顔のせいで……ブサイクすぎるがゆえの悩み4つ

頭を抱える男性

26歳。男性。

職業は、フリーランスのウェブライターです。

 

自分の顔の醜さを気にするあまり、人混みを避けて行動する癖がついた。

顔のせいで、何事にも自信が持てず、失敗することが多い。

 

趣味は、カラオケとゲーム。

 

 

ブサイクすぎるがゆえの悩み1.鏡を見てしまう

 

顔が気になって鏡ばかりを見てしまいます。

本来、それはナルシストな人によくある癖だと思われがちですが、ブサイクだからこそ、鏡を気にしてしまうのです。

 

道を歩いているとき、ガラスが反射して鏡のようになった一瞬でさえも、覗き込んでしまいます。

自分の顔が少しでもマシに見られるよう、髪が崩れていないか、顔になにかついていないかを確認してしまうのです。

 

人と会話しているときにも、気になってしまうことが多い私。

鏡に目がいってしまうと、相手の会話が耳に入らず、もう一度聞き直すことになってしまいます。

 

以前、友人にその現場を見られたことがあります。

あとあと友人が、「ブサイクの癖に、ナルシストっぽい」と話していたのを聞いてしまいました。

 

傍からみればそう思われるのも分かるので、できるだけ見ないようにはしているのですが、どうしても見てしまうのです。

また、反射した自分の顔を気にしすぎて、ガラスだということに気づかず、建物のなかにいる人に笑われたこともありました。

 

自分の顔のことを気にすると、注意力が散漫に。

最近はできるだけ意識せず、歩行中は音楽を聴いたり、景色を見たりして、意識をそらしています。

 

それでもときどき、お店のなかに鏡があると目がいってしまい、慌てて視線をずらすのです。

気にしながら歩くのは、とても疲れます。

 

ブサイクすぎるがゆえの悩み2.マスクが手放せない

マスク

 

できるだけ顔をさらしたくない私は、マスクを常に常備しています。

顔が隠されていることで、幾分か安心できるのです。

しかし、季節によっては、大変な思いをします。

 

冬や春は風邪予防、花粉予防で言い訳ができるのですが、夏はそのような理由もありません。

しかも、気温が高いので、マスクでの生活が厳しいのです。

 

大学生時代、講義には夏でも、しっかりとマスクをつけて出席していました。

やはり、夏にマスクを付けていると、空調が効いてるとはいえ、とても暑苦しいのです。

どうしても、汗だくになってしまいます。

 

その汗のせいで、より周りの目が気になり、講義に集中できないこともしばしばありました。

周りからも気持ち悪がられ、気にすることが多くなってしまった私。

 

トイレに行くふりをして、講義から逃げ出してしまったこともありました。

我ながら「情けない」と思ったのを覚えています。

 

また、食事中はどうしても、マスクを外さなくてはなりません。

学生が大勢いるため、できるだけ食堂での食事はしたくなかったです。

しかし、時間もないので、仕方がなく食堂で食べていました。

 

周りを気にしてしまい、あまりおいしくない食事をすることが多かったと思います。

食事している間も、こんなくだらないことを気にする自分がとても悲しくなりました。

 

 

ブサイクすぎるがゆえの悩み3.一緒に行動する人に申し訳なく思う

頭を抱える男性

 

ブサイクな私でも仲よくしてくれる人はいるので、友人が横を歩くことはもちろんあるのです。

ですが、そんなときにも周りを気にしてしまいます。

周りの人に、私の横を歩いている友人が、私の知り合いと思われるのが、とても申し訳ないことのように思えてならないからです。

 

マスクで隠しているとはいえ、不安になってしまいます。

「こんなブサイクな人間の、知り合いと思われていいのだろうか」と。

 

ある日、友人と道を歩いていたとき、すれ違った人がクスクス笑っているのに気がつきました。

私が笑われるのはともかく、とても不安になったのを覚えています。

「『あんなブサイクなヤツが、友だちなのか』と、友人が思われていたらどうしよう」と。

 

友人は「そんなこと気にするな」と言ってはくれますが、いまだに横を歩くのが怖いときがあります。

友人を持つことにも、不安を感じなければならないのは、今でも悩みです。

 

ブサイクすぎるがゆえの悩み4.イケメンと行動するのが怖い

しゃがみ込む男性

 

イケメンな人と行動をともにすると、どうしても比べられてしまうことがあります。

顔がいい友人とレストランに入ったとき、店員さんが奥で会話するのが聞こえてきました。

 

内容は「すごい顔面の差」「びっくりする」といったもの。

とてもショックだったことを覚えています。

 

それ以降、イケメンな人と道を歩くのが怖く、なかなか仲よくできません。

そうすることで、必然的に交友関係も狭まります。

 

また、イケメンと顔を比較するためだけに、飲み会に呼ばれたこともありました。

急に飲み会に呼び出された私は、少し嬉しく思いながら、会場に向かった私。

 

入店して、席近づいた瞬間、爆笑が起き、私のすぐ横にイケメンが並びました。

それを見てまた笑いが起き、「もういいよ! 帰れ!」と笑いながら言われたのです。

冗談だとしても、私にそれを冗談で返す余裕はなく、愛想笑いで席に着き、暗い気持ちを抑えたまま、飲み会を終えました。

 

今では少しキャラも変わり、その程度であれば冗談で返せるようになりましたが、今でも辛い思い出です。

 

まとめ

ブサイクであると、悩みは尽きません。

ですが経験した分、悩みに対処できるようになってきていると感じています。

 

「気にしすぎ」のが一番よくないと思いますので、できるだけ力を抜くといいことを学びました。