42歳女性、団体職員。
自称料理家の姑と同居1年目。
料理に関しては文句はあるが、働く私には料理をしてもらえることは好都合だし、「食費も任せてしまえ」と、姑を上手に使っている嫁。
姑を都合よく褒めて、どんな仕返しで復讐できるか、常に妄想中。
姑に復讐してやったエピソード1. 姑のつくった料理だけをホームパーティーで大量に残したこと!
姑は、自称料理家です。
さまざまな料理を本でテレビを見ながらつくって、ふるまってくれます。
私は姑と同居していますが、料理や台所の使い方には、姑のやり方があるので、キッチンに入って、料理をするということはありません。
私は仕事をしていることをいいことに、料理を任せています。
しかし、その料理というのも、つくって成功ということもあれば、失敗ということも。
しかも、いつも姑の自画自賛で、みんなにも「美味しいでしょう?」と、同意を求めてくるので、いつも返答に困るのです。
それでも聞かれると、「まずい」とはいえません。
みんな苦笑い。
そして、子どもたちも無理やり食べさせられている感満載で、みんな食へのストレスが、たまりつつありました。
たまには外食をと思っても、姑は「そんなのもったいない! その料理なら私もつくれるから!」と、まるでシェフ気取り。
夫は食に無関心ですし、「お金が浮くなら」とすぐに姑に同意するので、私は「いつか復讐がしたい」と考えていました。
そんなときに、自宅で友人同士で、ホームパーティーをすることに。
そのときに友人と、ケータリングを頼むことにしたのです。
そのため、姑には「料理はいらない」と伝えたのですが、姑は「絶対手料理のほうが、愛情があって美味しいから、ケータリングよりも私の手料理を食べてくれるわ!」と自信満々。
私も「ケータリングは子どもの好きなものばかり頼むし、姑の料理は売れない」とわかっていましたが、姑にこう言ったのです。
「お義母さんの料理のほうが、美味しいに決まってますよね。ケータリングは添加物とか多いですしね。でも決まったことだから、一応ケータリングも頼みますね」と。
姑はそれから張り切って、パーティーの前日から、料理をつくりはじめました。
そして当日。
子どもたちが遊べるように、中央のテーブルには料理はおかず、部屋の隅にテーブルを置いて、そこにケータリングの料理と姑の料理を並べました。
そして私はホスト役に徹底。
子どもたちは、もちろんケータリングの料理に大喜び。
そして、私もわざと、ケータリングの料理のほうを勧めたり、取り分けたりして、姑の料理をなるべく避けるようにしたのです。
パーティーは無事に終わり、姑は料理が残っているのを見て、愕然としていました。
ケータリングのあまりは、もちろんみんなでお金を出し合っているので、持ち帰ってもらったこともあり、なにも残っていません。
その反対に、姑の料理はほとんどが残っていたのです。
私は内心、「ざまあみろ!」とつぶやきました。
夕食のときにも当然、そのあまりを出します。
そのときに「昼の残りもので、ごめんなさい」と、わざと夫や子どもに出すことで、姑にとどめを出しました。
それ以来、姑は少し料理の自信をなくしたのでしょうか。
子ども関係のホームパーティーには、料理を出さなくなりました。
姑の自慢であった料理でしっかり復讐ができたので、私は大満足でしたね。
姑に復讐してやったエピソード2. 姑のつくった料理をめちゃめちゃにしてやった!
あるときの、子どもの運動会のことです。
家族で応援に参加できることを楽しみにしていましたが、急に親戚も見にくるということになったのです。
姑が誘ったのですが、親戚などがくると、運動会の応援が年よりの宴会になりそうな気がして、私はとても不安を持っていました。
朝から、親戚たちにもふるまうため、必死で料理をつくっていた姑。
そしてクーラーボックスには、大量のビールを入れていました。
私はこれまで「なにかあるとすぐに料理に力を入れ、アルコールを出すという姑を面白くない」と、思っていたのです。
そのため、ちょっと復讐をすることに。
つくった料理を重箱に詰めるのは、私の役目。
そのときに、少し隙間をつくってつめました。こうすると崩れやすいですよね。
また駐車場から降りて、会場に運ぶまでに幼稚園児の子どもに持たせて、わざと揺らすように仕向けたり……。
私は、内心「いい具合で、崩れているだろうなあ」と、開けるのが楽しみでした。
また、子どもがクーラーボックスからジュースを出すときに、ビールをちょっと振っておいたり、小細工をしておいたのです。
そしてお弁当を運んで、私たち夫婦と子どもは応援をするという目的で、その場を離れ、姑にホストを依頼。
それから1時間程度たち、ちょうどお昼というころに、私たちは姑のもとに戻りました。
重箱を見ると、やはりお弁当が無残にも散らばっていたのです。
豆は散らばり、キャベツは散乱、またデザートにソースがついているなど……。
料理がそのまま残されているものもたくさんあったので、私は内心「やった」という思いでいっぱいでした。
また、なにより私が「しめしめ」と思ったのは、姑の服がぬれていたこと。
どうも、ビールを開けた途端に、泡が噴射したのが、かかったようです。
姑がホスト役だったので、缶を開けてみんなについだそうですが、そのときに2本くらいが、ぼたぼたとたれたそう。
服は上半身もスカートも濡れているし、体からはアルコールのニオイがただようので、酔ってはいなかったのですが、周りの保護者からは明らかに距離を置かれていました。
そんなみんなの目が、私に変わって復讐をしてくれたので、とてもいい気分でたまりませんでしたね。
まとめ
姑には「いつか復讐をしてやろう」と思っていても、なかなかその機会はありませんでした。
嫁の立場として、ばれるのも嫌ですからね。
しかし今回は、大勢がいる場で姑に恥をかかせることを目的に、企てた計画。
しかも、自然とも見える結果なので、誰も疑うことはありませんでした。
こんな復讐方法に、共感してもらえたらうれしいです。