26歳女性。英会話講師として勤務。妊娠7か月で退職する。21歳で前夫と離婚。25歳で妊娠し、破局。神奈川県で働いていたが、出産を機に実家の愛知県に引っ越す。出産後、実家で生活。現在は新しい彼と子育てに奮闘中。
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再婚したいと感じたこと1.ひとりでする子育てはあまりにも孤独だった
私は、21歳のときにフィリピン人の男性と、国際結婚をしていたことがありました。
そのときは、日本とフィリピン別々で暮らしていました。
彼のビザの申請がとおり、日本で働くことが許されることを待っていました。
フィリピン滞在中に、私は妊娠しましたが、親からの猛反対にあい中絶をしました。
中絶を宗教的に禁じている彼は、私の判断があまりにも残酷だったらしく、離婚することになりました。
25歳になった私は、4つ下の彼氏と付き合っていました。
彼は大学生で、就職することも考えておらず、親が裕福なため経済的にも援助をしてもらっている人でした。
私との結婚を考えてくれており、いつか一緒になりたいと話し合っていました。
その彼氏とのあいだに、子どもができ、私はとても喜びました。
彼も喜んでくれるだろうと思い、報告しましたが、返ってきた言葉は意外な言葉でした。
「まだ、父親になる準備ができていない」と、言われていました。
私はあまりにもショックで、その場で彼と別れ、自分だけで育てていこうと決心しました。
ただ、現実は甘くありませんでした。
経済的にも、精神的にも、ひとりですべてを抱えていくのは大変なことでした。
妊娠しているときも、体の変化を共有できる相手も、もちろんいませんでした。
辛いときもうれしいときも、その感情を伝えることができませんでした。
そのときに、「誰か一緒にいてくれたら、どれほど幸せだっただろう」と、考えるようになりました。
子どもが産まれて、親の助けを借りながら育てていくのも、親不孝でしかないと感じてしまいました。
本来なら、父親がやってくれることを親がかわりにやってくれて、負担をかけていました。
もちろん、子どもの少しずつの成長も、愛する人と一緒に見届けたいと思うようになり。
再婚したいと、あらためて思うようになりました。
再婚したいと感じたこと2.子どもにとって父親は必要な存在だから
私は、一人っ子だったので、一緒に遊ぶ相手は兄弟ではなく両親でした。
母親は、専業主婦だったため、いつも家にいて寂しい思いもしませんでしたし、父親もとてもかわいがってくれました。
父親の仕事の関係上、アメリカに7年間住むことになり、大変なときもありました。
でも、今となって、その経験から英会話講師にもなれて、今の私がいるのは父親のおかげでした。
自分にとって、どれほど父親という存在が大きいか、身にしみて感じていました。
自分の子どもにとっても、絶対に父親がいたほうが、人生がより幸せになるのだろうと思いました。
父親がいたほうが、家族とはどのような存在で、自分にとってどのような影響があるのかということを知れます。
父親がいないことで、知らずしてどんどん成長していってしまうのが、とても怖くなりました。
子どもが男の子なので、なおさら父親から学ぶことはたくさんあると思います。
子どもの将来のためにも、再婚をしたいと強く思うようになりました。
父親がいれば、同じ男として目標にもなってくれるでしょう。
再婚をするつもりが、まったくなかった私でしたが、再婚ができるように努力することを決心しました。
再婚したいと感じたこと3.経済的援助が必要だった
私は、子どもをひとりでみることになってしまったので、働くことができませんでした。
産まれる前は、自分の母親に子どもを預けて働こうと、決めていました。
実際に産むと、自分で面倒が見たいと思ってしまいました。
母親にとっても、子育てはかなりの負担になってしまっていたので、自分でみることにしました。
実家で暮らしていたので、家賃は必要はありませんでしたが、貯金もできず親に迷惑ばかりかけてしまいました。
再婚をすれば、相手が働いてくれるので、もちろん貯金もできますし、私は子育てに専念できます。
親の力をまったく借りないことは、不可能かもしれませんが、今よりもはるかに楽になるだろうと思いました。
国からの補助金は、少しはもらえますが、今後がとても心配です。
いつまでも、親に頼ってばかりいては、親不孝な娘になってしまいます。
再婚をして、旦那さんに稼いでもらい、私は家事と子育てをする。
シングルマザーなので、なかなか難しいことはわかっていますが、前向きに頑張ります。
まとめ
子どもにとって、父親という存在が絶対に必要です。
それは、誰しもがわかっていることですが、自分が母親という立場になって、改めて実感するようになりました。
引っ込み思案になりがちでしたが、社会に出て父親になってくれる人と、出会えるように努力していこうと決めました。