35歳、女性、専業主婦。
同じ年の夫と結婚して7年が経ちました。
夫は義両親に甘やかされて育ってきたので、まったく自立していなくて、子どもみたいです。
5歳、1歳の子どもがいて日々たいへんなのですが、夫も大きな子どもというほど頼りなく、大人なので、子どもよりややこしい存在だと思っています。
頼りない夫を選んだことを後悔しても、離婚に踏み切れません
見出し
頼りない夫との離婚を考えたエピソード1.家の購入時に私任せにしたこと
私と夫は同い年なのですが、とにかく頼りないところに、嫌気がさしています。
結婚してから1年間はアパートで生活していたのですが、賃料が高すぎたので、「どうせ、お金がかかるなら自分たちの家を買おう」と提案。
しかし、買うことに同意するまで、そして実際に購入して、住みはじめるまでの段階のすべてで、頼りなかったのです。
夫は家を買うことに対して「まだ早くない?」としか言わずに、その場で自分の親に意見を求めて電話をかけていました。
親のほうから「自分たちで決めたらいい」と言われたのですが、夫の意見は定まりません。
私が一生懸命夫に家を買うメリットをアプローチして、ようやく「購入」という意思に傾いていきました。
そこから「二人で購入に向けて動ける」と思ったのですが、夫はまったくなにもせずに受け身なのです。
私がネットで調べて「いいな」と思った物件をたくさん保存して、夫に見せて、夫の意見を聞くということをしていました。
夫に対して30か所程度は提案したのですが、どこも「これは〇〇が嫌だから」というふうに否定をして却下。
「それなら自分で探したらいいのに」と思いましたが、一向に動く気配はありません。
最終的には、私が調べていた物件のなかで、夫も気に入る家がようやく見つかり、二人の意見が一致したので、見学に行くことを決定。
そして不動産業者さんを介して見学に行き、いろいろと物件に対して説明を受けて、ローンをどうするかなどを話し合いました。
そのときもローンの名義人になる夫は後ろのほうにいて、不動産屋さんに質問もせずに、ただ座っているだけ。
私のほうが前に出て、不動産屋さんとやり取りをするという結果になりました。
「こういうときは、男性が出てくるんじゃないのかな」と思いましたし、不動産屋さんも最初は夫のほうを見て話をしていたのに、次第に私任せに。
契約の段階でも頼りなく、私が夫に不動産屋さんからの説明をかみくだいて説明するという場面もありましたし、頭金も私の独身時代の貯金を使いました。
家を購入する段階で夫の頼りなさが出ていて、「この人を選んで失敗した、離婚したい」という気持ちになったのです。
しかし私のお腹のなかにはすでに子どもがいて、「離婚は現実的ではない」と踏みとどまりました。
頼りない夫との離婚を考えたエピソード2.出産前後にまったく役に立たなかったこと
子どもを産むということは女性にとって命がけですし、それだけのエネルギーが必要です。
そして出産後は万全になっていない体で、過酷な育児がはじまります。
第一子のときに私は産後、うつのようになり、自分がその日を暮らしていくだけで精いっぱいな状態に。
そのため、赤ちゃんのお世話をたいへんに思ったことがありました。
そういった状況で夫に頼ろうとしても、「自分も疲れているから」「仕事もしんどいから」というふうに言うだけ。
赤ちゃんを可愛がりはするのですが、それもあやして笑っているときだけで、泣き出したら「ママがいいんだよね」と、私に抱っこさせてきました。
しかも、オムツを替えるも「どうしたらいいのかわからない」と、繰り返して逃げるのです。
着替えを頼もうものなら、余裕がなくなり焦ってしまい、見ていられないような状態。
第二子のときにも産後は同じような状態で、「またか」というふうに思いました。
そしてそれだけではなく、妊娠中の名づけの段階でも頼りないことがあったのです。
第二子は男児だったので、「夫も名前を決めたいかな」と思い、「赤ちゃんの名前を考えておいて」「候補を教えて」と、長期にわたり言っていました。
名づけの本も見せていたのですが、ひとつも提案がなく、すべて私任せです。
周りの人の話を聞いていても、「夫がこだわってつけた」、「一緒に考えた」という人ばかり。
大事な名づけの場面でも、私任せにしてこだわりがない夫が頼りなく思え、「この人と離婚したい」と思いました。
頼りない夫との離婚を考えたエピソード3.運転をまったくせずに私に投げていたこと
夫は今でこそ近場であれば運転をするようになりましたが、結婚をしてから3年ぐらいは、ペーパードライバーのままでした。
そのために赤ちゃんのお世話も私、赤ちゃんを連れて運転して出かけるのも私と、私の負担がとても大きくなっていたのです。
夫に対して「運転の練習もしてほしい」、「男性が運転をして、女性が家事という家が多い」、「分担してほしい」となんども頼みました。
そのときの夫の返事はこうです。
「運転をしていると、誰かをひいてしまって、加害者になるリスクがある。そういう危険があるから、運転をするのは嫌なんだ」と。
車がないと生活に不便な場所に住んでいて、私に運転を丸投げをして、「自分は楽をしたい」、「リスクを背負いたくない」という夫は自分勝手な人だと思いました。
そのあと、かなり怒って説得を重ね、ようやくペーパードライバーを脱して運転をはじめましたが、今でも下手くそのままです。
運転をするようになっただけいいのですが、運転から逃げよう、逃げようとして、「自分だけ良かったらいい」というスタンスでいた夫を見ているうちに、「離婚したい、頼りなさすぎる」と心から思いました。
まとめ
このように夫は、日常生活全般において頼りないです。
そのくせに人に対しては、いろいろと求めてくるので嫌になります。
「仕事だけしていたら……」と思っているようですが、お給料も安いですし、夫に頼れるところがどこにあるのか、教えてほしいぐらいの気持ちです。