35歳男性。現在は東京都内のIT企業に勤務。
栃木県の公立中学で中学生生活を送ったが、中学校の自転車置き場で大便を漏らしたり、売られたけんかを買って返り討ちにあったり、同級生に勝手に片想いをして勝手に振られるなど、なんども失敗をやらかした。
趣味はロードサイクリングと読書と株式投資。
見出し
中学生時代のあまりにも痛いエピソード1.学校帰りにウンコを漏らした
私は中学生時代から便秘気味で、毎日、大便が出ることはありませんでしたが、ある日の朝、なんとなく「今日は大便がでるかもしれない」と感じました。
しかし、時間がなかったため自転車に乗って、中学校に登校。
午前中は、されほど強い便意を感じることはなかったのですが、お昼の給食で牛乳を飲んだのがきっかけとなり、午後に入ると強い便意を感じるようになったのです。
しかも、お腹の感覚ではかなりの量の大便が。
5時限目の授業中、私はじっと我慢していて、どうやってこの困難を乗り越えるかを必死に考えました。
授業中に先生に話して、トイレに駆け込むこともできましたが、そうすると「あいつ、授業中にクソしたんだぜ」と噂を流されてしまいます。
それは辛いので、我慢することに。
しかし、休み時間にトイレの個室に駆け込むことも、ためらっていました。
なぜなら、男子トイレの個室を利用したら、同級生たちが「誰かが、クソをしてるぜ」と言って、扉の上側から内側をのぞき込むことが確実だからです。
ひどい場合は、個室の内側に水を入れられるような、イタズラをされてしまいます。
ですから休み時間になってもトイレに行くことを我慢し続けました。
なんとか、夕方の部活動の時間も終了時刻がやってきて、ギリギリセーフで自宅のトイレに駆け込めると私は思いました。
ところが、部活動が終わって、自転車置き場で自転車にまたがった瞬間、悲劇が発生。
ほっと安心した瞬間、大便が漏れ出てきてしまったのです。
温かくてやわらかい軟便が、パンツのなかでは収まり切れずに溢れ出てきます。
そして、ついに学生服のズボンからも溢れ出て、自転車置き場のアスファルトの上にポタポタと大便がこぼれ落ちてきたのです。
卓球部の同級生や先輩たちは唖然。
そして私は猛ダッシュで自転車をこいで自宅へ帰りました。
それ以来、私には「ウンコマン」というあだ名がつけられたのです。
中学生時代のあまりにも痛いエピソード2.けんかを売られて買ったところ、返り討ちにあった
私が通っていた中学校は、栃木県の田舎にある公立中学でしたから、当然、不良生徒も数名いました。
あるとき、別のクラスの不良生徒と廊下ですれ違いざまに、わざと肩からぶつかられたことがありました。
しかも「痛いんだよ、この野郎!」と怒鳴りながら飛び蹴りをくらったのです。
そのときは、チャイムが鳴った瞬間でしたので、私はぐっと我慢をして教室に戻り、席に着席。
しかし、またチャイムが鳴って再び休み時間になると、売られたけんかが忘れられず、私は教室を飛び出したのです。
そしてけんかを売ってきた生徒の教室に入っていき「おい!」と怒鳴って、その生徒の顔面を殴ってやりました。
ところが、その不良生徒は猛烈に反撃。
3発続けて私の顔面にパンチを浴びせて、さらに私の身体を床に組みふせて馬乗りになり、さらに私の顔面を殴りました。
まわりの同級生が止めに入ってくれましたので、顔がはれるとか、歯が折れるといった被害は受けませんでしたが、見事に私は返り討ちにあってしまったのです。
それ以来、私は同級生たちから「おまえは情けない奴だな」と言われ、冷笑され続けたのでした。
中学生時代のあまりにも痛いエピソード3.同級生の女の子から好意を持たれていると勘違いし、振られた
私の同級生のなかに、同じ小学校から進学してきた女の子がいました。
この女子生徒は学校の成績もそこそこできて、穏やかな性格の女の子で私の好み。
この女子生徒が、中学3年生になってから、たまに会話をするたびに顔を赤くしてきますし、私にだけやさしく接してくるように感じられてきました。
そこで、ついつい私は、この女子生徒が私に対して好意を持っていると感じるようになってしまったのです。
私は、同じ卓球部の同級生や、同じクラスの仲のいい同級生に対して「俺、あの子とつき合うことになるかもしれないぜ」とか「初デートの場所はどこがいいかな」などと言いふらすように。
そして、その話が彼女の耳に入ったようでした。
彼女が仲良くしている女子生徒から、ある日、呼び出しを受けました。
「放課後に体育館の裏側にきてほしい」というのです。
私は「いよいよ告白されるのか」と期待感を膨らませて、その日、体育館の裏側に出向きました。
ところが、彼女はおらず、彼女の仲良しの女子生徒しかいません。
そして「あなた、いろいろ言いふらしてるでしょ。彼女、かなり迷惑してるから、もう言いふらすのやめてね」と私に言って、さっさと去っていったのです。
私は茫然としてしまい、それ以来、彼女たちと廊下ですれ違うたびに赤面。
彼女たちは「勘違い野郎」という目つきで私の顔を見るのでした。
まとめ
中学生のときは、自信過剰になって売られたけんかを買ったり、へんなプライドを持ってトイレに行くのを我慢したりして大失敗をやらかしました。
しかし、少年時代の失敗をとおして人間は、大人へと成長していくのだと思います。