34歳。アパレルで働いていた。
今は事務職の女性です。
学生時代からかわいい友人が多く、私も今妊娠中なため、正直「かわいい子どもが生みたい」と願う今日このごろ。
ですが、私は美人ではないために、あまり期待はできなそうです。
結局、「自分の子どもだったら、かわいいのだ」と、友人の彼女たちから教えられました。
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美人の子どもなのにブサイクだったエピソード1.美人とイケメンでも、子どもは……
地元から上京してきて、東京でできた友人には不思議と、美人の子が多い私。
地元の子に、友人たちと撮影した写真を見せると、「芸能人?」かと尋ねられるくらいでした。
実際、私が進学した大学は、ファッション系の学校で、美意識が高く、スタイルがいい子が集まっている環境。
もともと美人の子もたくさんいて、モデルなどをしている子も多々いました。
そして、就職した先もアパレルの会社で、驚くくらい美人のスタッフが多い会社でしたね。
そんな友人のなかで、大学卒業後、すぐにできちゃった結婚をした友人がいました。
彼女は洋顔で、目がパッチリした日本人らしからぬハーフ顔の美人。
旦那さんは、学生時代からの友人で、切れ長のしゅっとした目が印象的な、醤油顔のイケメンです。
しかし、子どもが生まれたとき、正直「残念」と思ってしまいました。
女の子なのに、旦那さんのしゅっとした細い一重にそっくり。
それに、お世辞にも美人の母親とは似ていませんでした。
旦那さんもイケメンなのですが、やはり男性は雰囲気勝ちのようなところがありますよね。
一重でもバランスでかっこいいと思うのですが、女の子の顔にしたら話は別。
正直に言うと、「かわいそうだ」と思ってしまいました。
しかし、友人自身もあいているか、開いていないか分からない細い目に、愛情を込めて、こう言ったのです。
「旦那に似ちゃった」と。
そして、祖母となる自分の母親と、冗談でこんな会話をしていたそう。
「早めに韓国に旅行に行って、目を二重に整形したほうがいいかな」と。
今、6歳になりますが、たまにあって遊んだとき、愛嬌はあってかわいいと思うのです。
ですが、やはりどんどん、父親に似てきて細い目は、決して美人ではないと感じてしまうのでした。
「成長とともに顔も変わってくる」とは言いますが、まったくそのままでしたね。
美人の子どもなのにブサイクだったエピソード2.ブサイクな子どもでも、溺愛する友人
2人目も、大学時代からの友人で、ファッション誌に読者モデルなどで出ているくらい美人な女の子でした。
その子は、目の大きさが顔の半分くらいあるのが印象的で、目力がある子です。
実家に送られてきた年賀状を見て、私の親が「女優さんかなにか?」と聞いてきたくらいの美人さんでした。
しかし、旦那さんは決して格好よくはないタイプ。
甘い顔が好きで、イケメン好きな彼女の歴代の元彼を知っていた私たちは、紹介された際に意外すぎて、戸惑ったくらいでした。
バツイチ同士の結婚だったのですが、前の旦那さんはジャニーズ系で甘い顔の、王道イケメン。
なので、そのギャップもあったのかもしれません。
そして、彼女もまた女子を出産しました。
1人目の友人の次に親しい友人のなかで、生まれた子どもだったので、まさかと思った私。
案の定、目を疑うくらい、生まれたときから旦那さんにそっくりでした。
もともと子どもがあまり好きでなく、子どもを持つことに対して、冷めた考えを持っていた彼女。
そして、学生のときは冗談ながら、こんなことを言っていました。
「子どももいらないし、生むのならばかわいい子を産みたい。外人と結婚して、ハーフのような顔の子どもが欲しい」と。
しかし、実際生まれてみると、実情は違ったようで……。
そういう「子どもはいらない」とか、「興味がない」など言っている人ほど、母性本能が急に強くなるのか、ものすごく溺愛するように。
「生まれた子どもが、旦那さんに似てしまって残念」だとは、言っていましたけどね。
その溺愛っぷりは、まわりの友人のなかでも類を見ないほどでした。
やはり、何度見ても旦那さんのシジミのような小さな目で、やはり一重な子。
なので、決して美人だとは言うことができませんでした。
しかし、友人がすごく愛情を持って育てていたので、顔のことにはなにも触れず、過ごすことにした私。
彼女の子も3歳になりますが、彼女もまたどんどん旦那さんに似てきて、母親の面影はまったくありませんでした。
美人の子どもなのにブサイクだったエピソード3.目が開いているか分からないぐらい、ブサイクな子供
3人目はアパレルで勤務していたときの同僚でした。
彼女が入社したときに、社内で噂になり、男性が皆見に行くくらいの美人さんで有名に。
彼女は社内恋愛で、できちゃった婚をして、出産前に退社をしてしまいました。
しかし、会社に子どもをつれて、挨拶をしにきたときに、驚きを隠せなかったです。
女の子になのですが、どう見てもブサイクで、女の子とは思えないくらいの顔立ちでした。
旦那さんは、やはりシュッとした一重の顔で、目が開いているかわからないほど。
そこも似てしまったのか、はじめ連れてきたときに、「寝てるんだね?」と話しかけてしまった私。
ですが、彼女いわく、「え? 起きてるよ?」とのこと。
目が細すぎて「寝ている」と、勘違いをしてしまった私の失言でした。
言ったときに、周りの空気が凍りついたので、皆同じように、「母親に似ればよかったのに」と感じていたと思います。
空気の読めない発言に、後悔するくらい、お世辞にも美人ではありませんでした。
まとめ
結果的に、私の周りにいた美人の子どもは、皆旦那さんに似てしまう確率がとても高かったみたいです。
そのため、「決して、美人が生まれない」という統計をうかがうことができました。
思っていても言えませんが、なぜか残念な気持ちです。