28歳女性会社員。モテるということには、かすりもしなかった人生の私。ナンパと言えば、ネットワークビジネスや宗教の勧誘ばかりだった日々からようやく脱出。「今の、最愛の彼と結婚へ向けて歩み続けられたらいいな」と思う今日このごろです。
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「モテ期がキター」と感じたエピソード1.モテない私は引き立て役
私は幼児期、学生時代とモテる経験をしたことがありませんでした。
中学生にもなると、まわりの友人が「告られた」とか、「別れた」という、話題でもちきりでしたが、私は蚊帳のそと。
自分の容姿に自信もなく、好きな人に告白をする勇気もわきませんでした。
モテるとは、一体どういうことなのかもわからず。
友人たちは、非常にモテる女の子ばかりでした。
あるとき、聞いてしまったのです。
「あの子、目立ちたがり屋なの?引き立て役なのにね」という陰口を。
あの子とは、私のことです。
友だちが、美人で学校でも目立つ子ばかりでした。
私はまわりから見ると、「モテる子の引き立て役」なのです。
つまりは、ブサイクということだったようです。
「モテ期がキター」と感じたエピソード2.ナンパは勧誘という悲しい事実
友だちと一緒に歩いていると、よくナンパをされました。
ナンパをされるのは決まって、一緒にいる友だちで、私には見向きもしません。
そんな私が、街をひとりで歩いていると、声をかけられることがありました。
私にも、ナンパなんてあるんだと思い立ち止まると。
「今、あなたにお告げがあります。心してお聞きください」という、宗教の勧誘でありました。
ほかのときは、「あなたは、僕が思いえがく人にピッタリです」と、連れていかれたのが雑居ビルの一室。
よくよく話を聞けば、ネットビジネスの勧誘でした。
私に声をかけるというのはナンパではなく、勧誘なんだという悲しい現実を受け止めるしかありませんでした。
「モテ期がキター」と感じたエピソード3.はじめての彼が超絶マザコン
学生時代、アルバイトをしていたときに出会った人に、まわりにのせられて告白をすることになりました。
なにか裏がある気がしましたが、「これを逃したらこの先、一生ひとりかもしれない」と思い、告白し付き合うことになりました。
結局、彼は私のことが好きではなかったようです。
あとでわかったことでしたが、彼はなにかの罰ゲーム的な要素で、私の告白を受け入れたようでした。
なによりも、彼は私よりもママが大好き、ママが世界で一番という超絶なマザコン男子でした。
まわりは「両方ともヤバいもの同士で、くっつけよう」という、裏があったようでした。
「ヤバい」と思われていたのはそう、私です。
「モテ期がキター」と感じたエピソード4.コンパで出会った人からのお誘いと告白
そんな私が、社会人となり同僚に誘われて参加をしたコンパ。
ここで出会ったのは、2つ年上の会社員の男性でした。
とても優しい男性で、見た目は世に言うイケメン。
その男性が、コンパの別れぎわに、私の連絡先を聞いてきてくれました。
断る理由などない私は、その場で連絡先を交換しました。
そして、その男性からこまめにメッセージがくるようになりました。
「遊びに行こう」というお誘いメールも、くるようになりました。
一緒に、コンパに参加をした同僚たちは、その男性から連絡先を聞かれもしなかったようです。
「キレイどころいっぱいなのに、なぜ私に?」と、嬉しさと疑念が半々。
「なにか、裏があるのではないだろうか」と、思っていました。
なんどかご飯を食べに行ったり、映画を観に行ったりして、その男性に告白をされました。
「まさか、こんなステキな男性に私が告白されるなんて」と思いました。
昔もあった、罰ゲームを思いだし不安になりました。
男性からの告白にも、すぐには答えることができず、しばらく友人関係を続けることになりました。
その後、同僚の話から知ったのですが、その男性は本気で私のことが好きで告白をしてくれたそうです。
まさか、まさかの事実に驚きました。
この私が、こんなステキな男性に告白されるとは、「モテ期がキター」と感じました。
「モテ期がキター」と感じたエピソード5.電車で出会った男性からの告白
会社からの帰りの電車。
急いで走りこんだ私、すぐうしろから、背の高いスーツ姿の男性が乗り込みました。
「この手袋、落とされましたよ」と、私に差し出しました。
全力疾走する私は、コートのポケットに入れた手袋を落としてしまったようです。
男性は、私に手袋を渡そうと電車まで追いかけてくれたそうです。
「申しわけありません。本当にありがとうございます」と、お礼を言って受け取りました。
するとその男性が、「よく電車でお会いしますよ」と。
私には、あまり記憶がないのですが、出勤や帰宅時の電車で私を見かけるそうでした。
背が高く、笑顔で話をするその男性は、俳優の三浦翔平さんに似ています。
「かっこいいな」と、思いながら見入ってしまいました。
男性は、私より一駅先で降りるとのこと。
私が降りぎわに、連絡先が書かれた名刺を渡されました。
すごく自然に渡されたので、思わず「ありがとうございました」と、受け取り下車しました。
帰宅後、手袋を拾い追いかけて渡してくれたお礼を兼ねて、メールを送りました。
すると、すぐに返事が返ってきました。
それ以来、電車でもよく会い話をするようになり、休みの日は一緒に出かけることが多くなりました。
一緒に歩いていると、ステキな男性なだけに、まわりの女性が注目をしているなと感じました。
私は、横で歩いていて、不釣り合いなんだろうと、どこか劣等感を持っていました。
男性があるとき「ずっと、ずっと好きだったんです。付き合ってください」と、告白をしてくれました。
彼は、いつも私のことを見守っていてくれたようです。
その姿を見て「この人好きだ」と、思っていたと言ってくれました。
この言葉に間違いはないんだ、本当の私の姿を見てくれていたんだと、うれしくなりました。
見た目には、本当に不釣り合いだと私も自覚しています。
でも、こんなにステキな人に告白をされて、お付き合いをすることになったのです。
裏も表もなく「モテ期がキター」と、感じたエピソードです。
まとめ
モテない人生まっしぐらだった私が、見た目も心もイケメンな男性ふたりから、立て続けに告白をされました。
今までに感じたことのない、ドキドキの緊張感と喜びは、まさしく「モテ期がキター」と感じています。