いとこと結婚した、30代後半の兼業主婦です。結婚後、1男1女をもうけ、家族でそれなりに仲良く暮らしています。一重まぶたにコンプレックスがあり、大学時代に思い切って二重に整形してみました。子どもは、夫に似て奥二重の目ですが、私に似ているところもありますが違和感はありません。整形は、自分の心をあかるくする手段でもあるので、無理のない範囲であれば私はアリだと思っています。でも、パートナーの意見や信頼関係は、それ以上に大事だと思います。今後は、整形予定はありません。
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整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード1.彼の好みはぱっちり二重
私の結婚相手は、幼いときからよく知るいとこです。
付き合いだしたのは、高校になってからですが、夫は目がぱっちりした顔立ちの女性が好きでした。
部屋に遊びに行くと、そうしたアイドルのポスターが飾ってありました。
写真集なんかも、置いてありました。
私はというと、まぶたは厚ぼったい一重です。
おメメぱっちりの、アイドル顔とはほど遠く、どちらかという暗い印象すらありました。
告白は、彼のほうからだったのですが、好みとまったく違う私のどこがひかれたのか疑問でした。
付き合い出しても、コンプレックスを抱いてたんです。
一度「一重好きじゃないでしょ?」と、聞いたことがあります。
そのときは、「お前のこと、顔で好きになったわけじゃないから」と、言っていました。
しかし、自分のなかでは、かなりもやもやした思いがありました。
整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード2.整形を決めたきっかけ
大学時代の友だちは、よく「兄弟みたいだね」と、言われていました。
たしかに、1つ年上の彼は、私にとってはお兄ちゃん的存在だったんです。
半分は家族のような気持ち、半分は恋人としての恋心が混在していました。
なので、デートのときはメイクに時間をかけたり、お洒落したりと揺れる女心もあったんです。
そのため、自分のなかのコンプレックスはなくならず。
どうしても、二重にしたくなりました。
友だちにも、大学3年の就職活動がはじまる前に、美容整形をする子がいました。
その話を聞くと、二重にするくらいなら、ハードルは低い感じがしました。
そのため、自分もぱっちりした瞳で「就職試験を受けたい」と、整形を決意したのです。
整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード3.彼にうちあけるか悩む
幼なじみで、すっぴん顔も互いに熟知している彼には、整形したら100%バレてしまいます。
でも、整形前に相談したら、反対される気がしていました。
でも事後報告も、それはそれで信頼関係が崩れそう。
かなり悩みました。
なんとなく、「私がぱっちり目になったらどう?」と、冗談ぽく聞いてみたりもしました。
彼は、たいてい軽く「ありさちゃんなら歓迎」なんて、答えてました。
冗談でしょうが、本音も混ざっています。
この時期から、実際にいくつか整形外科のカウンセリングに、通いだしました。
整形を打ちあけた上で結婚できたエピソード4.ついに整形を決行する
カウンセリングを受けたなかで、親切に対応してくれて、印象のよかったところがありました。
大学2年生の冬休みに、切開法で施術を受けることに。
本当は埋没法が良かったのですが、私のまぶただと元に戻ることもあるとか。
せっかく、やるなら長持ちさせたいと思い切開にしたのです。
メスを入れるといっても、入院の必要はありません。
1週間程度は、わかるくらい目が腫れるらしいので、冬休みを選びました。
クリスマスは、彼とすごして、翌日が手術日でした。
次に会うのは、年があけ抜糸のすんだ10日の予定です。
結局、彼には手術前には伝えられず、次回あったときに、いきなり変わった私を見ることになります。
不安もありましたが、それよりも期待感のほうが大きかったです。
手術後、家に引きこもり、親しい友人にも会わずにすごしました。
整形を打ち明けた上で結婚できたエピソード5.整形後、彼と初対面
本当なら、元日は祖父母の家に集まって、親戚で顔を合わすのですのが恒例です。
腫れは、だいぶ引いたものの、抜糸していなかったので、会うのは気がひけました。
風邪だと嘘をつき、正月の集まりは欠席しました。
心配して電話をくれることに、後ろめたさはありました。
でも、抜糸するまでは会うわけにいきません。
そして、その日は来ました。
会った瞬間、私の顔を見てギョッとした感じで、凝視されました。
一発で気づかれました。
「就活前に、イメチェンしたかったの」とか、「手術なんて大げさじゃなかったし」とか、言いわけのように話してました。
整形を打ち明けた上で結婚できたエピソード6.仲直りからプロポーズまで
彼の無言に、気まずくなってしまい「気に入らない?」と、聞いてみました。
すると、「好きだとか嫌いだとかじゃなく、整理がつかない」とのこと。
彼としては、顔で好きになったわけじゃなから、あまり関係ないようでした。
それよりも「嘘をつかれていたのが、ショックだ」と。
整形そのものに関しては怒っておらず、私が嘘をついていたことを、彼は怒ってしまいました。
心配させたのですから、それは当然だと思います。
「ごめんなさい」とあやまるしかなく、必死であやまりました。
小さいときから、私の涙に弱かった彼は、結局許してくれました。
その後もお付き合いを続け、それぞれ社会人になって、彼にプロポーズされ結婚しました。
まとめ
整形自体が、結婚に影響を及ぼすことはありませんでした。
結婚には、相手の信頼を損なわないという、最低限のルールが大事です。
本当に愛しているなら、整形のことも話せば理解されると思います。
個人的には、整形でコンプレックスがなくなり、よかったと思います。