友達がいない社会人の私の休日の4つの過ごし方

喫茶店と女性

35歳男性。現在は東京都内のIT企業の経理部門に勤務。現在の会社に転職してから社内サークルに入り、休日にはサークル活動に励んだこともあったが、同僚社員の輪の中に溶け込むことができず浮いた存在となってしまい、自然とサークル活動からは足が遠のく。それ以降は、休日は喫茶店に入ったり、書店巡りをするなどして定型化した過ごし方をしている。趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

休日のすごし方1.午前中は喫茶店に行く

喫茶店の風景

 

私は現在、民間企業の経理部門で働いており、土日祝日は休みです。

私の会社の社員数は数百名いますので、いくつかの社内サークルがあり、一度、私もフットサルのサークルに入ったことがあるのです。

しかし、なかなか同僚社員の輪のなかに入れずに浮いてしまい、それ以来サークル活動からは遠ざかっています。

 

また、私は高校生のときも、大学生のときも親しい友人ができなかったため、休日といっても一緒にすごす大人は妻しかいません。

しかし、結婚して数年経過すると、妻にとっては夫がずっと家の中にいるのが嫌らしく、「外出してほしい」と言われてしまっています。

 

そこで私は、休日は、朝食をとったあと外出します。

駅前のコンビニで新聞を買い、駅前の喫茶店に入るのです。

 

毎週、休日になると午前中の1時間から2時間は、この喫茶店で新聞を読んですごします。

1杯300円で時間をつぶせるのですから、お金の無駄遣いだとは思いません。

 

休日のすごし方2.自転車でサイクリングをする

海に向かってサイクリング

 

私は現在の会社に入社する前、重度のうつ病に罹患したことがあったため、現在も定期的に神経内科のクリニックに通院しています。

そして、主治医からは「かんかいしたからといって油断してはいけない。仕事をしていると、どうしてもストレスがたまるから、休日は体を動かした方が良い」とアドバイスを受けています。

 

このため、気分転換のために、たまに休日の午後は、自転車でサイクリングをするようにしています。

ひとりで、自宅から片道1時間くらいの距離のサイクリングをします。

 

いつも自宅を出るまではあまり積極的ではないのですが、サイクリングを終えて帰宅するころには、気分が少し良くなっています。

運動すると、脳の働きには良い影響がはたらくようです。

 

休日のすごし方3.書店巡りをする

書店

 

私の休日のすごし方としては、昼食を自宅でとったあと、ふたたび外出をして今度は書店巡りをすることもしばしばです。

自宅から徒歩20分圏内に大型書店が2軒ありますので、丹念に店内をまわって、気になる本を立ち読みするのです。

書店の店員のなかには、私の顔を見て「あっ、また来た」という顔をする人もいます。

 

店員のなかには、私の顔を見ると警戒感を露骨に示して、私の近くに来て大声で「いらっしゃいませ」と言う人もいます。

なぜ私が書店員から警戒されるのか、私は知っています。

 

私が2軒の書店で本や雑誌を購入したことが一度もないからです。

私は気に入った本や、雑誌を店頭で見つけても、書店で購入することはありません。

 

なぜなら、インターネットのオークションや、インターネットのショッピングサイトを利用して購入しているからです。

その方が安く買えるからです。

 

私が一度も本や雑誌を買うことがないものですから、私のことを不審に思っているのだと思います。

しかし、私は気にしません。

 

私と親しくなりたいと思ってくれる人は、ほとんど存在しないからです。

いまさら書店員から気に入られたいとは思いません。

 

 

休日のすごし方4.夕方、再び喫茶店に行く

喫茶店の風景

 

午後の書店巡りを3時間くらいすると、夕方になります。

私は歩き疲れた体を休めるために、書店の近くにある喫茶店に入ります。

この喫茶店でも、私は常連客です。

 

当初は、喫茶店の若い店員が、親しく私に声をかけてきたり、話しかけてくれたのですが、私が無愛想に返事したり、表情があまり変わらずぶぜんとした表情をしているようで、店員から話しかけられなくなりました。

そして次第に、喫茶店の若い店員が私の顔を見つけると「また来たよ」などと言っているのが聞こえてくるようになりました。

 

私は、ここでも冷ややかに見られつつあるなと感じながらも、あまり気にしないようにしています。

なぜなら、私の対人関係構築のスキルの低さは、いまにはじまったことではないからです。

私はコミュニケーション能力が低いと自覚していますし、空気を読む能力も低いと感じています。

 

喫茶店の店員が笑顔で私に接してきても、私が笑顔で返事をすることはありません。

むしろ、どうして笑顔で雑談をしてこようとするのだろう、と不思議に思うこともあります。

このような発想がいけないのだと妻から叱られたこともありますが、これは私の欠陥なのだと思います。

 

だから、これまで友だちができなかったのだと思います。

けれど、もう寂しいと思っても仕方がないと思っています。

毎月、きちんと給料をもらえて、毎日食事をとれて、生活するためのマンションに住むことができて、休日になると余暇をすごすために自転車に乗れたり、喫茶店でコーヒーを飲めれば、それで十分です。

 

まとめ

友だちがいないので、休日のすごしかたは定型化します。

午前は喫茶店で新聞を読み、午後は書店巡りをして、夕方には別の喫茶店に入りコーヒーを飲んで帰宅します。

 

毎週、これの繰り返しです。

他人から見ると、つまらない休日のすごし方をしていると見られると想像しますが、私はこれで十分なのです。