35歳男性。
現在は東京都内のIT企業に勤務。
会社の女性社員が社内恋愛をしていた彼を捨てて、年収の高い部長代理と結婚したときは、仰天させられた。
また、自分の子どもが通っている保育園で、年長の子どもが年少の女の子を滑り台から突き落として、顔面に怪我をさせてしまった事件が発生。
しかし、加害側が多額の見舞金を支払い、トラブルを収めてしまった様子を見て、「世のなか結局は金だな」と、実感させられている。
趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。
見出し
「結局は金だ!」と実感したエピソード1.同僚社員と付き合っていた女性社員が、突如、独身の部長との結婚を発表した
私は現在、東京都内のIT企業の経理部に勤務。
私の会社は売上高が100億円規模ですから、社員数は400名程度にのぼります。
しかも20代、30代の独身社員が過半数を占めていますから、社内恋愛は常にあるようですし、社内結婚の事例も。
以前、私の会社では、開発部門の20代後半の女性社員と、営業部の30代前半の男性社員が、社内恋愛をしていたことがありました。
2人とも同僚社員や上司には、社内恋愛をしていることを公表。
順調に交際が進展しているように見受けられましたので、てっきり2人は結婚するのかと思っていたのです。
ところが、彼らが社内恋愛をしていると知ったときから、約10ヶ月経過したころのこと。
この開発部門の20代の女性社員が、営業部門の部長代理と結婚したことが公表されて、社員が仰天。
蜂の巣を突いた騒ぎとは、まさにこのことで、あちこちで「なにかの間違いじゃないのか」とか、「いったい、なにがあったんだ」と噂されました。
この女性社員と付き合っていた営業部の30代前半の男性社員は、グループリーダーという立場で、推定年収は5,500,000円程度。
しかし、結婚相手の営業部の部長代理は、推定年収が8,000,000円です。
男性社員たちは、この事実を目の当たりにして、「やっぱり女は、金で結婚相手を選ぶんだな」と、ささやきあったのでした。
「結局は金だ!」と実感したエピソード2.保育園で子どもがほかの子どもに怪我を負わせたが多額の見舞金のおかげでトラブルがおさまった
私の子どもは、まだ保育園に通う必要のない年齢なのですが、「できるだけ早く、ほかの子どもたちと接する機会を設けさせたい」と考えていた私。
そのため、すでに保育園に通わせています。
あるとき、年長の保育園児が保育園内で、ほかの子どもをいじめてしまい、顔に怪我を負わせてしまったことがありました。
子どもが滑り台を滑ろうとしたところ、その年長の保育園児が後ろから突き飛ばしてしまい、突き飛ばされた子どもは顔から砂場に落下してしまったのです。
幸い、首の骨を折るなどの大怪我をすることはありませんでしたが、顔面に複数の切り傷をつくってしまいました。
しかも、この子どもは女の子ですから、将来まで切り傷が顔に残ってしまったら、お嫁にも行けなくなる可能性があります。
当然、顔面に切り傷をつけられた子どもの両親は激怒。
そして、保育園の管理責任を厳しく問いただし、さらに自分の子どもを滑り台から突き落とした、保育園児の両親に対しても厳しく抗議しました。
さらに謝罪を要求し、管理責任を認めるよう要求したのです。
私たち夫婦は、この事件のなりゆきを注視していましたが、やがて事態は沈静化。
当初、子どもに切り傷を負わされた両親は、裁判所に訴訟を提起することも辞さない、強硬姿勢をとっていました。
しかし、いつのまにか「子どものやったことですから」と言って、振りあげた拳を静かにおろしたのです。
被害児童の両親が、ほこをおさめた理由が、次第に明らかに。
加害側の保育園児の両親が、多額の見舞金を、被害側の子どもの両親に渡して、丁重に詫びを入れたのです。
そして、加害側の保育園児の両親は、「安全管理体制の整備に使ってほしい」という名目で、保育園に対しても、多額の寄付金を提供したそう。
妻によると、これ以来、加害側と被害側の親が顔をあわせると、被害側の親が加害側の親に対して、ぺこりとお辞儀をするようになったそうです。
どの程度の見舞金が渡ったのかは不明ですが、多額の金が渡ったことは間違いありません。
「金の力は、すごいものだ」と感じさせられました。
「結局は金だ!」と実感したエピソード3.金があるから良質の学区内に住居を構えることができる
お金があれば、生徒の質が良質な学区のエリアで住宅を購入することができます。
そして、良質な学区で生活していれば、子どもが付き合う子どもは良質な子ども。
そのため、自然と勉強をするようになり、自主的に自分の将来を考えるようになります。
そして、中学生や高校生の段階で自分の人生の目標を定めて、さらに勉学に励み、優秀な大学へと進学。
私が勤務している会社の同僚社員に、そのようなエンジニアがいます。
とても優秀と評判の社員ですし、会話をしても明るく快活で、育ちの良さを感じさせる人物です。
この社員は、父親が大企業のエンジニアで、年収もかなり高いため、同僚がまだ幼稚園に通っている年齢のころに、首都圏の文教地区といわれるエリアに、一戸建て住宅を購入したそうです。
ですから、同僚社員は子どものころから、周囲の良質な子どもたちと付き合い、自然と自主的に勉強するようになり、早い段階で、知的好奇心を持つ子どもに。
自分の将来を考えて、高校生の段階で、「自分はエンジニアになる」と決めていたそうです。
「お金さえあれば、良質な住民がいるエリアに住むことができ、子どもを健全に育てることができるのだな」と、実感させられました。
まとめ
ある有名人が「お金さえあれば、なんでも手に入れることができる」と、テレビ番組で発言したことがありましたが、あながち間違いではありません。
子どもが怪我を負わされても、多額の見舞金を渡されれば、怒りがおさまりますし、多くの女性は、高い年収を得ている男性と結婚したいと、願っているのだと思います。
それが現実なのです。