シングルマザーは楽しい!シングルマザーの楽しいこと3つ!

楽しい

33歳のシングルマザー。大学進学とともに地元を離れ、10年ほど関西で暮らす。20代後半のときに知り合った男性と結婚し、その2年後に男児を出産するが、息子が生後4ヶ月のときに離婚。現在は田舎に戻り、会社員をしながら4歳になる息子とのふたり暮らしを満喫中。

 

 

シングルマザーの楽しいこと1.自分で決定できる

決定権

 

母子家庭は、貧困とか孤独というイメージをいだく人も多いと思います。

たしかに、家のこともお金をかせぐことも子育ても、ひとりで行うことは労力を使います。

 

私自身、プレッシャーもかなりあります。

「この子が、成人するまでやっていけるかな」と、夜中にふと不安になることも。

 

でも、シングルマザーであることをそこまで、「大変だ」と思ったことはありません。

というのも、仕事のこともお金の使いかたも、自分が管理することができるからです。

 

結婚していた当初は、元夫とお金のことで、よくけんかをしてもめることがありました。

私も働いていましたが、「なにに、いくら使うか」という点が、夫婦けんかの一番の原因でした。

 

そのうち、「俺のほうが、かせいでいるのに」とか、言い出してしまうのですよね。

そういうことが積み重なって、離婚にいたってしまったのです。

 

離婚する前は、かなり悩みました。

しかし、離婚してひとりになると、もめごとが一切ありません。

 

ひとりなので、当たり前なのですが。

自分がすべて管理して、把握できることは、ストレスフリーですごく楽なことです。

 

お金でのもめごとと言えば、今のところは子どものおもちゃを買うときとのやり取りでしょうか。

もちろん、私ひとりだとかせげるお金は、やはり限界があります。

 

仕事を優先すると、子どもとすごす時間が減ってしまいます。

世帯収入でみると、母子家庭の平均年収ぐらいでしょうか。

 

しかし、やりくりもちゃんとすれば、年に数回は旅行に出かけたり、たまに贅沢な外食もできます。

とても、充実した毎日を送ることが可能です。

 

今のところは、これで生活できており、子どもも元気にのびのび育っていると思います。

自分でかせぎ、生活の基盤をつくる責任は重大ですが、そのぶん日々の生活の決定権は自分です。

 

シングルマザーの楽しいこと2.じつは自由が多い

自由

 

「シングルマザーって、やること多くて忙しそう」と、思われているようです。

でも、ちゃんと自分の時間もとれています。

 

そもそも、家事や仕事をすること自体は、世間の働くお母さんと、なにひとつかわりません。

違いは、「夫がいない」という点です。

 

やらなくちゃいけないのは、仕事と子ども、自分のこととシンプルです。

縛られるものがなくて、日々の生活がすごく楽しく感じられるのです。

 

もちろん、自分の時間を自由にとるために、いかに効率よく家事をするかに、すべてがかかっています。

休みの日の夜に、一週間ぶんのストックおかずをまとめてつくったり、洗濯機は毎日まわさないなどの工夫をしています。

 

ルールを決めてやれば、家のことも意外とすぐにおわってしまうのです。

子どもの寝ているあいだは、自分の時間をゆっくり楽しんでいますし、至福の時間です。

 

小さな趣味も楽しんでいますし、空き時間に副業なども行っています。

親戚も自分の実家としか接点がありませんから、わずらわしさもありません。

 

そのあたりでも、とても「自由」を感じています。

今は、子どもが小さいので、ひとりの時間にも限りがあります。

 

でも、これからどんどん大きくなれば、もっと自由な時間が増えるだろうと思います。

想像するとさみしい気もしますが、ひとりの時間を楽しめることは、やはりうれしいです。

 

幸い実家が近くにあるので、半日ぐらい子どもを預かってもらうこともできます。

ひとりでふらっと遠出したり、友だちとお茶することもできています。

 

シングルマザーは、大変なこともあります。

でも、「あれも、これも、しなければならない」なんてストレスを感じることはなくなりました。

 

むしろ、自由を感じる瞬間は、たくさん増えました。

日本の女性は、母と妻の役割にしばられがちな傾向にあると思います。

 

そこから解放されたから、楽しいのだと思います。

 

 

シングルマザーの楽しいこと3.「女性」であることを再認識できた

女性

 

シングルマザーになった当初は、「父親の役目も、すべてやるのだから、女はすてないといけない」と、思っていました。

髪の毛も1000円カットで切り、ひどいときは、自分で切っていました。

 

しかし、ふと「私は、母親であると同時に、ひとりの人間であり、女性」と、いうことに気付きました。

それから、髪も伸ばしはじめました。

 

毎日、スニーカーばかりでしたが、ヒールを引っ張り出して、たまに女らしい服装もするようになりました。

その変化に、気づいたのは息子で、「お母さんかわいい!」と、言ってくれて本当にうれしかったです。

 

自分が、母である前に「女性」であることを再認識できた瞬間でした。

だんだんと、同窓会などで同級生の男の子に、優しくしてもらえたりもしはじめました。

 

「女性であることを否定しなくていいんだ」と、思うようになりました。

 

離婚してからというものの、所帯染みていないそうです。

「もう、私のことを女性として、愛してくれる人はいないだろう」と、思っていました。

 

しかし、縁あって年上の男性と、学生時代のようなピュアな恋愛を経験することもできました。

シングルマザーになったからこそ、経験できた感情ですし、本当に幸せでした。

 

今は、年齢よりも若く見られることが増え、できる範囲で自分なりに、オシャレを毎日楽しんでいます。

なにより、「女性」ということに自信を持って、肯定できることで毎日楽しいです。

 

まとめ

シングルマザーといえば、「大変そう」とか「苦労してそう」などと、ネガティブなイメージがあります。

でも、実はそうでもありません。

 

日々の生活のなか、シングルマザーになったからこその、楽しみや喜びはたくさんあるのです。

シングルマザーという立場を自分なりに、楽しくポジティブに生きることは、結果的に子どものためにもなります。