35歳男性。フリーライター。
愛妻家だと思っていたのに、妻に冷たくされて、「今までの結婚生活はなんだったのか」と、思ってしまったりしています。
精神的に荒れてしまうと散在してしまいますが、その分を取材に変えて、収入を増やすように前向きに活動中。
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妻の冷たいエピソード1.体調に不安があるときに冷たい言葉をぶつけてくる
妻が体調を崩したときに、家事も仕事も両立しながら、わりとハードな生活を続けていたことがあります。
家事をまったくできないことも多かった妻。
出勤前に食事の準備や洗濯をするだけでなく、仕事帰りも買い物などをこなして、生活を支えていたのです。
忙しさから私自身も体調を崩しながら、なんとか仕事は続けている状態でした。
ある日お腹に痛みを感じるようになり、吐き気とともに血を吐いてしまった私。
日ごろストレスが溜まった状態だったので、「ついに胃潰瘍にでもなったか」と不安になったほどです。
病院にいくために仕事を休み、妻にも状況を伝えました。
そのときに言われたのが、「大げさなんじゃない?」と言う言葉です。
正直愕然としました。
こちらは妻を養うために、仕事をして家事もしている状態だというのに、労いの言葉ではなく、私を疑う言葉のほうが先に出たのです。
妻は、私の体がそれほど丈夫ではないことを知っていただけに、さらにショックでしたね。
結局一人で病院にいくことになり、胃カメラを飲んだ結果は逆流性食道炎で、胃に異常はなかったのです。
ほっとしたのと同時に、「二度と胃カメラは飲みたくない」とも思いました。
古い病院だったからか、胃カメラがかなり太く、飲むのも大変だったからです。
医師からはストレスが原因の可能性があることを指摘され、薬で治療を行うことになりました。
幸い薬で症状は治まり、そのあとは血を吐くということもなくなったのです。
ただし、妻の冷たい言葉はいつまでも突き刺さっていて、心のなかでは血を吐いているような状態。
まさか、もっとも信頼している妻に疑われるとは思っていなかったため、余計にショックでした。
せめて、不安な状態のときくらいは、「まず医者で調べてもらおう」など、気遣いがほしかったです。
妻の冷たいエピソード2.人を裏切るようなことを強制してくる
事情があって、親類の子を家で預かっていたときのこと。
わりと奔放な子で、さまざまな男性トラブルを起こしていたため、やきもきさせられることが多かったのです。
しかし、丁寧に言葉を尽くすことで、ある程度理解を得られるようになり、信頼関係を構築するにいたりました。
ところが、信頼関係を築くようになった途端、妻が「親類の子と浮気しているのでは」と疑いはじめたのです。
同居はしているものの、ほとんどの時間は妻と同じ部屋で過ごしており、浮気する時間など、どこにもありません。
まったく心配はいらないことを伝えているのに、根掘り葉掘り事情を聞いてくるようになりました。
もともと隠すことはなかったので、実際にしゃべったことなどはこと細かに、嘘などをつかずに答えた私。
妻は嘘をつくとすぐに怒る人間だったので、気をつけながら答えました。
問題は、親類の子のプライベートなことで、「内緒にしてほしい」と言われたことまで、しつこく聞いてきたことです。
「秘密にしてほしい」と言われたことに関しては、言うわけにはいかないため、「答えられない」と答えました。
ある程度怒られるのは覚悟していたのですが、妻は「話してくれないなら、家を出て行く」と言い出したのです。
冬の深夜の話だったため、さすがに慌てました。
そもそも、親類の子の事情を知っても、なにかできるわけではないのです。
ただ好奇心で掘り返してもよいことではないのは、本人も知っているはずなのに、「話せ。話さないなら出ていく」しか言いません。
仕方なく私が折れて内容を話したところ、妻が親類の子に「なぜ隠しごとをするのか」と説教をはじめたのです。
人間、一つや二つ、隠したいことはあるはず。
妻自身もそういったことがあるはずなのですが、他人にされるのは我慢ならなかったようです。
自分が気になったことがあれば、人を傷つけてもいいと言う姿勢や、信頼を踏みにじるような行動を見たのは、はじめてでした。
それが原因で親類の子が家出してしまい、保護するまでにまた苦労をすることに。
親類の子も不安定な状態だったので、十分に予測できた範囲でした。
どうしてそこまで他人に冷たくなれるのか、いまだに理解できないのです。
妻の冷たいエピソード3.ペットの熱帯魚を見殺しにする
病気の妻の気持ちの安定のために、熱帯魚を飼ったことがあります。
妻も気に入っていて、まめに面倒を見てくれていました。
最初はとてもかわいがっていたので、忙しくても安心して任せることができたのです。
ところが、熱帯魚に病気の前兆があらわれるようになりました。
水槽内で雑菌が繁殖することもあるため、こまめに水を変えて清潔に保てば、治るはずだったのです。
妻にも熱帯魚の調子が悪いことを告げて、こまめに水を替えてあげるようにお願いしました。
私がいるときは水を替えられるのですが、私がちょうど仕事で忙しく、様子を見る時間がないことも。
仕事に一区切りがついて、久々に水槽を見たときに驚きました。
ほとんど手遅れな状態まで、熱帯魚が弱っていたからです。
妻に事情を聞きましたが、「様子は見ていたが、水換えはしていない」とのこと。
その状態では、弱るのが当たり前です。
結局、熱帯魚は一匹も助からず、庭に埋葬することにしたのです。
そのときに妻が言ったのが、「こういうの、あまり悲しくないんだよね」という言葉でした。
心底、妻が冷たいと思っただけでなく、「子どもができたら、見捨てかねない」と思って、背筋が凍る思いでしたね。
まとめ
よくよく振り返ってみれば、冷たい部分があると思った時点で、別れておけばよかったと思います。
愛情があれば治るというものではなく、「性格の問題」と感じたからです。
仕事も家事もしてかえってくるのが冷たい態度であれば、一緒にいても後悔するだけですね。