24歳男性。
某大手不動産会社勤務。
小学生のころから人間として扱われずに、生活してきて、早24年。
「人生のリセット」という意味で整形をして、見事リセットに成功しました。
彼女いない歴=年齢だった人物でも、可愛い彼女をつくり、人生を順風満帆に謳歌中。
見出し
ブサイクな私が整形したエピソード1.整形前は、人間として扱われない
私がブサイクだと感じたのは、小学生のころでした。
普通では、小学校の時点で、顔で判別されるということはないと思います。
しかし、当時は顔だけではなく、体もみにくいということもあって、いじめられていたのです。
親の遺伝から、腫れぼったいまぶたを兼ねそろえており、一部でのあだ名はお岩さん。
お岩さんといっても女性の幽霊ですが、私は男性で、よく妖怪図鑑を私の机におかれては、いじめられることもあったのです。
これは、小学3年生の話であり、そこから大人になっていくにつれて、いじめはエスカレートしていきます。
最も傷ついてしまったのは、大学の卒業が決まって、就職活動をしているときでした。
はじめて、最終面接まで進んだ企業から言われてしまった一言が、「顔が顔だから、採用できない」ということ。
たしかに、事務職ということもあって、外には出ませんが、「社内の空気を重くしてしまう」というのが理由だったようです。
小学生から社会人になるまで、「人間として扱われない」と思っていた私。
バイトでも、工場で働くなど、自分から人目を避けていたのです。
あだ名は、モンスター、お岩さん、薄目など、人間として扱われていない、代表例を挙げるかのような、あだ名ばかり。
そういった生活を続けていれば、自分に自信がなくなりますし、生きている感覚さえもしませんでした。
結局、一般企業に就職することはできた私。
ですが、営業部署にもかかわらず、社内でIT関連の業務をしているのみでした。
仕方のないことでしたが、「もう少し、人間として扱ってほしい」ということを社内の人間に言いたかったです。
ブサイクな私が整形したエピソード2.整形を決意した瞬間
私が、整形を決意したのは、ストレスで体重が激減しはじめたときです。
IT関連企業ということもあって、仕事が忙しいというのは覚悟していましたが、残業は平気で100時間を超え。
家に帰るといっても、寝るか入浴するかのどちらかであり、起きればすぐに仕事でした。
たしかに、プライベートでなにかすることもありません。
しかし、ほとんど仕事の日々で、60キロあった体重は、45キロまで減ってしまったのです。
小学校から痩せることがなかった体重ですが、自分でも見違えるほどやせてしまい、鏡の前に立っているのは自分ではない自分でした。
しかし、顔周りの脂肪がなくなったことにより、輪郭がはっきりするようになったのです。
輪郭がはっきりしてからは、「少しくらいは自分の顔が見れるようになった」と自負していました。
とはいえ、目の大きさは変わることなく、糸のような感じの目だったので、唯一そこを「整形したい」と思っていたのです。
私にいる唯一の友だちさえも、整形をしていたので、整形に対してそこまで抵抗があるわけでもありませんでした。
人間として扱われない自分自身の経験からすると、「少しでも、見れる顔になったほうがいい」と、考えは変わっていったのです。
そして、次第に自然と整形について調べるようになり、気付けば美容外科を検索し、予約していました。
ブサイクな私が整形したエピソード3.整形前日まで、さまざまな葛藤
整形をすると自分自身で決意してから、予約日まで時間が近づいていきました。
しかし、そこではさまざまな葛藤があったのです。
まず一つ目に、親が生んでくれた体にメスを入れるということ。
みにくい顔をした子どもとはいえ、両親は私の顔に対して、一度も触れたことはありませんでした。
自分の息子である以上、可愛がってくれるのは当たり前のことであり、それは顔で判断しているものではなかったのです。
そのほかには、周りの対応が変わるということ。
これは、整形をしたうえでつきものだと思っていたので、そこまで葛藤の基準に入りません。
しかし、仕事をしている立場で、いきなり見違える自分になってしまえば、対応が変わるのは当然です。
そのような葛藤がありましたが、結局予約してしまったものは仕方がなかったので、当日まで待つことにしました。
ブサイクな私が整形したエピソード4.緊張を隠せなかった当日
当日になってからはというと、予約した病院に着いてからは、緊張しかしませんでした。
「手術が本当に成功するのか」という緊張もあります。
なぜなら、カウンセリングからどのような自分になるのか、モンタージュで知っていたからです。
明らかに、自分ではない自分ができあがっている、モンタージュを見てから、緊張しました。
目の整形と鼻の整形を行ったのですが、目に関しては腫れぼったい瞼を切開して、くっきり二重に。
鼻に関しては、プロテーゼを鼻に入れることによって、鼻を高くすることに成功しました。
どちらも、「二週間のメンテナンスが必要」とのこと。
しかし、それが終了してからは、「半永久的に効果がある」とのことだったので、安心しましたね。
3時間ほどで手術は終了し、自分の顔を見てから思ったのは、自分ではないということです。
24年間ともにしてきた顔でしたが、腫れぼったい目はどこかに消えていました。
鼻に関しては、とくに目立った変化はありませんでしたが、鼻筋がかなりきれいになったのです。
ブサイクな私が整形したエピソード5.整形後に身の回りに起きた変化
整形後は、職場をすぐにやめて、転職することにしました。
やはり、整形前の職場で働くというのはつらいものがあったからです。
別の職場に行ってからは、かなり人当たりが変化。
今までは、いないものとして扱われていた自分自身が、存在価値を見出したかのように、人当たりがよくなったのです。
上司から頼られたり、同僚から信頼されたりと、今まで体験したことがないことまで体験できるように。
そのほかには、はじめて彼女をつくることができました。
24年間生きてきたなかで、彼女をつくったことはありませんでした。
そんな私が、人生ではじめて告白されて、付き合うことになったのです。
私のなかでも大きな変化であり、「整形をしてよかった」と、実感できたことでもあります。
まとめ
「みにくい」と言われ続けて生きてきましたが、整形をして、人生を変えることができました。
私がいつも思うことは、「人生はいつでもやり直せる」ということです。
たしかに、生まれ持った顔というのは、その人の天性といってもよいでしょう。
みにくければ、人当たりが冷たくなるのは当然です。
しかし、整形をすることによって、その人生を変えることができるのなら、しない理由がありません。
彼女もできて、会社ではそこそこの信頼できる地位を確立しているので、整形には本当に感謝しています。
仮にも、自分の顔で悩んでいる人がいれば、私は喜んで整形を推奨するでしょう。