40歳女性。サービス業勤務。恋愛体質でいろいろな男性と付き合ってきました。普通では体験できないようなこともいろいろ経験してきたので、恋愛経験が豊富で良かったと思います。現在は結婚をして平凡な生活に幸せを感じています。趣味はヨガと散歩です。
驚きのお金持ちエピソード1.家をもたない豪華セレブ
私はいろいろな方と出会って恋愛をしてきましたが、そのなかでも群を抜いてお金持ちな男性がいました。
その男性は当時46歳でしたが若々しく、行動力のあるダンディーな男性。
彼とはパーティーで知り合ったのですが、はじめは普通の紳士男性だと思っていました。
その日は連絡先を交換して別れましたが、後日すぐに連絡がありデートの約束を。
私の会社まで車で来てくれると言ってくれたので、どこかドライブデートに行くと思っていました。
退勤時間になって帰ろうとしていたときに、会社の前に高級なロールスロイスが停車しているというので、社員が騒然。
私も映画でしか観たことがないような車体の長い車が停車していたので、友だちと一緒に「乗ってみたいよね」と話していました。
私が会社を出たときに彼が車から降りてきてビックリ。
私をエスコートして車に乗せてくれました。
運転手付きで社内で軽くシャンパンを飲みながら会話をしていると、某高級ホテルに。
そこで食事をする、と言うので連れていかれると、どれも味わったことがないような高級な食材と料理を堪能することができました。
私とのデートで無理をして奮発していると思っていました。
彼は今日はこのホテルに泊まると聞いていたので、どこか遠い場所から出張してきたのかと思っていましたが、彼は家をもたずにホテル住まいをしていたのです。
しかも1泊数十万円の部屋に数か月滞在することもあるそうです。
彼は好奇心旺盛な人で、いろんな場所に行くのが楽しみだそうです。
そのため家を留守にすることが多いので、家をもたずにホテル暮らしをしているとのこと。
「仕事は投資会社なのでネットがあればどこでもできるし、個人的にもかなりの額を稼いでいるから」と言って、平気で数十万円のホテル暮らしをしていました。
驚きのお金持ちエピソード2.物よりも体験にお金を使う
彼はお金持ちですが見た目にはそれほどこだわりがなく、普通の人とあまり大差ありませんでした。
私は彼のそこに魅かれていましたが、その理由が物よりも体験にお金を使いたい、という彼の信念から。
彼は普段からいろいろな場所に行くことも多いのですが、私と付き合ったときには会いたいという理由で留まってくれていました。
しかし、私がたまたま仕事を変えたいと思っていたときだったこともあり、彼の助言もあって会社を退社。
すぐにほかの仕事を探すつもりでしたが、彼がせっかく仕事を辞めたからロングバケーションを提案してきました。
私は彼の言葉に従い、3ヶ月の間、彼から生活費をもらいながら彼と一緒にすごすことに。
彼は好奇心旺盛な人なので、いろいろな場所に行くことを提案してくれました。
ただ旅行に行くだけでなく、その土地の文化やそこでしか体験できないことには、いくらでもお金と労力を使いました。
夜景を見たいと思ったらヘリコプターや船を貸し切って、満足するまで楽しみます。
伝統工芸の刀作りを体験したいと思えば、実際に地方まで行って刀をつくる工程を体験させてもらったり。
お金持ちだからといって高い物をなんでも買うのではなく、お金があるからこそ、自分で体験できることを楽しむのはすばらしいと思いました。
毎日いろいろな体験ができましたが、とにかく彼の体力には驚きました。
好奇心旺盛な人はこれほど活動的で元気なんだ、と思い知らされましたが、充実した毎日をすごせて良かったです。
驚きのお金持ちエピソード3.なにもしない優雅な時間にお金をかける
彼の行動にはいつも驚かされましたが、彼のお金の使い方で驚いたのが、優雅な時間をつくるためにお金をかけていたということです。
年収は数十億の人はこんなことにお金を使うのかと驚きました。
一緒にゆっくりしたいということで、都心から少し離れた場所にある小さなコテージにいきました。
「最近、静かでいい場所を見つけたから、ぜひ一緒に行きたい」と言っていたので、私もワクワク。
行ってみると広大な敷地の中にコテージがあり、まわりは自然に囲まれた素敵な場所でした。
近くに川が流れていたり、夜は満点の星空が見える場所で、ゆっくりすごすにはぴったりな場所です。
彼はその場所に専用のコックを雇っていて、そこに泊まるときには常に常駐していました。
そして出された料理はどれも美味しい料理ばかりです。
外でワインを飲みながら優雅なディナーを楽しみました。
食事のあとは2人でワインを飲みながらゆっくりすごします。
私はうれしすぎてちょっと飲みすぎてしまい、普段は彼に聞かないお金の話をしてしまいました。
「このワイン美味しいわね、いくらくらいするの」「300万円」「えっ」と、私は一瞬固まってしまいました。
「そんなに驚くことないよ」と彼は言いましたが、驚かない訳ありません。
「さっきの料理のときに飲んだワインも、赤が100万円で白は150万くらいだったよ」とさらっと言いました。
「ちなみにコックと料理だけで200万くらいだったよ」と言ったので、開いた口が塞がらなくなりました。
今までお金持ちだとは思っていましたが、ここまで凄いとは正直思ってもいませんでした。
さらにこのコテージを購入するときは、まわりの土地もすべて購入したので、全部で数十億円かかったとのこと。
優雅な時間だったのに私は一気に酔いも覚めてしまい、落ち着かなくなってしまいました。
まとめ
将来お金持ちの人と結婚したら幸せだと思っていましたが、あまりにもかけ離れたお金持ちだと、落ち着かなくなるものだと知りました。
私はある程度の貯金があって、生活できればいいと思いました。
それにしても生涯で体験できないような経験がたくさんできたので、お金の力はすごいこともあらためて感じることができました。