ざけんな!「それな」にうざいと感じたエピソード6つ

怒っている女性

29歳女性。クラウドワーカー。

「動かざること山の如し」の勢いで、絶賛引きこもり中の半ニートです。

 

自分のことを常々、「温厚な性格だ」と思っていた。

しかし、「それな」を使う人へ対しては、沸点が低くなりがちな、自分を新発見。

 

それと同時に、「自分自身も、そこまで日本語が得意なわけではない」という、にブーメランも気付きます。

 

 

「それな」にうざいと感じたエピソード1.年下の新人バイトに、仕事を教えている最中の「それな」

残念な気持ちになる女性

 

私がまだ、クラウドワーカー(個人事業主)となる前、確か20代前半のころです。

そのとき、コールセンターでアルバイトをしていた私。

そこに入ってきた新人バイトの女の子が、やたらと「それな」を使っていました。

 

たとえば、新人バイトの子から、「こういうときはどうするんですか」と聞かれたときのこと。

私が「ここはこうしてください」と答えると、「あ~それな~」と言うのです。

 

この時点でちょっとだけ、仮にも年上(私のほうが、新人バイトよりも2歳上)で、「先輩にあたる人にする言葉遣い?」と思いました。

しかし、ここで怒ったりするわけにはいきません。

 

なぜなら、私はただでさえ、職場で嫌われ者となっていたからです。

なので、私は「さらに嫌われる」と思い、ぐっと堪えました。

 

でも、この新人バイトはこれ以降ずっと、私と会話をするときは「それな」を連発。

「うざい」と思ったのは、私以外の、ちょっと怖そうな社員には、「それな」を決して使わなかったことです。

 

「それな」にうざいと感じたエピソード2.年上の上司へ仕事の報告をした際の、偉そうな同意「それな」

大口をたたく男性

 

コールセンターには、スーパーバイザー(SV)と呼ばれる社員がいます。

その人が実質上司にあたるのですが、その上司も稀に、「それな」を使う人だったのです。

 

たとえば、私が「こんな顧客で、こういうクレームがあって」と、仕事の報告をすると「ああ、それな」と答えます。

「それな」と言っただけで、とくになんの指示もありません。

 

この上司は、30代前半で、ちょっとチャラい感じの男性でした。

服装もスーツではあるものの、粋がっている雰囲気があります。

美人な同僚には、決して「それな」を使わないのに、私みたいなブスにだけ、偉そうに「それな」と答えるのです。

 

「それな」という単語のうざさに、イラッときたできごとでした。

 

「それな」にうざいと感じたエピソード3.一見優しそうな同僚に相談をした際の、面倒くさそうな「それな」

カフェ

 

コールセンターで働いていたときのこと。

私は、「仕事ができないうえに、容姿がブサイクだから」と、同僚や上司からは嫌われていました。

 

仕事中に聞こえるように名指しで、悪口を言われるのは日常茶飯事。

なので、当たり前のようなできごとでした。

 

それでもやっぱり、私だって人間ですから、傷つきます。

嫌われることは誰だって嫌ですから、泣いてしまうこともありましたね。

 

「使えないブスは早く辞めろ」、「整形してこい」。

仕事の休憩中、その日に言われた悪口に耐えきれず、職場のトイレで泣いていました。

 

「誰かくる前に、早く涙を止めないと」

そう思って洗面台で顔を洗っていると、同僚女性が「どうしたの? 大丈夫?」と話しかけてくれたのです。

 

その同僚女性は、最近入ったばかりの30歳の主婦の方。

だからなのか、私にひどいことを言ってくるような様子もありません。

 

私は「大丈夫です……」と言って、立ち去ろうとしました。

ですが、「良かったら、話し聞くよ」と優しく接してくれて、そこで断ればいいのに、その優しさにすがってしまったのです。

 

仕事終わり、「まだ晩御飯の用意には、時間があるから」と、同僚女性が喫茶店に誘ってくれました。

そこで、話しを聞いてもらうことにしたのです。

 

しかし、「職場でのいじめが辛い」と話していると、相づちなのか、「それな」をやたら連呼してきます。

「それな! あるある。私もそういうの言われたことあるよ」

 

そう言いながら、同情してくれるものの……。

携帯を操作しながら、面倒くさそうに、会話の間で「それな」を入れてくるのです。

 

「それな」がうざくて、相談する気が一気になくなってしまったできごとでした。

 

 

「それな」にうざいと感じたエピソード4.祖母に、両親のことで相談したときの、流すような「それな」

母親

 

私の両親は「クズ」という言葉が似合う人たちで、小さいころから、そんな両親に困らされてきました。

20代半ばのころ、両親のクズっぷりに参ってしまって、母方の祖母に相談したことがあります。

「お父さんは相変わらずパチンカスで、お母さんは浮気してるか、宗教してるかどっちかで、しんどい」と。

 

「できれば、祖母に母の宗教狂いだけでも、止めてもらえないものか」

そう思っての相談でした。

 

しかし、祖母から返ってきたのは、「それな」の一言。

まるで、私の話しを聞き流すかのような、「それな」という相づちをするのです。

 

「お婆ちゃんまで、そんな言葉遣いをするの?」

そう思わずにはいられず、「うざい」と感じてしまいました。

 

祖母は祖母なりに、「私の両親に関わりたくない」と思っての態度なのでしょう。

ですが、それにしても「『それな』はない」と思いました。

 

「祖母は、孫を愛してくれている」

そう勝手に思っていたので、「それな」という一言で切り捨てられたことにも、ショックでしたね。

 

「それな」にうざいと感じたエピソード5.仕事の契約相手からの、ノリの軽いメールと「それな」

パソコンを眺める女性

 

現在の私は、「もう二度と外で仕事をするもんか」という決意のもと、自室のPCの前で常に作業をしています。

クラウドワークスなどで、仕事を受注して、お金を稼いでいるクラウドワーカーとなりました。

 

クラウドワーカーとして仕事を受注していると、こういうことがあります。

たまにですが、仕事の発注者が、「社会経験ありますか?」というメールを送ってくるのです。

 

その相手は、今まで受発注を交わしたことがない人。

たまたま私のプロフィールなどを見て、メールをくれたようでした。

 

そこから仕事の話しを詰めていると、段々と相手の方のメール内容が、とてもフランクになっていったのです。

私が「○○務の業の場合は××したほうがいいですよね」といった内容を相手に送信。

そこで返ってきたのが「それな! お願いします!」というメールです。

 

思わず「うざっ!」と、声に出てしまいました。

私も、敬語をまともに使えなかったりしますし、アルバイト経験しかないので、偉そうには言えません。

しかし、軽いノリで「それな」と同意されるのも、「ちょっとうざい対応だな」と感じてしまいます。

 

「自分はこういったことは決してしないように、反面教師にしよう」と感じました。

 

「それな」にうざいと感じたエピソード6.電車内で連発される怒涛の「それな」

電車の中

 

引きこもっていても、風邪を引くようですね。

1週間以上、咳と痰が止まらない私は、久しぶりに家から出て、電車で片道20分ほどの市民病院へと行きました。

 

診察を終えて帰る途中、電車のなかで座席に腰かけ、咳を堪えていた私。

すると、停まった駅で、2人組の男子高校生が乗ってきました。

そして、私の座っている席の前に立って、お喋りをはじめたのです。

 

ここまでは、まあよくある光景です。

ですが、しかし男子高校生の1人が、なんだかこそこそと、隣の男子高校生に話しかけています。

 

私は耳がいいので、よく聞こえたのですが、どうやら私の容姿について、話しているようで……。

「ここまで顎でかい女、はじめて見た」、「写メ撮って、Twitter載せよっか」なんて言っています。

 

その時点で、「うざいな」と思いました。

ですが、話しかけられている男子高校生のほうが、やたらと「それな」を連発。

 

「それな~」、「ああ、それなそれな」、「うっわ解るわ~それな!」など。

いろんなバリエーションの「それな」を1駅5分区間で何回聞いたことでしょう。

私がブスだとか、そういう話よりも、「それな」が風邪で辛い頭に響いて、「本当にうざい」と思ってしまいました。

 

最近の若い子がとくに使う「それな」は、とても嫌ですね。

言われるほうは「またかよ、うざいな」と感じるだけなので、「あまり使わないほうがいいのに」と、いつも思っています。

 

まとめ

いつのころからか流行り出した「それな」は、相手の言葉に同調しているように聞こえます。

ですが、実はよく聞いてみると、「話しを聞き流している」、「偉そう」というネガティブな印象を受ける、最悪ワードなのです。

 

今現在、「それな」をよく使っているあなたは、言われた相手が「うざい」と思っていることを知って、使用頻度を控えましょう。