40歳女性。サービス業勤務。自他ともに認める美人で、昔から告白されることが多かったです。今までの恋愛経験は20人以上はいるので、男性との恋愛経験は豊富です。現在は結婚をして幸せな家庭を築いています。趣味は毎日ヨガと散歩をすることです。
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好きになった変な人エピソード1.会うときと電話ではまったくの別人
私が好きになってしまった変な人は3人いましたが、そのうちの一人は会うときと電話での態度がまったく違う人でした。
彼と出会ったのは街で偶然相席をして食事をしたことがきっかけ。
彼は見るからに明るく、爽やかな好青年という感じで、第一印象から好感のもてる人でした。
彼の方からいろいろと話をしてくれますし、話をしていても楽しかったので、今度あらためて食事をしようという流れに。
それからなんどか食事をしましたが会うときは昔ながらのスタイルで、日時と時間を決めて、別れるというものでした。
連絡先を教えてくれないですし、会ったときに次の約束をして別れるので、本当に来るかどうかも不安でした。
連絡できなければかならず決められた時間に行かなければいけないので、これは彼の作戦だと今は思います。
そんなやり取りを繰り返しながらも、数回の食事を経て彼から告白をされて付き合いました。
付き合ったときには私も彼のことが好きになっていましたが、ようやく電話番号を交換。
私は毎日彼氏とは連絡をとりたいので、早速彼の仕事が終わったあとに連絡をしました。
すると電話に出た彼は会ったときとはまったく声のトーンが違っていて、低いトーンで話をしていました。
「誰、ああ、うん、わかった」ほとんど単語しか話をしない彼に、はじめは別人かもしれないと戸惑ってしまいました。
翌日会ったときには彼は電話のことには触れずに、いつも通りに明るいテンションでいたので、たまたま機嫌が悪かったのかと。
しかし、また電話をかけたときには低いテンションだったので、話もほとんどしないで電話を切りました。
意を決して彼に会ったときに電話の件を聞いたら、「ちょっと電話は苦手なんだよね」と言っていましたが、彼の仕事は営業マンです。
会社で電話をするときも「こんな感じで、よく怒られる」と言っていました。
電話では普段と違う別人になる彼でしたが、会っているときにはとても好きです。
ちょっと変わった彼でしたが、電話以外は完璧に近い男性だったので、なんだかもったいないと思いました。
好きになった変な人エピソード2.外と家では別人格
私が職場で知り会った彼ですが、外と家ではまるっきり人格が違う変な彼。
彼は普段から仕事もできる人ですし、見た目も爽やかな感じで、ほかの女性社員からもモテていました。
そんな彼とは会社の飲み会で一緒に飲んだことがきっかけで仲良くなり、それからはよく飲みに行ったりデートをする仲になりました。
彼から告白をされたときには、私も彼のことが大好きだったのでうれしかったです。
彼は真面目な性格で仕事もできるので、普段は仕事をきっちりとやるタイプの男性。
私も普段の彼の仕事ぶりを見て、頼れる男性だと思ってますます好きになっていきました。
付き合ってから彼の家にはじめて遊びに行ったときに、彼の変貌ぶりに驚きました。
彼の部屋は一面が子ども部屋のような感じで、どう見ても大人の男性の一人暮らしの部屋ではありません。
彼は猫を飼っていたのですが、猫には赤ちゃん言葉で話しかけていたので、意外な一面を見られて良かったと思っていました。
すると私に対しても赤ちゃん言葉で話しかけてきたので、はじめはビックリ。
猫と私を間違えたんだと思っていましたが、彼はずっと私に赤ちゃん言葉で話しかけてきて甘えてきたのです。
私はなにかのプレイだと思って彼のペースに乗ってあげましたが、正直好きだった彼の面影は一切ありません。
その日は軽く一緒に食事をして帰りましたが、衝撃すぎる彼の一面を見てしまったという後悔の気持ちが強かったです。
次の日にふつうに話しかけてくる彼に戸惑いながらも、彼の昨日の行動について聞いてみました。
「家に帰ると落ち着いて素が出るんだよね」とサラッと言っていましたが、素が出て赤ちゃんになる男性ってどうなのと。
それでも普段の彼は素敵だったので、彼と付き合った期間は3ヶ月くらい。
その間、彼に家に行くたびに赤ちゃんプレイにつき合わされました。
彼のことは大好きな人だったので、変な人を好きになってしまったと思ってしまいました。
好きになった変な人エピソード3.本が好きな秀才タイプが見かけだけだった
職場の取引先の相手で、なんどか見かけたことがある男性でした。
彼は話をするたびに、好きな本の話をしてくれるので、本が好きな秀才タイプの人だと思っていました。
私の中では本が好きな人は頭が良い人が多いと思っていたので、彼のこともだんだん気になる存在に。
私も彼と話をするために小説を読んだりして、話ができるように頑張りました。
そんな彼とほどなくして付き合うことになり、カフェバーや漫画喫茶などがデートコース。
私が行ったことがない場所ばかりでしたし、どこでも本が読めるので、私も本を読むのが好きになっていきました。
本を読んでいくうちに、彼がいろんな本を読んでいるのが凄いと思えましたし、本の内容も簡単にまとめて説明してくれるので、尊敬して好きになっていました。
その彼の部屋に行ったときに、さぞたくさんの本に囲まれた生活をしているのだろうとワクワクです。
するとたしかに本はたくさんありましたが、どれも本をお勧めするまとめ本ばかりで、肝心の本は1冊もありません。
彼は本を1冊全部読むと時間がかかるので、まとめ本のあらすじやストーリーを呼んで覚えていただけ。
「ネット時代だからあらすじもすぐ読めるし、本を全部読む時間がもったいないよね」と言われ、軽い衝撃を受けました。
たしかに彼は本が好きだとは思いますが、本好きで読む時間がもったいないという人に会うのははじめてです。
変な人だとは思いつつも、彼のおすすめする本は、面白そうなものばかり。
あとから考えると、彼のおすすめは全部まとめ本の知識なので、彼がすごい訳ではないということに気づきました。
それでも良い人で好きだったので、楽しい時間をすごせました。
まとめ
好きになった人がたまたま変な人だったというだけなので、私自身が好きならばいいと思っています。
しかし変すぎる人にはついていけないので、変な人との恋愛は自分が許せるかどうかです。
変な人はたくさんいますが、好きになったらその人の個性だと思って受け入れるしかありませんよね。