毎日の家事や育児に追われている42歳の主婦です。
学生時代や独身時代は、旅行が趣味で、いろいろなところに行きました。
しかし、今はなかなか旅行に行け状態ない。
「あのころは良かったな」と振り返っている、今日このごろです。
「いつか子育ても一段落したら、友だちとまた旅行に行くぞ」と、コツコツとへそくりを貯めています。
お金がなくなったエピソード1.現金がなくなったいきさつ
学生時代に、卒業祝いもかねて、友だちと旅行に行くことに。
私の住んでいるA県から、2時間ほどのところにあるB県の友だちのところまで行く予定になります。
そのB県で、以前から行きたかった野外ライブがあり、せっかくなので、友だちとそのライブに行くことにしました。
野外ライブは、旅行の前日に予定されています。
なので、旅行の準備を済ませ、その日はライブに一緒に行く予定の、友だちの家に泊めてもらうつもりでした。
旅行かばんを持って、友だちと待ち合わせをしていた私。
旅行の荷物は、迎えにきてくれる友だちの車のなかに置いて、そのままの足で野外ライブへ行く予定でした。
待ち合わせ場所は、友だちの家と野外ライブ会場の、ちょうど中間地点の大学前。
待ち合わせの時間20分過ぎても友だちがこないので、「電話しよう」と電話ボックスのなかに旅行の荷物を置いて、友だちに電話しました。
その当時、携帯電話をまだ持っていなかったので、電話ボックスに入ったのです。
友だちに電話しようとしているときに、ちょうどあらわれた友達。
待ち疲れていた私はとっさに、手荷物だけ持って、友だちの車に乗り込んでしまったのです。
自分の自宅を出てから3時間以上経っていたので、ほっとしてお昼ご飯を食べて、ライブ会場へ向かおうとしていたときのこと。
そのときやっと、旅行のかばんがないことに気がつきました。
急いで大学前の電話ボックスに向かったのですが、すでに私の荷物はなくなっていました。
旅行代金など、その荷物に、50,000円入れていたので、目の前が真っ暗に。
50,000円のほかに、着替えや小物など、旅行に持っていくものがほとんど、そのかばんに入っています。
そのため、私はパニックになりました。
小さな手荷物に20,000円ほどのお金を入れていて、もう一つの大きなかばんに50,000円を入れていたのです。
いつもなら、財布にお金をまとめて入れる私。
しかし、そのときはおばあちゃんから卒業祝いもかねて、「お小遣いに」と、50,000円もらっていたのです。
そのお祝い袋のまま、旅行かばんに入れていたのが最大のミスでした。
また、大学前の目につきやすい電話ボックスとあって、置き忘れた大きなかばんは、かなり目立ったはずです。
友だちと車のなかに乗って、気がついたのが30分後。
いつまでも荷物が置いてあるはずもありません。
それからというもの、友だちも一緒に電話ボックスの周辺に、荷物がないか探したのですが、見つかりませんでした。
大金だったので警察にも届けましたが、落し物届けもなく、お金が戻ってくることはなかったです。
お金がなくなったエピソード2.失くしてしまった現金の調達
困ってしまったのが、旅行代金でした。
今さら私の実家に戻る時間もなく、次の日の出発時間も早かったので、お金を取りに行くこともできない状態。
その当時、まだ学生だったのでキャッシュカードを持っていなくて、持参しているのは現金のみでした。
旅行をキャンセルしようと考えたのですが、旅行をする友だちとは、そこから4時間くらいの場所のC県で現地集合。
ホテルも予約してあるので、やはり今さらキャンセルする訳にもいかず……。
乗り気ではありませんでしたが、仕方なく行くことにしたのです。
今思えば、「卒業旅行に行く前に、ライブに行く計画を立てず、そのまま旅行に直行すればよかった」とすごく後悔しました。
結局、50,000円もの大金を友だちに借りることはさすがにできず、B県に住んでいる親戚に連絡をすることに。
学生で、手持ちがあまりないにも関わらず、40,000円貸してくれた親戚。
「残りの10,000円は、旅行でお土産を買わなかったり、食事代を節約して、どうにか10,000円うかせるしかない」と思いました。
計画していた卒業旅行は、アミューズメントパーク。
入園料やテーマパークでの乗り物代や食事代と、いろいろなとこでお金がかかりました。
やはり、友だちが乗り物に乗るのに、自分だけ乗らない訳にもいかず、乗り物代もかなりの負担に。
また食事代も、ああいうテーマパークでは、値段が高く設定してあります。
ですので、どう節約しようにも節約できず、お金のことだけが気になって楽しむことができなかったです。
「夜ホテルに帰ってから、ホテル内にあるカラオケへ行こう」と、友だちたちが盛りあがっていました。
しかし、私は「少し体調が悪い」と、嘘をついて行かないように。
せっかくの卒業旅行なのに、お金のことばかり気になってしまった旅行。
お金をとった人に、腹がたって仕方がありませんでした。
結局、帰るときの交通費もあと2000円足らず……。
卒業旅行に一緒に行った友だちに、また2000円借りて、どうにか卒業旅行を終えたのです。
まとめ
それからというもの、大金を持ち歩かないようにしています。
この当時は、インターネットも普及していない時代。
そのため、ホテル代も現地払いしかなかったために、大金を持ち歩くことが多かったのです。
このことがあってから、旅行するときは現金を多く持ち歩かないようになった私。
支払いはなるべくキャッシュカードで済ませるようにしています。