37歳男性。アルバイト。
23歳のとき、某県に転勤しました。
駅前のコンビニ付近に、3年間居住。
離職してからは、夜中心の生活となり、毎日朝方まで、趣味のネットサーフィを堪能しています。
8時に就寝し、14時ごろ起床する、不健全生活を満喫中。
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連絡先を聞き、恋愛に至ったエピソード1.知り合いから友だちになる
引っ越したばかりで知り合いもいないなか、近所のコンビニにいる店員さんに、一目ぼれしました。
毎日笑顔で対応してくれる彼女に癒されていたので、頻繁に通っていたのです。
「なんとか仲よくなりたい」と思いました。
いきなり電話番号を渡すのは、失敗のリスクが高いので、まずは顔を覚えてもらうことに。
最初は元気になれるから、ただ挨拶するだけでも、気持ち良かったです。
レジ待ちしている時間も、そこに彼女の笑顔があるから、気にもなりません。
会えた日は、どんなに嫌なことがあっても、元気を取り戻せて、助かっていました。
通っているうちに、徐々に一言二言交わすようになり、おたがい、冗談を言い合う友だちのような存在に。
ほかの店員さんとも仲よくなれて、楽しい日々を送っていましたね。
毎日通って、挨拶や「ありがとう」の一言を続けていた結果、数週間で、癒しの空間と友だちを両方手に入れることができたのです。
連絡先を聞き、恋愛に至ったエピソード2.友だちから、少し気になる人になる
「友だちから、さらに昇格するには……」と、考えている時期に、彼女がインフルエンザになって、1週間ほどいなかった日がありました。
ほかの店員さんに、「彼女大丈夫なの?」とさりげなくアピール。
心配は、言葉にした事実がないと、人には伝わりません。
多少の下心はありましたが……。
復帰した彼女にお見舞いの言葉をかけると、「ありがとう」と、少し嬉しそうに答えてくれました。
「お客さんで、心配する人はなかなかいないから、内心喜んでいる」と、ほかの店員さんが教えてくれます。
こちらも内心、喜びでいっぱいでした。
地方に出ていたため、コンビニに顔を出せない日もあった私。
「『もうきてくれないか』と思って、心配してました」と、彼女から言われて、「これはこれで、ありかも」と思えました。
少しずつですが、「私が、彼女の意識に、浸透しているのだな」と確信。
人としての礼儀を守って、相手を思いやる気持ちが伝わり、友だち以上の立ち位置を手に入れたようです。
連絡先を聞き、恋愛に至ったエピソード3.連絡先を交換する
いい立ち位置を手に入れて、そろそろ番号交換したくなった私。
でも、恋愛対象から外れていては、意味がありません。
なので、今まで以上に、趣味の話やプライベートのことも話していくようにしました。
まずは、「自分をアピールしよう」という考えです。
「せっかく、友だちより少し上のポジションを手に入れたのだから慎重に、でも出すぎず、引きすぎず……」
そんなふうに、ほどよいラインを探りながら、徐々に相手の話も、引き出すようにしていました。
時間を見つけては、コンビニに行く用事をつくって、顔を出す日々。
そのたびに、冗談めかして「飲みに行こう」と誘ったり、「遊びに行こう」と言って、アピールしてみたりもしました。
押して引いての連続です。
彼女には、「またチャンスがあったらね」と、ことごとくかわされていましたが。
いつもの買い物を済ませたときに、「そろそろかな」と、意を決して、電話番号と「連絡ください」のメモを渡します。
しかし、その日、握り締めた携帯が鳴ることはなかったです。
「失敗した、早まった」と思いました。
「毎日通うところだし、明日からどうしようか」
正直なところ、恥ずかしさと気まずさで、後悔と自責の念に悩んだのを今でも覚えています。
気まずいまま数日通いましたが、凄く後ろめたいような気分です。
彼女がいつも通り対応してくれているだけに、ありがたい反面、気まずさも感じていました。
「当分の間は、目を合わせるのも、なにか悪いな」
そう思い、話もそこそこにして、帰るように。
しかし、ある日、「いつ遊びに連れて行ってくれるのか」と、彼女が不意に聞いてきたのです。
ここから180度展開は変わり、番号も無事交換して、連絡を取り合うようになりました。
以前渡したものは、仕事中になくしてしまっていたそうです。
つまり、失敗ではなかったということ。
時間をかけて焦らずに、相手の興味を引いて、少しずつアピールを重ねた結果が実ったようです。
前よりも、距離を縮めるオマケ付きで、連絡先を聞くことができました。
連絡先を聞き、恋愛に至ったエピソード4.付き合うことになる
連絡先交換からは、急速に道がひらけて、毎日連絡を取り合うように。
その後、おたがいの友だちと一緒に、海水浴に行くことになりました。
「海で遊んで、ドライブして、ショッピングを楽しんで、レストランで夕食を一緒にとる」
ごく一般的なものです。
それからは、休みが合うたび、みんなで出かけるように。
「今度、二人で出かけたいな」と言うと、「行こう」と返事がきました。
ここまでに、時間をかけすぎかもしれません。
ですが、「慎重に行こう」と決めていた私。
デートでは行く場所、食事、楽しいスポットなんかをエスコートして楽しみました。
そして、彼女を家の前まで送ったときに告白。
少し照れながら、「うん」と、最高の笑顔で答えてくれました。
もの凄く嬉しかったことを今でも覚えています。
続けて彼女は、「海で言ってくれるかと思っていた」と、期待していたことを暴露。
少し慎重すぎましたが、外堀から埋めていき、慌てずに信頼を深めてデートに持ち込んだ結果、付き合うことができたのです。
まとめ
気になる店員さんがいたら、まずは顔を覚えてもらってください。
そして、最低限の礼儀を守って、少しずつ話せるようになることが大切です。
その後、タイミングを見て、連絡先を渡すのがいいでしょう。
少しくらい失敗しても、大丈夫です。
焦らず慌てず、でもアピールも忘れずに迫れば、上手くいく確率はあがっていきます。