繊細チンピラ!すぐ病む人にイラッとしたエピソード4編

イライラする女性

45歳女性です。

20代から、旅行関係の仕事をしています。

 

旅行の仕事が好きで、いろいろトラブルはありますが、「定年まで勤めあげたい」と考えている私。

家庭もあり、毎日家事と仕事を頑張っています。

 

趣味は「節約」と「読書」です。

旅行にも行きたいですね。

 

 

すぐ病む人にイラッとしたエピソード1.「私は病気だから、仕事ができない」という言い訳を言う

あきれる女性

 

私が働いているのは、旅行関係の会社です。

そこで知り合った同僚のAさんは、なにかあると、「私は病気だから」という言葉を口にします。

 

「病気だから、メンタルが弱い」と、言いたかったらしいのですが……。

本当にその人は、仕事の段取りが悪く、なにをお願いしても、完璧にやり遂げることができません。

 

その人一人で、やる仕事なら、できなくても問題ないのです。

しかし、一緒にチームを組んでやる場合には、しりぬぐいに奔走しなくてはならず、それがなにより大変でした。

 

「ここができていない」「これはこうするんだよ」

そう説明すると、最初は「分かりました」と言います。

しかし、そのうち段々と、キレ気味に。

 

「だから! 私は精神的に病気で、できないこともあるんです!」

逆切れされることもあり、その剣幕の激しさに、こちらがビビってしまうこともありました。

ですが、「病気であろうとも、やるべきことはやってほしい」と思い、イラッとしてしまうのです。

 

そんなある日、職場で突然、叫び声が聞こえてきます。

叫んでいたのは、Aさんでした。

 

どうやら、別の同僚が仕事の確認をしたときに、その言い方が「きつい」と感じたみたいで……。

突然、「うわあー!」と叫び声をあげたようでした。

 

もちろん、周囲はびっくりしましたが、となりのブースでは接客中の人もいます。

なので、皆焦ってしまい、「Aさん、とにかく落ち着いて!」となだめました。

 

まさに「病んでいる!」と、皆が感じた瞬間といっていいでしょう。

Aさんが気分を落ち着かせるために、トイレに立ったあとは、まるで水を打ったように「シーン……」としてしまいました。

 

上司は頭を抱えていましたが、「人を一人クビにするのは大変」とのこと。

なので、本当に困っている様子でしたね。

 

「なんで、こちらがここまで気を使わなくてはいけないの?」

そう思うときも、正直ありました。

それに、「甘えないでほしい」とも思ってしまい、ついイライラしてしまうのです。

 

ただ、その気持ちを相手にぶつけてしまうと、また同じように、キレられる可能性があります。

それを考えて、皆言いたいことを腹のなかで、グッとこらえている状態なのです。

 

すぐ病む人にイラッとしたエピソード2.病気を理由に、しでかしてくれた!

謝罪する男性

 

「私は病気だから」という彼女は、なにかを失敗しても、反省することがありません。

反省しないので、何度も同じミスを繰り返します。

そのうえ、周りに迷惑をかけても、気にしないのです。

 

同じ職場のメンバーに対してなら、まだ諦めがつくでしょう。

しかし、取引先やお客様に迷惑をかけても、平然としているので、「本当に手に負えない」と思って、イライラがとまりません。

 

ある日、大切な取引先から連絡があり、こう言われました。

「今日、〇〇の書類を届けてもらうことになっているけれど、まだ届かない」と。

 

そして、それをいったい誰が受けたのかを調べると、なんとAさんだったのです。

重要なクライアントなので、Aさんに対応してもらう必要はありません。

しかし、たまたま電話を受けた際に、「私が持っていきます」と伝えたそうです。

 

そしてAさんは外出中、「いったいどこへ行ったのか」と、電話で呼び出すと、驚きの言葉が。

なんと、「体調が悪いので、病院にいます」と言うのです!

 

上司がクライアントからの問い合わせの件を伝えると、「病院が終ってから、持っていこうと思った」とか、あれこれ言い訳を言っています。

とりあえず職場の人間で、なんとか書類を整えて、上司がすっ飛んで届けに行きましたが、皆疲れ果ててしまいました。

 

帰社した彼女は、当然、こっぴどく上司に叱責されます。

ここでしっかり注意してもらわないと、会社に損失が出かねません。

 

また、同じ部署へのとばっちりもあまりにも大きすぎて、皆イライラを通り越して、本気で怒っていました。

大体、仕事中にもかかわらず、上司に連絡も取らずに、突然病院に行くなど、言語道断。

彼女の行動は、どう見ても、「異常」だと思えてしまいます。

 

普通の社会人として、当たり前のことができないAさん。

社会生活に対応できないほど、どこか病んでいるということなのでしょう。

 

仲間内では、「一度ゆっくりと療養することが、彼女には必要なのではないか」と話していました。

ですが、誰もそれを彼女に伝える勇気がなかったのです。

 

 

すぐ病む人にイラッとしたエピソード3.段々と目つきが悪くなり、個人攻撃をするようになった

怒っている女性

 

なにかあると、すぐキレて、泣いたり、わめいたりするところがある彼女。

そんな彼女は、例の取引先の一件から、周りも冷たい対応をするように。

上司にも、年がら年中、チェックされるようになっていました。

 

そういう状態が、彼女には苦痛だったのでしょうね。

段々と顔つきが変わってきて、目つきも悪くなってきたのです。

そしてなにかあると、狂ったように、人の悪口を言うようになりました。

 

とくに、上司に対して不満を持っていた彼女。

その不満のはけ口を、私たち同僚にぶつけてくるようになったのです。

 

「上司って、あいつバカなの!?」「死んじまえ!」

次第に、暴言を口に出すようになりました。

 

そういう言葉を誰も聞きたくなかったので、適当に受け流す私たち。

すると、更衣室で一人になり、ずっとぶつぶつと、言い続けているのです。

 

たしかに、その様子を見ていると、「病んでいる」と感じてしまいました。

ですが、そういう状態の彼女と接しなくてはならないことに対して、本当にイライラとしましたね。

 

上司や人の悪口を言うたび、「あなたが病んでいるから、そういうふうになるのよ!」と、言いたかったです。

しかし、それを言うと、またいつかのように叫ばれてしまいます。

そうなると、そっちのほうがデメリットが大きいので、皆あえて、口をつぐんでいました。

 

すぐ病む人にイラッとしたエピソード4.取り引き先の人に手を出して、とうとう会社を辞めた!

首をかしげる女性

 

Aさんは、しばらくして、会社を辞めることになりました。

なんと取引先の人に「手を出して」、先方から厳重注意を受けることになったのです。

 

仕事で、たまたま電話連絡を取る必要があった人に、好意を持った彼女。

なんと相手の迷惑も考えずに、待ち伏せしたり、電話攻撃をするように。

 

そして冷たくあしらわれると、このようなことを言って、相手を責めたそうです。

「精神的な病気がある私に、そんな態度でいいのか!?」と。

また、「相手の男性が、自分を弄んだ」とも言っていました。

 

どうも相手が社交辞令で、「じゃあ、皆さんで懇親会をやりましょう」と、言ったことを勘違いしたそうで……。

「食事に誘いだそうとしたのに、今は放置している」と、文句を言っています。

 

そんな状態の彼女に、再び上司が、厳しく叱責をしました。

すると、Aさんはにらみつけるような目をして、そのまま職場から出ていき、それっきりもう二度と、出社することはなくなったのです。

しばらくして、彼女から退職届が届いたそう。

 

そしてそのころ、私の同僚に、彼女から一通の手紙が届きます。

同僚のなかでは、Aさんに対して、彼女が一番親切にしていました。

なので、「だから、手紙が届いたんだな」と思った私。

 

その手紙を持って、ほかの同僚や私に相談をしてきた彼女。

なんと手紙の内容は、彼女に対してのお礼などではなく、恨みをつづった手紙だったのです。

 

北の地方の出身の彼女は、退職後にどうやら、出身地に帰ったようで……。

そして、その地で私たちに対しての不平不満をずっと抱えて、もんもんとしていたとのこと。

 

手紙を見せてもらいましたが、あまりにもひどい言葉が書かれていて、正直、「狂っている」と感じました。

「都会の人は冷たい」とか、「誰も、私の気持ちを分かってくれない」というようなことばかり、書かれています。

さらに、「恨んでやる」「呪ってやる」という言葉が続いているのです。

 

「この手紙が家に届いた同僚は、封筒を開けて、さぞかしショックを受けただろう」

そう思い、本気で同情しました。

それと同時に、Aさんへの怒りの気持ちが爆発しそうになりましたね。

 

「あれだけ人に迷惑をかけておいて、それでもまったく悪びれないで、人を責める……。本当に、精神的に病んでいるね」

そう話していた私たち。

 

しかし、「だからといって、こちらがなぜ、迷惑をこうむらなくてはならないのだろう」と、思わずにもいられなかったです。

Aさんのことを考えると、「イラッ」という気持ちが浮かびあがってきて、頭がクラクラしてしまいました。

 

まとめ

Aさんは、たしかに精神的に病んでいたと思います。

でも、それはあくまで彼女のことであり、職場にその問題を持ち込まれてしまうのは、迷惑です。

 

退職後してしばらくは、同僚に連絡があったそうですが、今は会うこともなく、ホッとしています。