私のドロドロした恋愛エピソード4編

仲がいいカップル

27歳主婦。

3歳からの親友から、高校生時代紹介にされた男性と、9年の交際期間を経て結婚。

 

結婚にいたるまで、親友と彼(現旦那)との浮気発覚があり、大きなショックを受けたものの、関係をやり直し、現在1人の子どもを育てる、幸せな主婦をしています。

 

 

私のドロドロした恋愛エピソード1.彼との出会い

携帯を見つめる女性

 

彼とは高校生のときに、親友Aの紹介で知り合いました。

親友Aとは3歳からの幼なじみで、家も近く親同士も仲が良かったので、小さいころから、よく一緒に旅行に行ったり、毎日一緒に遊んでいたのです。

彼女とは気も合っていて一緒にいると楽しく自然でいれたので、「一生の友だちだね!」と、おたがい言い合っていたほど。

 

幼稚園、小学校、中学まで仲よく一緒に通っていたのですが、高校進学を機に、別々の道を行くことに。

高校に進学してからは、おたがいそれぞれ別の友人ができ、これまでどおり毎日一緒に遊ぶことはなくなりました。

しかし、それでも月1回は会って、おたがいに話したりして、交流は続いていたのです。

 

親友Aは共学高校、私は女子校に通っていたので、もっぱら親友の恋愛話を聞いていたのですが、あるときAから「男友だちを紹介してあげる!」と言われた私。

女子校で男子との出会いがなく、思春期で恋愛体質の友人の話を聞いていて、興味もあったので、紹介してもらうことになりました。

 

そして、紹介してもらってから、しばらくはその男性とはメールで交流。

1ヶ月くらいメールで交流していたある日、気が合う感じだったので、親友Aが当時付き合っていた男性と、紹介してもらった男性Bとダブルデートをすることになりました。

 

メールでおたがいの顔は知っていましたが、はじめて会う相手で、しかも男性に免疫がない私は、はじめてのデートにドキドキ。

デート当日、精いっぱいのオシャレをして、待ち合わせ場所に向かうと、久々に見た親友Aが彼氏と腕を組んで待っていました。

 

いつも一緒に遊んでいた友だちが、自分よりとても大人びて見えた記憶があります。

少し遅れてきた男性Bが、はにかみながらやってきて、私もBもおたがいとても照れくささを隠しながら、はじめての挨拶をかわしました。

 

これが、彼とのはじめての出会いです。

おたがいに第一印象で、「一目惚れ」に近いものを感じていました。

 

そのあとのデートはとても楽しく、1日を終えたのです。

 

私のドロドロした恋愛エピソード2.彼との関係が進展

デートをする男女

 

それから男性Bとは、何度か2人でデートを重ね、高校卒業時に彼から告白。

私も、第一印象から彼のことが好きだったので、とても嬉しく思い交際を受けました。

 

親友Aは高校3年間の間に何人かと「交際しては別れ」の繰り返す恋愛体質で、特定の彼氏がいないことに悩みを感じていたようです。

高校卒業後、ひと足先社会人になった親友Aとは、それ以降疎遠になっていました。

 

私の彼はとても優しく、大学が離れていて別々だったのですが、中距離恋愛になっても、定期的に私に会いにきてくれて、交際も順調。

私もそこまでの間、何人かの男性に告白される機会もあったのですが、彼一筋で、「おたがいに想い合っていて、順風満帆」だと信じてきました。

 

 

私のドロドロした恋愛エピソード3.事件が起きた!

インターホン

 

大学3年生になり、私のキャンパスが彼の大学の近くになることをサプライズで伝えようと思い、ある日彼に内緒で彼の一人暮らしをするアパートに訪問しました。

学生でお金がなく、夜行バスで彼が「バイトがなく、暇だ」と言っていた日を狙って、彼の家に行ったのですが、着いたのが夜11時。

 

「遅い時間だし、少し迷惑かな~」と心配しつつ、彼の家のインターホンを鳴らしました。

驚いた声で出た彼、後ろで「えっ!?」という女性の声も。

気まずそうに、ひとまず鍵を開けてくれたのですが、家のなかに親友Aがいたのです。

 

親友Aは、彼に「漫画を借りにきただけ」と言っていましたが、これまで親友Aとは疎遠で、Aとは交流がないと言っていた彼。

どう考えても、夜中にわざわざ漫画を借りにくること、彼の挙動不審な態度、Aのラフな格好をみて、怪しさや疑念が消えません。

 

その場は親友Aがいそいそと帰ったので、彼に「信用できないまま、交際を続けることは難しい」と、素直な気持ちを伝えました。

すると彼は、こう話してくれたのです。

 

「男性関係のAの悩みを聞いているうちに泣きつかれて、言い寄られてしまい、断れず、魔がさして流されてしまい、一度関係を持った」と。

「Aとの関係は完全に断つから、別れたくない」とも言われました。

 

親友Aにその場で電話して、彼の話が本当かを聞いたところ、「そのとおりだ、彼も乗り気だった」とのこと。

親友だと思っていたのに、裏切られた気持ちと、私の彼と関係を持っても悪びれることもなく、開き直る彼女の態度に、とてもショックを受けました。

 

私のドロドロした恋愛エピソード4.その後

幸せな家庭

 

その後、彼が真摯に反省している態度を感じたことと、Aからきた手紙で彼を許すことに。

彼女からきた手紙には、こう書かれてありました。

 

「一人の人と一途に付き合える〇〇(私)がうらやましく、私から彼を奪って意地悪をしたかった」と。

それと同時に、Aの男運のなさや、私の彼のような優しいタイプの男性との縁がなく、彼自身に魅力を感じていたことも書かれていました。

私はそんな彼女を恨むことができず、どちらかと言えば「かわいそう」という、あわれみの気持ちが大きかったのです。

 

彼とは大学を卒業し、社会人になって2年目にプロポーズをされて結婚。

結婚式には、3歳からの親友としてAを呼びたかったのですが、彼に「呼ばないほうがいい」と言われました。

 

Aともあの一件以降、交流はなかったので、結婚式には呼んでいません。

それからしばらくして、共通の友人にAの近況を聞いたのですが、奥さんがいる会社の上司と、不倫関係にあるという話を聞きました。

 

まとめ

一緒に大きくなった私たちですが、どこで大きく道が別れたのでしょうか。

「一生の友だち」と思っていた親友を一人なくしてしまい、とても悲しいできごとでした。

 

彼はあの一件以降、とても紳士で誠実な人間でいてくれて、子宝にも恵まれ、幸せに暮らしています。