・年齢 26歳
・性別 女性
・職業 英会話講師
26歳女性。現在は英会話講師として働く。学生時代は学校に行きながら3つのアルバイトを掛け持ちする。キャバクラなどの水商売の経験もあり。空き時間は基本的になく、 働くことが好きだったので常にバイトをしていた。理由は貯金をして海外に行きたいと思っていたから。
・ライフスタイル
海外ドラマ、映画鑑賞。最近では料理と編み物にハマる。現在妊娠7ヶ月の妊婦。
私がやったグレーゾーンの仕事1.ホテル会場のウェイトレス
私が学生時代にアルバイトをしてお金を稼ぎたいと思い、なるべく時給の高いところを探すようにしました。
当時の平均時給は大学生で900円ほど。
以前まではファーストフード店やビラ配りをしていましたが、なかなかお金が貯まらなかったので、1500円以上のバイトを探そうと思いました。
そこで私が見つけたバイトは「高級ホテルのウェイトレス」というバイトで時給が3000円。
仕事内容は2時間制のパーティーに出席し、そこで配膳をするという内容でした。
かなり高時給ですぐに飛びついた私は、すぐに電話をかけて面接に行くことにしたのです。
面接に行くと、女性社長が座っていて、30分ほど話をしてすぐに合格であることを伝えられ、すぐにでもバイトをはじめて欲しいと言われました。
次の日に指定された会場に行くと、スタッフは全員わたしと同じ年齢の女性が10人ほど。
そうすると、突然、とても派手な衣装に着替えるように言われたのです。
私はウェイトレスといれば白シャツに黒パンツをイメージしていましたが、そこで渡された制服は肩パットが大きな白いブラスで長めの赤いドレスでした。
仕事服に着替えて、会場に向かうと実際におこなうことは配膳の仕事。
お客様に言われた通りにお酒を運んだり、料理を運んだりして、それ以上のことはなにもせず、ウェイトレスとして働いただけだったのです。
仕事は2時間で終わり、その日に現金で働いた分の6000円を手渡しされて、着替えて解散という形でした。
私は少しだけ不信に思っていましたが、給料もしっかりともらえるし、とくに不快な思いをしなかったので、そのまま会場を後にしました。
後日、友人にアルバイトの話をすると、「それってウェイトレスというよりもコンパニオンみたいじゃない?」と言われました。
私はコンパニオンという仕事内容が分からなかったので、はじめてコンパニオンがどういう仕事か、ということをこのとき知ったのです。
時給も良かったので、バイトには行き続けましたが、ある日衣装が少し短めのスカートである現場に行くことになりました。
今まではパーティー会場での配膳だったのに、そのときには畳席でお客様にお酒を注ぐという内容に変わりました。
ここで私は、私はウェイトレスではなくコンパニオンの仕事をしていることに気がついたのです。
バイト先の公式ホームページもなく、女性社長で一人で経営している職場であることから、今後さらにエスカレートすることにが怖くなり、それ以降そのバイトには行かないようにしました。
するとある日、そのアルバイト先の女社長を知っている人と知り合う機会があり、その人に話を聞くと、ウェイトレスという仕事でうたっているが、本当の仕事の内容はコンパニオンであるということを知ったのです。
時給が高いからといって安易にはじめてしまう恐ろしさを知りました。
私がやったグレーゾーンの仕事2.iPhone修理屋
友人が外国籍の人で、iPhoneの画面割れの修理をしている人がいます。
街中に立ち、「iPhone修理します」といった看板を持ち人から声をかけられることを待ち、声をかけられたらそこで車内で30分ほどで修理をおこない、お客様に返すという仕事をしていました。
そこで、その友人にお願いされたことは「修理して欲しいと言われるiPhoneがなかなか見つからないので、人に声をかけて欲しい。もし見つけてくれたら修理代でもらったお金の20パーセントを渡すから」と言われました。
彼は高校の同級生だったので助けてあげたいと思い、手伝うようになりました。
次第に携帯を直したいという人を集められることができて、どんどん修理が進みました。
私も頑張れば頑張る分だけ給料をもらえることに喜びを感じ、一生懸命働くようになったのです。
すると、私も携帯の画面を割ってしまい、友人にそのまま修理をしてもらうことにしました。
しかしある日突然、その友人と連絡が取れなくなってしまいました。
私は心配して、何度も連絡を取れるように努力しましたが、携帯の電話番号は変わっており、共通の友人に聞いても、居所がわからないとのこと。
私はすべての給料をもらわないまま、彼はいなくなってしまったのです。
なんでだろうと不信に思っていると、だんだん私の携帯に異変が起きました。
直してもらった携帯の画面がどんどん剥がれてきてしまい、最終的には画面が反応しなくなってしまいました。
そこで私が気づいたことは、彼は「悪質な修理屋」だったということです。
iPhoneを正規で直すと時間もかかりますし、お金もとてもかかってしまいます。
そこにつけこんで早く安くできるといった商売だったのです。
きっと以前修理した人からの苦情が殺到して逃げてしまったのではないかと思います。
人助けで一緒に働いていましたが、多くの人を悩ませてしまうことになってしまい、大変後悔し、反省しました。
まとめ
アルバイトには怪しいこと、気をつけないといけないことはたくさんあります。
人間、誰しもお金が欲しいと思ってしまう人間なので、お金欲しさに手を出してしまうこともあるかと思います。
しかし、お金よりも大切なものが自分のまわりにたくさんあるということを忘れずに、仕事を厳選する必要があるのだと思いました。