36歳パートをしている主婦です。
夫の両親と、姉と二世帯住宅で暮らしています。水回りは別ですが玄関は一つです。
子どもが幼稚園を卒園して自由時間が増えたので、自分みがきのあめ、英会話など習いごとをはじめようと検討しています。趣味は、旅行とガーデニングです。
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姑ストレスでうつ病になったエピソード1.二世帯住宅は心を病むはじまり
夫と結婚するのとき条件は、夫の両親との同居でした。
私は人づきあいが苦手で、ある程度の距離を保ちたい性格です。
自分の親とも、仲は良かったですが、家を出てひとり暮らしをしていました。
なので、義両親との同居には真っ向から反対。
しかし、私の思いは届かず。
お互いの妥協案ということで、二世帯住宅という選択になりました。
私は、実家が遠く子どもも生まれたばかりでした。
夫は仕事が忙しいので、義両親の近くに住んだほうが安心だという理由が、決め手になったのです。
水回りが別の二世帯住宅ならば、ある程度のプライバシーは守れるでしょう。
それに、義両親たちは悪い人たちじゃないし、「きっと、なんとかなる!」と、開きなおりました。
しかし、現実は厳しく、このときから辛い毎日がはじまりました。
姑ストレスでうつ病になったエピソード2.姑と小姑にうんざり
姑は、決して意地の悪い性格ではなく、面倒見がとても良い人です。
でも、なにもかもが完璧で、自分にも他人にも厳しい性格。
そして、孫を溺愛していました。
その姑の完璧さと、面倒見の良すぎるところ、孫を溺愛しているというところが、私のストレスの原因になったのです。
さらに、義両親宅には義理の姉も同居していました。
姑と小姑の結束はかたく、いつでも、どこでも行動を共にしているほど。
小姑は、働いているものの家に入りびたり。
週末も、母親意外と出かけることはほとんどありません。
そして、気が強く家のことに、なにからなにまで口を出してきます。
あ夫の家の考えかたは基本的に古く、保守的です。
先進的な考えの家で、自由に育った私は、まったく考えが合いません。
姑と小姑は、孫に会いたさで毎日、夫と私の家に上がり込んできたりします。
さらには、「一緒に出かけよう」と、誘ってきます。
子どもの夜泣きがひどく、私は慣れない育児でいっぱいいっぱい。
正直、日中はゴロゴロしたり、仮眠をとったりしたいです。
いつ、姑と小姑が入ってくるかと思うと、ゆっくり仮眠も取れません。
姑の家はいつだってピカピカなので、私もいつも部屋をきれいにしておかなければならず、疲れます。
姑ストレスでうつ病になったエピソード3.すべてをチェックされる生活
しょっちゅう、我が家に入ってくる姑と小姑。
食事どきに来ると、食事をのぞき込んで「なに食べてるの?」と、聞いてきます。
直接ダメ出しはされないものの、あとから「野菜が足りてないんじゃない?」とか、「インスタントは体に悪い」などと言われることもしょっちゅう。
余計なお世話です。
悪気があるわけではなく、私たちの体を気づかっての発言なのでしょうが、プレッシャーでしかありません。
そして、生活パターンもすべてチェックされています。
出かけるときは、「どこに行くの?」と聞かれ、「昨日は帰ってくるの遅かったね」とも言われるんです。
ほかにも、「昨日は遅くまでなにしてたの?」などとも。
捨てたゴミ袋の中身を、チェックされたこともありました。
私の家事のやりかたや教育方針に対して、嫌味を言われることも多くなってきたんです。
生活を監視され、文句ばかり言われている日々に嫌気がさし、姑たちにどう思われるかを考えている自分。
そして、姑たちが自分の家に入ってくること自体が、恐怖に感じるようになってきました。
気付けば、いつでもビクビクおびえている自分がいました。
姑ストレスでうつ病になったエピソード4.泣いてばかりの日々
夫は、基本的に私の味方をしてくれますが、仕事が忙しく帰りは遅いうえに休日出勤も多い日々。
私のストレス話を聞いてくれても、すぐ、なにもなかったことになります。
育児で疲れはてている私は、そんな夫に腹が立ち、いつからか怒りをぶつけては泣くようになりました。
そして、夜中に目が覚めて眠れない日も増え、子どもにまで当たり散らすことが増えていったのです。
常にイライラがおさまらず、涙が出てきてなにもする気が起きず、食欲もない状態。
姑たちに、友好的な態度をとるのも限界でした。
姑ストレスでうつ病になったエピソード5.鬱と診断される
あまりにも毎日泣いている私を見て、夫は心療内科を受診することを提案しました。
「少しでも楽になれば」と、心療内科を受診してみたのです。
初期の鬱病とのこと。
私は子どもと夫のためを思って、姑と小姑との関係を壊さないように必死でした。
しかし、医師から「それは間違っている」と言われました。
「自分が幸せでなければ、夫と子どもとの関係が悪化して、誰も幸せになれない」と。
そのとおりです。
子どもと夫に当たり散らしてしまい、本末転倒な結果になっていたのでした。
これを機に、しばらく夫の家族と距離を置くように言われました。
そして、夫から姑と小姑に私への干渉をやめるように、はっきり伝えてもらったんです。
姑ストレスでうつ病になったエピソード6.平和な日常
姑たちに事実を伝えるのは、とても勇気がいりました。
二世帯なので、まったく顔を合わせないわけにはいかないので、とても気まずく申しわけなさもありました。
でも、それ以上に、心が解放された気持ちだったんです。
心療内科でもらった薬も、長く服用する必要がなく、どんどん元気な自分に戻っていきました。
夫や子どもと、穏やかにすごせる毎日が、本当にありがたかったです。
姑とは、今では距離を取りつつも、たまに一緒に食事したり出かけたりしています。
以前のような、「完璧でいなければ」という考えは、捨てるようにしました。
少しずつ素を見せて、「がっかりされても良いんだ」と、思うようにしています。
まとめ
姑との関係が良いお嫁さんに憧れて、「自分さえ我慢すれば、夫や子ども、みんな幸せなんだ」って、耐えている人はたくさんいますよね。
でも、個々人での距離の取りかたが鍵だと強く思います。
そして、悪く思われることを恐れない勇気を持って、本当の自分をさらけ出してしまうことが、とても重要だと学びました。