発達障害の私がクビになった3つの理由、その後したこと1つ

考えている人

28歳男性。発達障害のためアルバイト・派遣のホールスタッフを経験してきたが、2年以上勤務した経験がありません。そのため、現在はウェブライターとしてランサーズやPVモンスターで執筆中!趣味はカフェめぐりです。

 

 

発達障害の私がクビになった3つの理由

私がクビになった理由その1.仕事が覚えられなくて解雇されてしまった

見上げる社会人

 

私は、21歳のころに、柏そごうにある某ホテルの中華料理店にアルバイトとして入社しました。

職種はホールスタッフとしてお客様へ食べ物を配膳したり、食事されたあとの、後片付けをするのが主な業務です。

 

そして、初日はホールや座席を覚えることからスタート。

ここで、発達障害のため苦労したことは、料理名や調味料の種類、テーブルでの調味料の設置方法が覚えられなくて、マネージャーの男性に怒られることが多く、精神的にもダメージがありました。

 

ふつうの人であれば、覚えられるように復習をかかさないでしょう。

しかし、私は怒られたことにより仕事のモチベーションが低下してしまい、集中力がなくなってしまいました。

 

そして、2日目もメニューを覚える仕事がありましたが、出社してみると、覚えられない私に呆れてしまったマネージャーは、私に仕事を振ってくれません。

しかし、商品を配膳することはできたので、お客様に運ぶ仕事を与えてもらいました。

また、食事が終わった人のテーブルに行って、お皿やグラスをさげたり、調味料が少ないテーブルに補充する仕事を黙々と続けることにしたのです。

 

ほかにも、割り箸をテーブルに補充することや、割り箸を袋につめる作業をおこなうだけの単調な作業を繰り返していました。

また、3日目以降は、これらの作業を繰り返すだけで怒られることもなく、順調に仕事をこなしていました。

 

しかし、7日目に出社して接客や箸や調味料の補充をしている途中で、マネージャーの男性から急に「店長室にきてほしい」と言われたのです。

そうしたら、ここで勤務を継続しても仕事を覚えられないと、店長とマネージャーが相談し判断したので、即日解雇することになりました。

 

このように仕事を覚えられなくて、1週間で仕事を解雇されてしまいました。

それでも、1週間分の給料は1ヶ月後に振り込まれたので満足しています。

 

それで、解雇を言い渡されたあとに、自分なりに「どうして解雇されたのか」考えてみました。

すると、上司やマネージャーとコミュニケーションを取ることができなかったのが、原因だと考えています。

 

私がクビになった理由その2.営業をしていたときにノルマを達成できなくて解雇&倒産したこと

倒産の危機

 

私がホテル系の専門学校を卒業して、内定をもらうことができず、既卒として就職活動をしていました。

しかし、実家は経済的に余裕があるわけではないので、時間の融通がきく派遣社員として、携帯ショップで端末をお客様に営業する仕事に就くことにしたのです。

 

初日は、店舗で必要なスキルを習得するために「声だし」の研修からスタート。

この研修では、大きな声を出すだけなので私には向いていました。

そのあと、お客様と接するために料金プランの内容を記憶する座学を受講しました。

 

最初は、覚えることが難しかったのですが、研修を重ねていくうちに覚えることに成功して、自信をつけることができたのです。

そのあとは、携帯ショップでのカウンターへの座席のご案内や料金プランの説明をお客様におこなうOJTをこないました。

 

このようなOJTを繰り返して、1ヶ月するとあとから入社した後輩に仕事を教える、教育係を任せられて仕事が順調でした。

しかし、入社してから1年を経過すると、携帯電話の契約ノルマが課されるようになります。

 

そのため、携帯電話をお客様に契約してもらうために、都内(新宿・渋谷・立川・青梅のドコモショップ)や埼玉(大宮のドコモショップ)に外回りの営業をさせられるようになりました。

営業を各店舗で積極的におこないましたが、月20件の契約ノルマを取れていないと上司から渋谷のカフェに呼び出され、そこで、ノルマに届いていないので都内の営業を外されてしまうことに。

 

結果、埼玉のドコモショップのみの営業のみ担当になり、勤務日数も減らされてしまいました。

さらに、この異動から2ヶ月経過したころに上司から電話がはいりました。

 

そこで、「ノルマを達成できないので退職してほしい」と言われて解雇。

しかし、この会社は解雇されてから1ヶ月後に、給料の件で人事部に連絡を取ったところ電話がつながらず、先輩から倒産したことを聞かされました。

なので、最終的には解雇になったことは幸運だったと考えています。

 

 

私がクビになった理由その3.障がい者採用でお好み焼き屋さんに勤務し、コミュニケーションがウマくいかず解雇された

上司との会話

 

これは、2015年9月から働きはじめたお好み屋さんで解雇されたことです。

ここでは、店内の清掃業務に携わり仕事量が増えてしまったことで、ケアレスミスが多くなり集中力が続かなくなって出社拒否をするようになりました。

 

その結果、2016年の5月に「働けないのであれば解雇したい」と言われてクビになってしまったのです。

 

発達障害の私がクビになって、その後したこと1つ

私がクビになったあとにしたこと1.ポスティングのアルバイトをスタートした

ポスティングの仕事

 

私は、人間関係やお客さんと接する仕事をして解雇されました。

そのような失敗を繰り返したので、ほとんど人と関わることがないポスティングの仕事に就きました。

 

この仕事は、与えられたチラシを期限内に配布すれば業務が終了します。

余計な人間関係もなく接客をしているよりも向いていると考えています。

 

まとめ

私が解雇された理由には共通点があります。

それが、上司とのコミュニケーションが取れなくて体調不良や適応障害がおきて解雇になりました。

 

逆に言えば、上司とコミュニケーションをスムーズにとることが可能であれば、解雇されることもなかったです。

なので、発達障害で仕事がうまくいかない人は会話のトレーニングをして、上司と話せるようになれば長期就労が可能でしょう。