27歳女性。自営業。
Sちゃんと違って奢られることが苦手なので、いまだに、男性に食事を全額払ってもらうときの空気が苦手。
安い焼き鳥屋をワリカンできるくらいの、関係の男性が楽なタイプ。
結婚後の今でも、旦那との食事はワリカンにしています。
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ブスでも異常にモテる女のエピソード1.ブスでも明るく可愛らしいSちゃんの魅力
私の近い友人に、ブスなのに異常にモテる女性、Sちゃんがいます。
Sちゃんはとても愛想が良くいつもニコニコしているので、ブスなのにとてもチャーミングな雰囲気を常にまとわせているSちゃん。
私を含めてみんなに、呼び捨てではなく「Sちゃん」と呼ばれて、可愛がられています。
Sちゃんがモテる理由は、なんといってもその笑顔と明るさ。
自分がブスであることに卑屈にならずに、いつも元気良く挨拶をしてくれます。
Sちゃんに「おはよう!」「久しぶり!」と言われると、こちらまで元気をもらえるような気がするのです。
そんな彼女は京都出身。
明るいのに、どこかのんびりしている掴めなさが、また少しミステリアスな雰囲気をかもし出しています。
京都の女性らしい、はんなりとしたところもあり、ブスな顔とは正反対に、人間的な魅力がたっぷり。
そのためか、彼女は同性だけではなく、異性にとってもモテます。
ブスでも異常にモテる女のエピソード2.一緒に食事をすると楽しくなる
Sちゃんがモテる理由は、その明るさ以外にも多々あり、一緒に食事などに行くとよく分かります。
Sちゃんは太っているわけではないのですが、食べることと美味しいものが大好き。
なので、なにを食べても嬉しそうに「美味しいな!」「ほんま美味しいわ~!」と、ニコニコしているのです。
そんなSちゃんと食事をともにすると、その時間がとても幸福なものになります。
同性である私ですら、「誘ったのがSちゃんで良かった」と思うほど。
ですので、男性からすると「こんなに喜んでくれるのなら、いろんなものを食べさせてあげたい」と思うのも当然だと思います。
Sちゃんは実は育ちのいい家の生まれで、幼少期から美味しいものを食べてきました。
それでもなお、近所のランチや居酒屋さんのメニューでも、美味しいものは素直に「美味しい」と喜べる、素直さを持っているSちゃん。
そのお高く止まらないところも、また彼女の魅力なのです。
ブスでも異常にモテる女のエピソード3.教養深さと誇りの高さ
育ちのよいSちゃんは、20代半ばにしてすでに、充分な花嫁修業を経験済み。
日本と韓国のハーフの生まれである彼女は、日本料理と韓国料理を網羅して、つくることができます。
また着付けや華道や茶道、お酒の席のマナーやお化粧まで、2ヵ国分の知識をしっかりと持っている才女。
その人間的な教養深さが、日常の動作からにじみ出ます。
ブスで卑屈になってしまっている女性だと、男性探しに躍起になって、必死感が出てしまう人も多いでしょう。
ですが、同じブスでもSちゃんはしっかりと自分の核を持っていて、自分のなかにある消えない価値を分かっています。
なので、Sちゃんは男性関係に焦りませんし、むしろいつも選ぶ立場にあるのです。
彼女は京都の奥ゆかしい教育を受けていて、「男性には従うが、手綱を握るのは女性だ」ということが、無意識に体にすり込まれています。
彼女は常に、「男性と食事に行くときは、財布を出さない」ということを徹底。
なので、彼女は絶対に「ワリカンで食事に行ける女」にならないのです。
私と一緒にいるときにも、そのような電話がかかってきたことがあります。
しかし、彼女は「私は奢りじゃないと行かへんから、お金があるときにまた誘ってな!」と、電話先の男性に当然のように答えていました。
その女性としての誇りの高さが、彼女自身の価値をさらに上昇。
たとえ顔はブスであろうとも、「Sちゃんとお近づきになりたい」という男性を絶やさないのでしょう。
なので、Sちゃんに好意を持つ男性たちは皆、人間を見た目ではなく、中身で選ぶ能力を持っている素敵な人ばかり。
Sちゃんは自分の生き方自体で、男性の本質を振るいにかけることもできているのです。
ブスでも異常にモテる女のエピソード4.仕事に対して前向き
Sちゃんのモテる理由は、それだけではありません。
Sちゃん自身は看護婦として働いていて、かなり安定した収入を得ています。
つまり、他人の好意に依存しないと生きていけないような、ただのよっかかりタイプの愛嬌だけで生きている、ブスとは違うのです。
彼女自身が激務である、病院での仕事をパワフルに楽しみながら、一生懸命に勤務。
たとえ疲れたとしても、美味しいものを食べたり、温泉に行ったりして、リフレッシュを上手に行っています。
なので、私たちは誰も、彼女が仕事でイライラしている姿を見たことがありません。
仕事のストレスをプライベートに持ち込まない強い精神力と、セルフコントロール能力を持つSちゃん。
たとえ、仕事の愚痴を言うときも、面白おかしく、笑い話として話します。
なので、聞いているこちらとしても、楽しく笑顔になれるのです。
ブスでも異常にモテる女のエピソード5.人間としての誠実さ
また、Sちゃんは他人の悪口や陰口を言いません。
ルールやマナーを尊重し、モラルや常識を重視し、卑怯なことやズルいことをよしとせず、いつも凛とした態度をしています。
その人間としての正しい姿に、同性も異性も惹かれるのです。
Sちゃんは嘘をついたり、人をあざむくことをよしとしませんので、そもそも隠さなくてはならないような行動を慎みます。
いつも堂々としていて嘘がなく、逆に自分にはできないことはその判断のうえで、しっかりと「NO」と言える冷静さも持ち合わせているのです。
そんな彼女は周りから、大きな信頼を寄せられていて、相談相手にも選ばれます。
そして、彼女とデートすることに価値があることを男性は分かっているのです。
Sちゃんは、「人間は顔ではない」ということを体現している、異常にモテるブスと言ってもいいでしょう。
まとめ
「顔はブス、心は美人」をまさに体現しているかのようなSちゃん。
彼女を見ていると、小さなことで卑屈になってしまいがちな自分が、小さなものに見えてきます。
「人間は持って生まれた財産だけではなく、その生き方が大切なのだ」と、彼女は教えてくれるのです。