夫を出世させるために私が実際にやったこと3つ

昇進

37歳女性。

現在は所有している薬剤師資格を活用し、ドラッグストアでの調剤担当として勤務。

 

22歳のときに当時の同級生と結婚し、翌年には子どもを出産しながらも、元主人との間の生活の不一致などから、26歳のときにはじめての離婚を経験。

以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子を育てるシングルマザーとして活動中。

 

 

夫の出世ために私が実際にやったこと1.上司への細やかな対応

お中元

 

夫の出世は、夫と世帯をともにして過ごしている妻にとっても、重要なポイントの1つ。

私自身も、夫が会社員として働いている最中には、常日ごろから、こう考えて行動していました。

「夫の昇進をサポートできるようなことができないか?」と。

 

そのなかでも、個人的にとくに、「努力した」と自負している行動があります。

それは、夫の上司に対する妻からの、細やかな対応を欠かさなかったという点ですね。

 

一年を通じて、いろいろな慶事やイベントがある会社に勤めている夫。

一度に直属の上司の方など、複数の方に対して、細かい行動をするのは非常に手間でした。

しかし、この行動を実践したおかげで、入社3年目だった夫が同期のなかで、1番早く、係長に昇進できたんです。

 

夫自身の成績が良かったこともあったと思います。

ですが、それ以上に、普通なら入社4年から5年ではじめて候補に挙がる、係長への昇進が3年目という異例の形で果たせたのも、私がしていた上司の方への心配りが、効果的だったのだとか。

 

実際にした方法としては、妻ができる夫の仕事のサポートに関するものです。

それは、お中元やお歳暮などの贈答品や年賀状など、季節ごとのイベントにもしっかりと対応すること。

実は、こういった基本的な行動こそ、絶対に欠かせない大切なポイントなんです。

 

とくに、40代以降の比較的年配の上司の方ほど、一般常識や社会的な行動に対して、とても敏感な方が多いもの。

最近の若い方があまりしないような、お中元やお歳暮などの行事にも、とくに力を入れましたね。

 

上司の方に送る品物としては、1回あたり5000円前後が相場と言われています。

しかし、私の場合はその倍に当たる、10,000円という額を中心に、品物を選んで送っていました。

 

ただ、金額だけでなく必ず抑えておきたいのが、送り先となる上司の方の好みを必ず、把握した品物選びをするということ。

たとえば、お酒が大好きな方であれば、お酒をおくるのは当然。

そのうえで、どんなお酒をとくに好まれる方なのかも、夫に事前に確認させたうえで、それにあった最適なお酒を贈答します。

 

逆に、糖尿病や高血圧などの症状に悩んでいる方であれば、ハムや佃煮みたいな、おくりやすい品物は絶対にダメ。

海苔やお茶のセットなど、健康に留意したアイテムを必ず選ぶなど、受け取った相手の方が、安心して利用してくれるような品物を選ぶんです。

 

実際に、こういった行動をもとに、いろいろな贈答をしてきた私。

なかには品物を贈るたびに、連絡をしてきてくれて、感謝の言葉を述べて下さったり、「妻として夫をサポートしている」という、いい印象を抱かれました。

 

実際に、夫の人事考査の際にも、よい評価をして下さった経験もあります。

その経験からいっても、上司の方の心を掴むという意味で、絶対に実践すべき行動だと思うので、おすすめですね。

 

夫の出世ために私が実際にやったこと2.休日に同僚や上司の方を招いての食事会

食事会

 

「夫をいかに出世させるのか?」を考えるうえで重要なのが、「夫と同僚の方との関係をよい状態に保つ」という点だと思うんです。

 

実際、私も結婚前に社会人として、働いていたときのこと。

「どうせ昇進してもらうのであれば、人間関係が良好で、かつ優秀な人材を」と願う気持ちがありました。

 

これはどの職場でも、ほぼ共通点といってもいいほどの条件といえます。

夫に対する職場や同僚さんからの印象をとにかくよくするため、さまざまな行動を起こしました。

自宅で頻繁に食事会を開いたり、既婚の同僚さんの配偶者の方との交流も、欠かさず行っていましたね。

 

とくに効果的だと実感したのが、やはり上司の方の奥様をご招待するという方法。

年配のご夫婦ほど、奥様をとても大切にしている男性の方が多いです。

 

なので、日ごろから奥様経由で、うちの印象や実際に楽しんでもらえたことを感想として、上司の方に伝えてもらえます。

その結果、後日、上司の方から感謝されたり、夫が職場で「上司の方からちょっといい感じで待遇してもらえた」なんてできごとも、たくさんありました。

 

ただ、1つだけ注意しておきたいのが、あまり、恩着せがましい形で招かないこと。

たとえば、高級すぎる食材を使ってもてなしたりすると、下心が見え見えな、待遇になりかねません。

なので、あくまでもちょっとだけ、普段よりも贅沢な内容でご招待するという点を重視していましたね。

 

バーベキューにしてみたり、手巻き寿司みたいな、みんなでわいわい楽しめるような内容で行うと、より効果的でした。

 

 

夫の出世ために私が実際にやったこと3.常に夫の身につける物への気配りを実践

ビジネスマン

 

内助の功という言葉をまざまざと形づくる行動として、私が実践していたのが、夫の身につける物に対する、最大限の気配りの実践でした。

たとえば、どんなに上等なスーツや小物類を身につけていたとしても、ちゃんと使った日ごとにお手入れを施す。

 

すぐにくたびれてしまい、せっかくの高級感も台なしになってしまいますよね?

夫が一社会人として身につけている物が、朝の出勤時からよれよれのスーツだったり、傷だらけの小物だったらどうでしょう?

 

また、襟が汚れびっしりなワイシャツだったりすると、それを見ただけで、上司の方や取引先の方の印象も一気に悪くなると思うんです。

そういう、さりげないけれど、気になる人はちゃんと見ているような部分に対しても、妻の努力がいきてきます。

夫の衣類や身につけるものに対する気配りは必ず毎日行っていました。

 

スーツは、夫が帰宅して脱いだ段階ですぐに乾かしたあと、アイロンがけをして糊を利かせたり。

少しでも汚れがあれば、その日のうちにクリーニングに出して、清潔にしたりなど……。

 

ほつれがあれば、自分で裁縫道具を出して修繕するといった行動は、基本中の基本。

ネクタイも、一度締めるとシワがつきやすいので、アイロンがけは毎日必須です。

 

それに、1日でも重複して同じネクタイを使ったりしないように、1週間分の7本の違った種類のネクタイは、必ず用意。

それに、急な汚れやほつれに備えて、予備のネクタイは欠かせません。

 

あと、1番注意しておきたいのが、ワイシャツなんですよね。

スーツを着るうえで、ある意味でスーツよりも目立つのがワイシャツ。

糊を利かせておくのはもちろんのこと、少しでもシミや汚れがあれば、必ず真っ白になるまで洗います。

 

どれもこれも細かい作業ばかりで、正直めんどくさいんです。

ですが、それでも、夫が昇進してくれることを期待して、妻の私は実践していました。

 

上司の方から「いつも身なりがきちっとしていて、見ていて気持ちがいい」と言われたという話を聞いたときには、「努力して良かった」と心から感じたくらいですね。

 

まとめ

夫が仕事を頑張るうえで、それに専念できるような環境をつくるのが、妻としての最低限の役割ですよね。

そのうえで、夫の昇進を自然とサポートできるよう、妻としての行動を実践できれば、予想外な形で夫の突然の昇進も夢ではありません。

 

めんどくさがらず、細かい部分にまで気持ちをもって対応することで、必ず報われますよ。