妻が発達障害であるがゆえに大変なこと3つ

メモを取っている女性

28歳男性。発達障害を持っている同士で結婚しました。妻が話を聞いていなかったり、簡単な計算ができないので大変な生活をしています。なので、生活がスムーズに行くような工夫を考えています。現在は、ウェブライターとして多方面で執筆中。

 

 

妻が発達障害で大変なことその1.話が正確に伝わりにくいこと

話し合っている人間

 

私と妻は同い年の28歳です。

キッカケはNPOのサッカーサークルに参加したことです。

私が、マネージャーをしていた妻に「おはようございます」と声をかけたことがはじまりです。

 

その日に車を使わないで帰宅するのが、なんと私のみでした。

そして、ランチも食べてないこともあり、おなかが空いていたので、柏のハンバーガーショップで食事をすることにしました。

 

初対面で付き合ってもいない友達関係だったのに、いきなり食事に行くことになりました。

このような出会いから、付き合って結婚した期間を合計すると5年経ちました。

おかげで夫婦としての生活も慣れてきました。

 

しかし、発達障害をもっている妻なので大変なこともあります。

それが、自分の話していることが相手に伝わりにくいことです。

たとえば、自分がランチのことについて話しているのに、相手はディナーのことばかり考えている。

 

このような勘違いが多く、私の意図が間違って妻に伝わっていることがあります。

さらに、自営業として二人で仕事をするときもあり、「オークションにこの商品を出品してほしい」と頼んだときがありましたが、出品してほしい商品ではなく、販売するつもりではない商品を表示させてしまうので大変です。

 

たしかに、プライベートで私の話が伝わらないのは仕方がないと思えるのですが、ビジネスをしていて上手く伝達できないのは仕事に支障があります。

そのため、最近では簡単な仕事内容も、口頭ではなく紙に書いて理解させるようにしています。

 

もし、発達障害のない妻なら「これをやっておいて」と言えば、こちらの想像しているような結果を得られることでしょう。

しかし、発達障害があるだけで工夫をしなければいけないのが大変です。

 

この部分だけは妻に改善してほしい、と願っています。

そして、私も妻に分かりやすく伝えるために専門用語や難しい言葉を使わないように心がけています。

 

妻が発達障害で大変なことその2.妻が話を聞いていないように見えること

話している女性

 

妻が発達障害で大変なことは、私の話を聞いていないように見えることです。

妻に「自分の話を聞いていないの」とたずねても「聞いているよ」と返答してくるのですが、自分が話したことを説明してもらえると聞いてみると、なにも覚えていないで、話を忘れてしまうのです。

 

なので、話を聞いていないそぶりをする妻を怒ってしまうことがあります。

これは、発達障害の人にとって逆効果なのは知っているのですが、どうしても聞いていない態度に見えてしまうのでイライラします。

 

そこで、私は妻が話を聞いているように見せる方法を教えました。

それが、相槌を打つことです。

しかし、ふつうの人がおこなうような相槌は不可能なので「うん」「そうだね」と言いながら、首を振ってもらうようにトレーニングをしました。

 

その結果、先ほどの二つの言葉を言いながら、うなづけるようになりました。

最初のころは、うなづきもなく反応も遅れていたのですが、うなづくことはクリアしていました。

おかげで、イライラすることは減っています。

 

しかし、まだオウム返しを繰り返しているだけなので、トレーニングをしてふつうの女性と変わらないようなコミュニケーションスキルを身につけてほしい、と考えています。

このように、健常者であれば簡単な会話も発達障害をもっていると難しいのです。

なので、私が理解してあげることが難しく大変なことだと考えています。

 

 

妻が発達障害で大変なことその3.簡単な計算ができず、家計の管理を任せられないこと

計算している人間

 

 

妻が発達障害のため大変なことは、簡単な計算ができなくて、電卓を使っても間違うことがあるので、会計を管理してもらうことが不可能なことです。

私は、女性と結婚したら家計を管理してもらって、お小遣い制にして、やりくりしてほしいと考えていました。

 

しかし、妻は計算をすることが苦手です。

ただ、暗算をしたり、計算が苦手であれば電卓を使ったりして対応してもらうことも可能です。

しかし、電卓を使ってもミスをしてしまいます。

 

それは、数と数を足し算・引き算・かけ算・わり算のどれを使って計算をするのが適切なのか分からないのです。

また、商品の値引率を計算することもできません。

たとえば、3000円の商品が30%オフで販売されている場合、掛け算を使えば割引された金額を求めることが可能ですよね。

 

なので、家計の管理を安心して任せられないのです。

そこで、100マス計算などの脳トレーニングをして改善してもらおうと試みています。

 

しかし、カンタンな計算問題を出題してみると、電卓を使用しても答えを求められません。

このように計算力のないので、私が家計を管理することになり大変な生活をしています。

 

まとめ

発達障害をもつ妻と結婚したことで、健常者と同じように行動してくれないのでイライラすることがあります。

しかし、私が工夫することによって生活できることは分かりました。

なので、発達障害をもっている妻をおもちの人も、創意工夫で夫婦生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。