偏差値50から上智に合格した受験のモチベーションの保ち方3つ!

勉強をしている女性

偏差値50の某高校普通学科に入学し、周りの反対の声を押し切って上智大学受験を決意。一人予備校に通い詰める毎日を乗り越え、模擬試験の英語科目では偏差値70越えを記録。2年の受験勉強ののち、念願の上智大学に合格。

 

 

受験のモチベーションの保ち方1.「受験会場」という戦場に顔を出すか、または映像を見る

教室の風景

 

ハイレベルな大学へ向けての勉強を決意し、数年かけて努力をしました。

あの戦場に向かうということは、当時の若い私にとっては、人生における最大の挑戦でした。

継続して勉強するうえでモチベーションの上がらないことはよくありましたが、そんなとき、私はなんのために勉強しているのかを積極的に思い出していました。

 

モチベーションが下がったときは、自分が受験を受けにいくその日を想像してみていました。

色々な人のサポートを受け、長い間頑張ってきたその日、受験会場に立ち入れるのは自分ひとりです。

 

「心細いだろうな、足が震えるだろうな・・・」。

そんなとき頼りにするのは、自分自身が今まで頑張ってきた努力の記憶、自信だと思いました。

 

そんなことを想像すると、自然と圧迫感を感じ、「今、この瞬間に覚えたことは受験時の身になるんだ。頑張らなきゃ」と思い、自然と体が動き出しました。

人は恐怖を感じ、圧迫感を感じはじめると行動します。

 

そのためには、動画サイトで受験会場の動画をチェックしてみたり、余裕があれば実際に受験会場に出むいてみたりするのもいいと思います。

そこには、今まで静かに努力してきた学生たちの、笑い声と泣き声が溢れかえっていて、今までに経験したことのないドラマを目にすることができますからね。

 

モチベーションが下がってくるたびに、「自分自身がなぜ、なんのためにこれを続けているのか、今覚えたことが、ゆくゆくはなにの役に立つのか」と1度考えます。

先の目標を常に念頭に置くことが、モチベーションの維持につながるのです。

 

受験のモチベーションの保ち方2.過去に見返してやりたい人を想像してみる

指を刺して起こる女性

 

勉強を継続してやっていると、本当に同じことの繰り返しで、やる気が落ちてきた経験がしばしばありました。

同じ机に向かって、椅子に座って、同じ参考書を見て。

勉強が好きで好きでしょうがない私でも、飽き飽きしてくることがしょっちゅうありました、

 

そんなときは、ちょっと過去に記憶をめぐらせて、見返してやりたい人を想像しました。

誰にだって一人はいるはずです。

 

あなたが○○大学に向けて勉強しているということに対して、「そんな無理だよ」とか、「無謀だよ」とか、冷たく接してきた友達のこと、などなど。

悔しい思いをしたことを、もう一度思い出してみるのです。

 

私の場合は、過去にかるいいじめにあっていたことがありました。

いじめといっても、「宇宙人」といって笑われたり、持っていた消しゴムを取られ、私が必要なときに「返して」というのにも関わらず、仲間同士でふざけながら取り合いっこをしたり。

 

そのぐらいのよくある「笑いのターゲット」として扱われていたくらいですが、見た目には分からない、シャイで、傷つきやすい私の心は大きな悲しみを抱えていました。

 

受験で、モチベーションが下がり、手も頭もにぶくなってきたときの対処法として、そんなときの記憶をなんど思い出したことでしょうか。

繰り返し繰り返し、あの悔しかった思い出を思い出すたびに、頭がしゃきっとしてやる気がわいてきました。

 

「大学に行ったら、絶対高学歴で卒業して、良い企業に入って、見返してやるんだ!」。

「大学に行ったら、キレイになって絶対見返す!」と心の中で雄叫びを上げて、エンジンをチャージしていたのです!

 

 

受験のモチベーションの保ち方3.本当にモチベーションが上がらない日は、参考書にまったく手を付けない

休憩を取っている女性

 

毎日同じことの繰り返しで、ひとつ覚えてはまた新しいことを覚え、公式を覚えたらすぐにその公式を使って新しい計算を求められる受験勉強は、頭脳にとっては激しいストレスになります。

勉強を継続してやっていると、頭が疲れて動かない。

 

いわゆる思考停止状態になることが、よくありました。

そういうときは、頭が極限まで疲弊しているというサインです。

 

大人になった今よく考えてみると、頭も体もすべて、動いたら休まなくてはなりません。

体のメカニズムとして、寝たら必ず目を覚まさなくてはならないですよね。

 

ずっと寝ていたら疲れるし、ずっと起きていても疲れるものです。

そして記憶は、寝ているときに頭に定着するのです。

 

そういう風に考えると、私が受験生時代によくやっていた、「モチベーションが底をついた日は、参考書にまったく手をつけない」という儀式は、合理的だったと思います。

やる気もなく、ぼーっとして思考停止状態におちいり、ただ座っているだけの状態が続くのであれば、むしろ参考書を見もせず、ひたすら寝たり、テレビを見たり、好きなことをしてから、回復してしっかり覚えた方が、いいと思ったからです。

 

こうして1日休んだ次の日は、記憶力もよく、重かった頭も軽くなり、目がパッとさえるのです。

そうやって、モチベーションの低下を克服したことが、よくありました。

 

まとめ

まとめとしては、モチベーションの維持に不可欠なキーが、受験の性質を理解することです。

受験は、自分自身を試すこと、そして大きな関門を乗り越え、なりたい自分になることです。

 

それをまず理解して進めれば、受験そのものにとらわれず、「将来どうなりたいか」をよく考えることに時間を費やすことが、大切だと理解できるでしょう。

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