26歳女性。英会話講師として勤務。25歳のときに妊娠が発覚して、付き合っていた男性と別れる。子どもをあきらめられず、出産することに決める。神奈川県から、実家がある愛知県に引っ越す。両親と子育て奮闘中。現在は新しい彼と一緒にすごしている。将来、結婚を視野に入れている。
シングルマザーで苦労したこと1.お金が足りない
私は、2年交際した4つ下の彼氏とのあいだに、子どもを授かりました。
相手は、まだ大学4年生で、まったく責任感もなければ、親に経済的に頼ってばかりの人でした。
愛知県と神奈川県で、遠距離恋愛をしていた私たちは、いつか一緒になることを夢見て生活していました。
私は、やりたい仕事があったため、なかなか実家がある愛知県に帰ろうとしていませんでした。
私は、年齢てきなことも考えて、彼との結婚を考えていました。
妊娠を伝えたときに、彼はもちろん喜んでくれると思っていました。
結婚を視野に考えていたし、順番は少し違ったとしても、気持ちはかわらないと思っていました。
ところが、妊娠を伝えると、相手はパニックになってしまいました。
「産むことが、その子のためになるのかな。俺には育てる自信がない」と、言われてしまいました。
あまりにもショックだった私は、産むことをあきらめようとも思いました。
でも、お腹に宿った子をどうしても、あきらめることができず、彼の了解を得ないまま産む決心をしました。
親には、もちろん反対されましたが、私の意思が固く、次第に理解してくれるようになりました。
働いていた会社にも、妊娠の報告をして、産休と育休をもらえるかどうかの相談をしました。
ただ、産休をもらうためには、8週間前まで働くことが条件でした。
往復30分の徒歩で通っていたため、とてもではないけど体に負担でした。
体を激しく動かす仕事だったため、やむを得ず妊娠7か月で退職することにしました。
そのため、経済的にとても不安定になってしまいました。
検診のたびに、多額のお金を支払いました。
病院の支払いが50万円ほどあり、私の生活はとてもかつかつでした。
両親が、援助をしてくれると申し出てくれましたが、親に頼ることができませんでした。
貯金もあまりなく、今後の生活が本当に心配でした。
別れてしまった彼から連絡がくることもなく、お金の援助もお願いすることもできませんでした。
今後、関わりを持ちたくなったので、お金を援助してもらうつもりもありませんでした。
ただ、妊娠をしていながら働くこともできず、ましてや産まれてからも、働けるかどうか毎日不安でした。
子どもが産まれ、子育てて精一杯だったため、結局、親に頼ることしかできませんでした。
シングルマザーで苦労したこと2.新しい相手がなかなか見つからない
彼と別れてしまったとしても、もちろん子どもには、新しいお父さんが必要です。
妊娠しているときには、結婚をよく考えるようになりました。
私は、子どもができたことを誰にも伝えていなかったので、まずは妊娠していることを周りの人に伝えることからはじまりました。
もちろん、周りはみんなびっくりして、とても驚いていました。
食事に誘われることもありましたが、もちろんそれ以上の関係までは発展しませんでした。
自分の子どもでない子を身ごもっている女と付き合うなど、そんな男性なんていないと思っていました。
あまりにも責任が重すぎるし、自分の子どものように愛してくれる人は、いないのではないかと思いました。
子どもが産まれてから、ご飯に誘ってくれたり、面倒を一緒に見てくれる男性もでてきました。
でも、私と結婚してくれる男性は、今のところはいません。
付き合いたいと思った人も、もちろんいました。
しかし、責任を持たせることがあまりにもかわいそうで、自分からアクションを起こすことはできませんでした。
普通の恋愛が、もうできなくなってしまったことに、とても苦労しています。
シングルマザーで苦労したこと3.自分の時間がまったくない
妊娠をしていたころは、家でゆっくりすることができました。
私は、もともと家でひとりゆっくりすることが、苦手な人間でした。
なにかと、外出をしたいと思い、時間があれば出かけるようにしていました。
子どもが産まれたとしても、子どもと一緒に出かけようと考えていました。
いざ、子どもができるとまったくと言っていいほど、自分の時間がなくなってしまいました。
毎日、寝不足で、子どもの面倒をみるのも、ひとりでやらなくてはいけません。
旦那がいれば、少し手伝ってくれたり、みていてくれたりしてくれるのでしょう。
私には、そんな人もいません。
あまりにも大変で、思いつめてしまった私は、両親に相談をして、子育てを手伝ってもらうこともありました。
しかし、それはほんのわずかな時間しかないです。
友人との外出も、まったくできなくなってしまいました。
友人と会うときは、家まできてもらい、一緒に子どもの面倒を見ることだけになってしまいました。
どこかに出かけたり、男性と食事に出かけたりすることが、いっさいなくなってしまったのです。
今まで、どれだけ自分が恵まれていたかを改めて実感しました。
また、子育ての大変さを本当に思い知りました。
まとめ
苦労したことは、たくさんあります。
なによりも、我が子が生まれてきてくれたことによって、私は今までにない幸せを与えられました。
大変なことは、これからもたくさん出てくるかもしれません。
前向きに考えながら、生きていこうと思いました。