整形を打ち明けた上で結婚できたエピソード6編

結婚

いとこと結婚した、30代後半の兼業主婦です。結婚後、1男1女をもうけ、家族でそれなりに仲良く暮らしています。一重まぶたにコンプレックスがあり、大学時代に思い切って二重に整形してみました。子どもは、夫に似て奥二重の目ですが、私に似ているところもありますが違和感はありません。整形は、自分の心をあかるくする手段でもあるので、無理のない範囲であれば私はアリだと思っています。でも、パートナーの意見や信頼関係は、それ以上に大事だと思います。今後は、整形予定はありません。

 

 

整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード1.彼の好みはぱっちり二重

アイドル

 

私の結婚相手は、幼いときからよく知るいとこです。

付き合いだしたのは、高校になってからですが、夫は目がぱっちりした顔立ちの女性が好きでした。

 

部屋に遊びに行くと、そうしたアイドルのポスターが飾ってありました。

写真集なんかも、置いてありました。

 

私はというと、まぶたは厚ぼったい一重です。

おメメぱっちりの、アイドル顔とはほど遠く、どちらかという暗い印象すらありました。

 

告白は、彼のほうからだったのですが、好みとまったく違う私のどこがひかれたのか疑問でした。

付き合い出しても、コンプレックスを抱いてたんです。

 

一度「一重好きじゃないでしょ?」と、聞いたことがあります。

そのときは、「お前のこと、顔で好きになったわけじゃないから」と、言っていました。

 

しかし、自分のなかでは、かなりもやもやした思いがありました。

 

整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード2.整形を決めたきっかけ

整形

 

大学時代の友だちは、よく「兄弟みたいだね」と、言われていました。

たしかに、1つ年上の彼は、私にとってはお兄ちゃん的存在だったんです。

 

半分は家族のような気持ち、半分は恋人としての恋心が混在していました。

なので、デートのときはメイクに時間をかけたり、お洒落したりと揺れる女心もあったんです。

 

そのため、自分のなかのコンプレックスはなくならず。

どうしても、二重にしたくなりました。

 

友だちにも、大学3年の就職活動がはじまる前に、美容整形をする子がいました。

その話を聞くと、二重にするくらいなら、ハードルは低い感じがしました。

 

そのため、自分もぱっちりした瞳で「就職試験を受けたい」と、整形を決意したのです。

 

整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード3.彼にうちあけるか悩む

話し合い

 

幼なじみで、すっぴん顔も互いに熟知している彼には、整形したら100%バレてしまいます。

でも、整形前に相談したら、反対される気がしていました。

 

でも事後報告も、それはそれで信頼関係が崩れそう。

かなり悩みました。

 

なんとなく、「私がぱっちり目になったらどう?」と、冗談ぽく聞いてみたりもしました。

彼は、たいてい軽く「ありさちゃんなら歓迎」なんて、答えてました。

 

冗談でしょうが、本音も混ざっています。

この時期から、実際にいくつか整形外科のカウンセリングに、通いだしました。

 

 

整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード4.ついに整形を決行する

手術

 

カウンセリングを受けたなかで、親切に対応してくれて、印象のよかったところがありました。

大学2年生の冬休みに、切開法で施術を受けることに。

 

本当は埋没法が良かったのですが、私のまぶただと元に戻ることもあるとか。

せっかく、やるなら長持ちさせたいと思い切開にしたのです。

 

メスを入れるといっても、入院の必要はありません。

1週間程度は、わかるくらい目が腫れるらしいので、冬休みを選びました。

 

クリスマスは、彼とすごして、翌日が手術日でした。

次に会うのは、年があけ抜糸のすんだ10日の予定です。

 

結局、彼には手術前には伝えられず、次回あったときに、いきなり変わった私を見ることになります。

不安もありましたが、それよりも期待感のほうが大きかったです。

 

手術後、家に引きこもり、親しい友人にも会わずにすごしました。

 

整形を打ち明けた上で結婚できたエピソード5.整形後、彼と初対面

びっくり

 

本当なら、元日は祖父母の家に集まって、親戚で顔を合わすのですのが恒例です。

腫れは、だいぶ引いたものの、抜糸していなかったので、会うのは気がひけました

 

風邪だと嘘をつき、正月の集まりは欠席しました。

心配して電話をくれることに、後ろめたさはありました。

 

でも、抜糸するまでは会うわけにいきません。

そして、その日は来ました。

 

会った瞬間、私の顔を見てギョッとした感じで、凝視されました。

一発で気づかれました。

 

「就活前に、イメチェンしたかったの」とか、「手術なんて大げさじゃなかったし」とか、言いわけのように話してました。

 

整形を打ち明けた上で結婚できたエピソード6.仲直りからプロポーズまで

 

彼の無言に、気まずくなってしまい「気に入らない?」と、聞いてみました。

すると、「好きだとか嫌いだとかじゃなく、整理がつかない」とのこと。

 

彼としては、顔で好きになったわけじゃなから、あまり関係ないようでした。

それよりも「嘘をつかれていたのが、ショックだ」と。

 

整形そのものに関しては怒っておらず、私が嘘をついていたことを、彼は怒ってしまいました。

心配させたのですから、それは当然だと思います。

 

「ごめんなさい」とあやまるしかなく、必死であやまりました。

小さいときから、私の涙に弱かった彼は、結局許してくれました。

 

その後もお付き合いを続け、それぞれ社会人になって、彼にプロポーズされ結婚しました。

 

まとめ

整形自体が、結婚に影響を及ぼすことはありませんでした。

結婚には、相手の信頼を損なわないという、最低限のルールが大事です。

 

本当に愛しているなら、整形のことも話せば理解されると思います。

個人的には、整形でコンプレックスがなくなり、よかったと思います。