40歳男性。営業職。
専門学校を中退したあとは、ずっとアルバイトで生計を立てる。
その後、「自分を変えたい」という思いから、留学を決意。
人生観を変えるほどの衝撃を体験したあとは、結婚と離婚を経験しました。
趣味は、海外ドラマを観ること。
見出し
アメリカ留学で人生を変えたエピソード1.自分に自信を持ちたかった
私は田舎の高校を卒業してから、上京して、専門学校に入学しましたが、1年ほどで挫折し、中退してしまいました。
都会への憧れを持っていたので、「そのまま、田舎に帰りたくはない」という気持ちがあった私。
当時、時給がよくて稼げたパチンコ店で、バイト生活をして、生計を立てるようになったのです。
仕事はもちろん、自分なりに頑張ってやっていました。
ですが、何年たっても同じことのくらい返しのように思い、20代もあっという間に過ぎ去っていったのです。
自分は、専門学校も中途半端で辞めてしまってから、ずっとバイト生活。
そのため、資格もスキルもないまま、生きてきた状態です。
「今のまま、ずっと働いていていいのか」
そんな気持ちが芽生えはじめ、「なにか、自分に自信が持てるものを持ちたい」と思いました。
そのころ借金をしていたこともあり、「自分はダメ人間だ」という気持ちが常にあった状態。
なので、「なにか自信につながることをやってみたい」と思ったのです。
アメリカ留学で人生を変えたエピソード2.上司に相談をして、半年間の留学を決意
そのころの自分の楽しみといえば、お金もなかったので、レンタルビデオを借りて海外ドラマを観ることでした。
自分の海外ドラマ好きは職場の人も知ることとなり、あるとき上司と雑談をしているときに、こう言われたのです。
「海外ドラマを観るなら、吹き替えではなく、字幕で観れるくらい英語ができるようになったほうがいいよ」
「これからは、英語ができて当たり前になるから、勉強すれば」と。
この話をしていたときに、なぜか「上司の話に説得力がある」と思い、僕は上司の話を真に受けてしまったのです。
「英語ができるようになれば、海外ドラマはもっと楽しく観れる」
「それに、誰も英語ができる人が周りにいないから、自分に自信が持てるようになるかもしれないな」と。
それから後日、上司に相談という形で、「留学したい」という話をしました。
僕はバイトですが、そのとき7年ほど働いていたので、社員に次ぐ古株です。
上司の店長は面倒見のよい人で、僕の留学の話に対して、応援してくれました。
英語は当時、高校生レベルでしたが、日常会話ができる程度しか分かりません。
そこで、留学ツアーに申し込みをしたときに、いろいろと相談をした結果……。
半年くらい留学すれば、日常会話に困らないくらいには、上達できると分かったのです。
「もっと頑張れば、吹き替えなしでも、映画が観れるくらい上達できる」
そう思い、半年間のアメリカ留学を決意しました。
アメリカ留学で人生を変えたエピソード3.体験することすべてが新鮮
留学する前は、とにかく不安しかなく、話しができるか、不安でいっぱいでした。
そんななか、アメリカでの留学生活がスタート。
すると、自分以外にも、同じように不安に思いながら、参加をしている人が多いことが判明。
内心、「仲間がいて良かった」と思いました。
それに、日本人も多く参加していたので、すぐに打ち解けることもでき、よかったです。
留学生活がスタートすると、学校での勉強のほかは、ルームシェアをして、数人での共同生活となりました。
ルームシェアをしている仲間の2人と仲よくなり、常に3人で行動するように。
1人は男性の中国人で、日本語も英語もそこそこ話せる、頭のいい人。
もう1人はフランス人の女性で、積極的に日本語で話をしてきます。
「日本のアニメ好き?」と聞いてくるほど、アニメ好きで、すぐに打ち解けました。
彼女は英語が一番話せるので、いろいろと教わったりすることも多く、3人でいろいろな場所に出かけることも多かったです。
僕にとっては、日本人以外の人と触れ合うのは新鮮でした。
それに、まったく知らない場所で、言葉もなかなか通じない場所にいるのも、刺激的でしたね。
友だちがいるとはいえ、「アメリカでは自分から積極的に行動しなければ、なにもできない」ということを実感。
日本にいるときは、自分に自信が持てずに、なんとなく生活をしていた僕ですが、アメリカにきてからは、考え方がまったく変わりました。
英語もロクに話せないのに、積極的に行動するようになり、だんだんと自分に自信が持てるようになっていく、自分に気付いたのです。
「自信を持つには完璧でなくても、自分が積極的に行動すればいいんだ」と。
アメリカに半年間留学する間、早い段階で、自分に自信を持つことができました。
なので、アメリカでの生活は、自分でもかなり有意義な時間を過ごすことができたと思っています。
アメリカ留学で人生を変えたエピソード4.留学後は、自分に自信が持てるようになった
アメリカでの留学生活が終了したあとは、同じパチンコ店で働くこととなりました。
留学する前の目的は、吹き替えなしのドラマを観ること。
しかし、留学したあとはそんな小さな目標ではなく、「やりたいことがあれば、必ずできる」というように、自分に自信が持てるように。
海外ドラマに関しては、吹き替えなしでも、ある程度観れるようになりましたし、なにより「英語ができる」という自信がついた私。
さらに、「もっと英語を学びたい」という目標を持つこともできました。
僕にとってアメリカでの半年間の留学生活は、「人生観を変えるほどの転機になった」と、いえるでしょう。
とても有意義な時間を過ごせたことに、感謝しています。
まとめ
アメリカへの半年間の留学で、今までとはまったく違う自分に、生まれ変われたような気がしました。
「自分に自信を持つことがこれほど大切なのか」と、学ぶことができたので、どんなことにも自信を持って、挑戦していきたいと思います。