27歳女性。自営業。
女性の扱いが上手で、格好つけるのが大好きな旦那と結婚しました。
本当は甘えん坊で、シャイな彼に結婚後も夢中。
現在ハンドメイドキャンドルにハマっていて、100円ショップに通うのが趣味です。
つくったキャンドルをお風呂で灯すのが、癒しの時間。
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夫をさらに大好きになったエピソード1.バレンタインデーに逆プレゼント
バレンタインデーといえば、一般的に、女性から男性にプレゼントを渡すイベント。
ですが、私の旦那はサプライズが大好きな人間で、私がプレゼントをもらってしまったのです。
もともとその年のバレンタインデーは、おたがい仕事で夜遅くなるので、私からのプレゼントは前日に渡していたところを不意をつかれました。
旦那がバレンタインデー当日に、終電で帰ってくるとの連絡があったので、駅の改札まで迎えに行った私。
終電が最寄り駅に到着するタイミングで、ちょうど私のスマホに仕事の連絡が入りメール画面を開いたので、旦那が改札を通ってこちらにきた姿を確認しそこねていました。
「そろそろかな?」と思って顔をあげようとした瞬間に、目の前に薔薇の花が。
驚いて前を見ると、少しはにかみながら、「ハッピーバレンタイン」と言う旦那の姿があったのです。
嬉しいやらびっくりするやら、周りの人からの視線が恥ずかしいやらで、その瞬間は頭のなかが真っ白になりました。
すると、その薔薇からはチョコレートのような、とっても甘い香りが。
よく見てみると、その薔薇にはホワイトチョコレートのような白いロウソクがかかっていました。
旦那いわく、バレンタインデー限定で販売されている特製の薔薇だそうです。
「私のために、探して買ってきてくれたのか」という想いと、サプライズをしてもらえた嬉しさがこみあげてきた私。
旦那の、その少し気恥ずかしそうな表情が愛おしくてたまらなくなり、人目もはばからず、その場で抱きついてしまいました。
夫をさらに大好きになったエピソード2.隠れてお揃いにする
私には昔から馴染みのシルバーショップがあり、旦那もそちらの店長さんと顔見知りなので、たまに2人で遊びに行きます。
以前に行った際に、そこで販売されていたピアスに一目ぼれをしてしまい、その場で購入してからは、お出かけのときはほとんど毎回着用。
旦那も褒めてくれていて、「お揃いでつけようか」と誘おうとしたのですが、いかんせん、そのピアスのデザインはハート型。
いくらシルバーでモチーフがつくられて、少しゴツめだからといっても、さすがに「男性にはつけづらいだろう」と思い、とくに私からは誘いませんでしたし、旦那も購入しませんでした。
その1ヶ月ほどあとに、2人でデートに出かける際、旦那が洗面台で髪の毛をセットしていたときのこと。
旦那の耳もとに、ちらりと光るものが見えたと思ったら、なんとそのハートのピアスを旦那も付けていたのです。
旦那も購入したと知らない私は、思わず「それ私の付けてるの?」と言ってしまいました。
しかし本当は、旦那も本当はその場でお揃いで購入したかったけれど、店長さんの手前、恥ずかしくて言えなかったとのこと。
後日、私が仕事の日に隠れて買いに行ったはいいものの、タイミングを逃して、私にも言いづらくなってしまったそうです。
「一緒にお揃いを付けたい」と思ってくれているだけでも嬉しいのに、それを実際にしてくれたこと。
そしていちいち恥ずかしがって、シャイになってしまう旦那が可愛くて、ますます大好きになってしまいました。
お揃いのピアスを付けて出かけたその日のデートは、高校生カップルのようなウキウキワクワクしたものでしたね。
夫をさらに大好きになったエピソード3.酔っ払った旦那は甘えん坊
ある日の夜、旦那が旦那の友人たちと飲みに行って、夜が遅くなったことがありました。
いつもは遅くなるなら連絡が入るのですが、その日はなく心配していたところ、日付が変わってしばらく経ってから、旦那が帰宅。
いつも泥酔するほど飲まない旦那が、その日はかなり飲まされたらしく、帰ってくるなり玄関で、熱い抱擁してきたのです。
旦那はいつも少しクールで、あまり人に弱いところを見せない、よくも悪くもキザな人。
なので、その甘えてくる姿だけでもキュンときてしまいます。
私は、旦那が「帰宅したら、もしかしたら食べるかな」と思って、簡単な雑炊を用意していました。
それを勧めたら、酔っ払っていた旦那はご近所に聞こえるような大きな声で、「最高! 大好き! 食べたい! 食べる!」と子どものように言ったのです。
「迷惑になるでしょ!」と叱りつつも、子どもみたいなその姿に、母性本能はくすぐられまくりの私。
そしていざ食卓にならべると、「あーんして」とベタベタに甘えん坊になるのです。
いつものクールで、格好付けの姿はどこにもありません。
私も調子に乗って、フーフーして食べさせてあげましたが、正直今まで、そんな風なバカップルのようなことを普段はおたがいしないので、余計にドキドキしてしまいました。
たったそれだけの、はたから見れば本当に小さいことなのかもしれませんが、私のなかの旦那への愛情バロメーターは急上昇。
「この人が、こんな姿を見せられる地球で唯一の人になれたんだ」という愛おしさと嬉しさが今でも胸にあり、旦那のことを想うだけで心が暖かくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大好きで結婚した相手ですが、可愛らしい姿を見るたびに、ますます惚れ直してしまいます。
長続きする熟年夫婦などは、「結婚生活の間に、何度も相手に惚れ直しているからこそ」と、言いますよね。
私も旦那にとってそんな相手でいられたらと思いますし、旦那のことも、もっと好きになっていきたいなと思います。