美人からブスになったことで辛かったこと4つ

叫ぶ人

30歳女性、OLとして商社に勤務。10代の頃は「美人」と言われモテモテな生活を送るが、その後はブスの扱いを周囲にされるようになり改めてブスを痛感している。趣味はショッピングと映画鑑賞、スノーボードを始めました。

 

 

辛かったこと1.告白されなくなった

疑問を持つ人

 

私は小さなころから、男の子に「私ちゃん可愛いからすき!」なんて言われて、小学生から彼氏がいるほどでした。

とはいっても、小学生での付き合いは、一緒に下校するくらいでした。

 

中学、高校とクラスの男子や、ほかの学年の先輩にも「付き合って」と何人かに告白されたことがあります。

私はてっきり「自分が美人だから男性にモテるんだ」と、ばかり思いこんで、自意識過剰になっていたのです。

 

そんな「私は美人なんだ!」と、思い込んでいる状態のまま大学に進学しました。

「きっと、モテモテで、バラ色の学生生活を送るんだ」とばかり思いこんでいました。

 

大学1年生のとき、友だちふたりと新人歓迎のコンパに、参加していたときのことでした。

ふと、近くに座っていた男性の先輩の話が、聞こえてきたのです。

 

どうやら、誰が可愛いかという話をしているようでした。

「きっと、私が可愛いと言われるに違いない」と余裕で話を聞いていました。

 

しかし、先輩から出た名前は「A子ちゃん、可愛いよね」と。

たしかに、A子は可愛いとは思いますが、私は不満。

 

「○○ちゃん(私)って雰囲気は可愛い感じだけど、顔はそうでもないよね」なんて話が聞こえてきたのです。

「私って、もしかして美人ではないの?」とかなり強いショックを受けて、放心状態になってしまいました。

 

勝手に、美人からブスに転落した瞬間でした。

結局、大学時代に男性から告白されたことはありませんでした。

 

辛かったこと2.重たいものを持ってもらえなくなった

重たい荷物

 

自称美人だった私は、高校まではモテて、ちやほやされていました。

なので、授業に使用する用具の当番などでは、「俺持つよ!」なんてすぐ男性に言ってもらえました。

 

だから、重たいものを持った経験がありませんでした。

そんな私が、社会人になり、重たい荷物を運ぼうとしているときでした。

 

「私って、結構美人だから、重たいものは誰か持ってくれる」と思い男性社員を見回しました。

すると、こちらに気づいた男性社員が来てくれて、「やったー持ってくれる!」と思いました。

 

しかし、男性社員は「○○さん、台車がとなりの部屋にあるから使っていいよ」なんて言うのです。

冷たい人だなと思いましたが、「やはり、社会人はそんなに甘くないんだな」と自分を納得させました。

 

が、その男性職員は、同僚のC子の手伝いはするのです。

C子と言えば、女性の私から見ても美人な子です。

 

そんなC子が書類の束を運ぼうとすると「僕、手伝いますよ!」と、ひょいと持っているのです。

「あれ、私って美人でないから手伝ってもらえない?」がっかりした一件でした。

 

その後も、私は手伝ってはもらえない、重たい書類を汗だくで運ぶ日々を過ごし、腕の筋肉がちょっとムキムキになっています。

 

辛かったこと3.同窓会で相手にされない

同窓会

 

「自分は美人」と思っていた私のもとに、社会人になってから中学校の同窓会の連絡が来ました。

10年以上会っていない人もいるので、とってもウキウキして同窓会へ出席しました。

 

当時、私のことを「好きだ」と言っていた男の子もいるので、「大人の魅力でさらに美人になった私にクラっとくるかな」くらいの気持ちでした。

同窓会が始まると「〇〇ちゃん変わらないね!」「ちょっと〇〇君太ったね!」なんて比較大会になっていきました。

 

そして私の番になると、ある男が「私ちゃんて、昔は美人だったよね」と、言い出したのです。

「い、今は?」と、ちょっとハラハラして聞いてみると「好きな人は好きな顔だね!」なんて言うではありませんか!

 

「それって、昔に比べてブスになったって事じゃん」と、正直イラついてしましました。

当時、好きだと言ってくれていた男子まで、「昔私ちゃんって。美人だったから俺好きだったんだー」と、あくまでも「昔は」を強調していました。

 

あげく、当時より少し可愛くなったほかの女の子と、ずっと話していました。

ちょっと考えすぎなのかもしれませんが、「私、今そんなにブスなのかな」と悲しいエピソードとなりました。

 

辛かったこと4.似ていると言われる芸能人がブス

なぜの人形

 

10代のころは、芸能人に似てるなんて、言われることもあるくらいでした。

「人気芸能人に、似ているなんて言われる自分は美人だ」とつくづく思っていました。

 

しかし、アラサーになるころから、世間で美人と言われる芸能人に似ているなんて、一切言われなくなっていきました。

最近言われる、似ている芸能人は「それブスの分類?」なんていう人です。

 

正直嬉しくないです。

10代のころは、ちょっとふくよかな私ですが、20代からダイエットをしてちょっと顔の印象が変わったのかもしれません。

 

でも、「美人の芸能人に似ていると言われたころが、懐かしいな」と、しみじみ寂しさを感じる最近なのでした。

 

まとめ

モテモテな時期を過ごした10代は、てっきり自分は「美人」と思い込んでいました。

周りの扱いかたが変化した20代を過ぎたころから、「私ってそれほどでもない、むしろブスかも」と痛感しています。

昔が懐かしく感じる、今日このごろです。