「可愛いは正義だ」と実感したエピソード3つ

納得する女性

41歳、既婚女性。

夫と郊外のベッドタウンで、静かに暮らしている。

 

見た目は「どこにでもいる、ごく普通の顔」であるため、可愛いことによる恩恵を受けた記憶は皆無。

しかし、周囲には、なぜか可愛い美少女が多め。

 

 

可愛いは正義だと実感したエピソード1.最近知り合った美少女の話

美少女

 

数年前に、ちょっとしたきっかけで、とても可愛い女の子と知り合いになりました。

テレビや雑誌などでも、見かけないレベルの可愛さです。

 

一緒に歩けば、誰もが思わず、視線を向けていることに気が付きます。

「目で追わずにはいられない」、そういうレベルの、半端なく可愛い美少女です。

むしろ、どうして彼女が一般人として存在しているのかがよく分からないほど。

 

しかも、彼女は性格もいいのです。

そんな彼女と一緒にいると、「可愛いは正義」と痛感することばかり。

 

そんな彼女と私は、同時期に、同じSNSを開始しました。

彼女は利用頻度が低めであるのに対し、私は比較的多め。

しかし、フォロワーの数には数十倍の差が生じています。

 

そこにつくコメントも、感心するほど、彼女を絶賛するものばかり。

でも、理解できるのです。

絶賛せずにはいられないほど、圧倒的な可愛さなのですから。

 

彼女がなにをしようとも、ファンは増えていくばかり。

身近にいる私ですら、彼女がなにをしても、なにをいっても「アリ」だと思うのですから、無理はありません。

 

まさに「可愛いは正義」なのです。

 

可愛いは正義だと実感したエピソード2.中学時代のいじめっ子の話

中学校の教室

 

「可愛いは正義」だと思うようになったのは、なにも最近の話ではありません。

思い返してみれば、最初にそれを実感したのは、中学校1年のころです。

 

クラスに、色白で、とても可愛い女の子がいました。

少し冷たいような印象のある子で、クラスのなかでは女王様のような存在。

 

そんな彼女は、少し意地悪な性格をしていたのです。

彼女からの「いじめ」がはじまったのは、唐突でした。

 

いま思い出しても、理由が分かりません。

なにが気に食わなかったのか、ある日から、彼女は私に対して、暴言を吐くようになりました。

 

私物をゴミ箱に入れられたり、すれ違いざまに突き飛ばされたり。

部活も同じだったので、つらい日々でした。

 

大して期待はしていなかったものの、一応は部活の顧問と、担任に相談。

すると、二人とも、口を揃えて、「あの子がそんなことをするはずがない。うそをついてはいない」と言ったのです。

 

私が怒られる始末でした。理不尽だと思いましたね。

きちんと彼女にやられたことを話したのですが、結局はまったく信じてもらえませんでした。

いま思えば、部活の顧問や担任は、彼女のなにを知っていたというのでしょう。

 

たしかに彼女は可愛くて、成績もよく、スポーツも万能でした。

だから「いじめをするわけがない」という理論なのでしょうか。

顔や成績、運動能力と、性格を混同していたのでしょうか。

 

大人ですら、その反応ですし、同級生たちは彼女に下僕のように従うばかりでした。

「『可愛い』というのは、なによりも強力な武器なのだな」と、そのころ思ったものです。

 

その反面、私は、どこにでもいる普通の顔。

もしも私が、彼女ほどに可愛かったなら、先生たちも少しは私の話を真に受けてくれたのでしょうか。

 

 

可愛いは正義だと実感したエピソード3.親戚の話

マイク

 

そんな私の親戚にも一人、とても可愛い女の子がいます。

とても同じ血が入っているとは思えないほどの可愛らしさで、会うたびに、その可愛さに感心してしまうのです。

大人になり、化粧を覚えてからは、ますます可愛さがアップしたように感じています。

 

すでに30を越えて大人になってしまいましたが、彼女も10代のころは驚くほど可愛かったものでした。

そんな彼女の子ども時代の夢は、「芸能人になること」だったのです。

 

子どもの夢としては、とくに珍しくもない、ありがちなものではあります。

しかし、彼女の場合は、両親祖父母兄弟姉妹に至るまで、その夢を全力で応援していました。

残念ながら受かったことはないようですが、片っ端から芸能関係のオーディションを受けていたのを、今でも思い出します。

 

ほかの兄弟姉妹は、家事の手伝いなどもさせられていましたが、彼女はそれらを免除されていました。

「芸能人になるなら、必要ないから、やりたくない」という、彼女の意見に両親が従ったためです。

 

ほかの兄弟姉妹も決して見た目は悪くないのですが、明らかに彼女だけが優遇されていました。

もしかしたら、「彼女が長女である」ということもあったのかもしれません。

 

それにしても、ほかの子たちが可哀想に思えてなりませんでした。

芸能人ではなく、一般人としての扱いでしたが、何度かテレビで彼女の姿を見かけたことがあります。

 

「本当に芸能界を目指すのかな」と思いきや、高校卒業を待たずに妊娠して出産。

夢を叶えることはできませんでしたが、それでも現在に至るまで、彼女が家族のなかで、最も大事にされているように見えます。

 

まとめ

ひとことで「可愛い子」といっても、中身はさまざま。

いい子もいれば、意地悪な子も、怠け者な子もいます。

もちろん、可愛いなりの苦労も少なくないことでしょうが、可愛い子は明らかに優遇されるのは間違いありません。

 

まさに「可愛いは正義」なのです。