とくに気にすることもないからです。

 

実際に、町内会などに積極的に参加していたのは私。

なにかあっても、妻が矢面に立つことはない状態だったのです。

 

改めて妻の行動を注意深く見るようにしたのですが……。

どうやら、誰にどう見られているかをしきりに気にしていることが分かりました。

とにかく、他人の目が気になるようで、自分がおかしくないように振舞おうとしているのです。

 

問題は、その他人が特定の人間や実在する人間ではなく、妻のイメージにしかいない点。

実際の他人は、妻のことをいちいち気にするほど、暇ではないのです。

 

さすがに気になったので、「そんなに他人は、お前のことを気にしていないよ」と言ったわけですが、信じてくれません。

「病気なのだろうか」と、疑ったこともあります。

 

ある日、妻の祖母を見ていて「あ、一緒だ」と思った私。

妻の祖母も、付き合いもない近所の人の反応をとても気にする人で、やたらと見栄を張るところがありました。

 

正直、世間体ばかり気にして、自分を追い詰めても、いいことはないと思います。

しかし、やめることはできないようです。

 

「ありもしないものに振り回される妻は、本当につまらない人間だなぁ」と感じました。

妄想に取り付かれて、身内の足まで引っ張らないでほしいです。

 

まとめ

思い込みに走ったり、対話を拒否したり、コミュニケーションが一方通行だと、誰だってつまらなく思うものです。

妻には、「他人を楽しませよう」という気持ちが、極端に薄いのがわかった私。

 

なので、一緒にいても楽しくない時間のほうが、多いように感じています。