32歳、女性。結婚後は専業主婦。
できるだけ、はやく自立したいと思って生きてきたため、いつまでも実家に頼りきっている夫のことは甘ったれているとしか感じられない。
子どものためにも、親しい人への甘ったれた言動は、そろそろどうにかしてほしいところ。
とは言いつつ、子どものことは甘ったれに育ててしまいそう。
甘ったれ男のエピソード1.親が助けてくれると思っている
私が付き合ったことのある甘ったれた男、それは今の夫です。
おっとりしていて、優しい性格の彼ですが、ちょっと度がすぎていることも。
甘ったれたところがあり、ときどきイライラしてしまうことがあります。
それは、自分の両親を当てにしすぎているというところなんです。
とくに、それが顕著にあらわれるのが、お金に関すること。
結婚してからは、私がお金の管理をして、彼にはお小遣いを渡しています。
お小遣いに関しては、どれだけ使おうと一切、口出しはしていません。
だけど、スマホゲームが大好きな彼は、課金をしすぎてしまうことがあるようなんです。
クレジットカードの支払いが、お小遣いの範囲を超えているときは、さすがに私も怒ります。
使いすぎてしまったぶんの補てんは、結局、家計から出すことになってしまうんですから。
公共料金などの支払いに使っているのも、夫が課金に使っているのも、同じ夫名義のカードです。
「カードの支払いができなくなったら、困るのはあなただよ」と、叱ります。
しかし、夫はどこ吹く風。
というのも、彼はお小遣いが足りなくなると、実家に遊びに行くからです。
義両親は、かわいいかわいい長男にとにかく甘く、ホイホイお金を出してしまいます。
夫は、本気でお金にこまった経験が、まったくないんです。
もちろん、頼れる親がいるというのはありがたいことです。
だけど、とっくに成人していて、おまけに家庭を持った男ですよ。
いつまでも、親にお小遣いをもらっているなんて、情けないです。
甘ったれ男のエピソード2.研修先に彼女を呼び寄せようとする
そんな夫とは、結婚前に遠距離恋愛をしていました。
私が地元に戻ることになり、学生だった夫とは、離れることになったんです。
そのころ夫は、国家資格を取得するための勉強をしていました。
専門学校に通っていたんです。
最終学年になったその年は、2~3週間にわたって、国内のいろいろな場所で研修を受けなければなりませんでした。
それまで夫は、一度も実家を離れて暮らしたことがありませんでした。
とてもさみしがり屋な彼が、数週間とはいえ、ひとりでやっていけるのか、私も心配していたんです。
研修は、資格取得のためには必須。
がんばるしかありません。
夫も、なんとか自分の気持ちに折り合いをつけて、ひとりで頑張るんだろうと思っていました。
ところがある日、彼は「○○ちゃんも一緒に行こうよ」なんて、言ってきたんです。
ただの冗談だろうと、私が笑っていると「バイトなんだし、一週間くらいなら休めるでしょ」という声が。
当時、私は定職についていなかったので、たしかに休みは取りやすかったです。
だけど、「大の男がどれだけさみしがってるんだ」と、呆れてしまったんです。
甘ったれ男のエピソード3.部屋の掃除は母親まかせ
夫については、甘ったれエピソードがたくさんあります。
付き合いはじめて、一番ドン引きしたのが、自分の部屋の掃除を母親にまかせているということでした。
簡単な物の整理や掃除機がけ、ゴミ箱の中身の回収まで、定期的にお母さんがやってくれていたというんです。
幼いころや、中学生くらいまでならまだわかります。
でも、思春期になったら、親を部屋のなかに入れたくないものでしょう。
私も、実家にいたときは、親に部屋に入ってほしくはありませんでした。
そんな状況で、掃除までさせている夫の気持ちは、まったくわかりませんでした。
見られて恥ずかしいものが、まったくないというわけでも、ないようですし。
夫はふたり兄妹で、下に4つ年下の妹さんがいます。
だけど彼女は、はやい時期から、自分で掃除をしているとのこと。
夫に、なぜ自分でやらないのかと聞くと「めんどくさいから」と、言っていました。
自分で、自分のことをやるというのは、自立の第一歩だと思います。
実家暮らしなら、自分の部屋の掃除というのも、そのステップのひとつ。
そう考えると、「どれだけ甘ったれているんだろうか」と、不安になってしまうことがあります。
まとめ
付き合いも長く、結婚までした夫ですので、もちろん私は彼のことが好きです。
ただ、性格にものすごく甘ったれたところがあることは、否定できません。
それがダメだとも言い切れません。
でも、子どもが生まれた今は、もう少ししっかりしてくれるとうれしいなとは、考えてしまいます。