NO.1元風俗嬢が出会い系で結婚したがネトストされ離婚の危機に陥ったエピソード6編

夜の繁華街

元旦那からのDVから逃げるために、風俗の世界へ。

自立し、離婚できたが、出会い系で知り合った人と再婚。

ですが、風俗のときのお客さんがネットストーカーになり、いろいろな嫌がらせをしてきて、何度も離婚の危機に追いやられた。

 

そんななか、困難に何度も向き合い、乗り越えていく。

 

 

風俗嬢が離婚の危機に陥ったエピソード1.自ら人生を変えた

派手な外見の女性

 

私は、元風俗嬢です。

前の旦那からのDVから逃げるために、その世界に飛び込みました。

2年半ほど、働きましたね。

 

はじめは怖かったし、緊張もしてました。

しかし、お客さんからチヤホヤされて、調子に乗っていた時期もあり、すぐにNo.1にかけあがれた私。

 

好きなだけ服も買えるし、ネイルもマツエクもたびたび通い、部屋も借りることができるように。

その結果、ようやく、当時の旦那と離婚することができました。

 

1人で頑張っていましたが、仕事が段々、苦痛に思いはじめたころのこと。

「痩身エステサロンの店長をやらないか」

仕事の声がかかったので、風俗の仕事は月に2回ほど出勤して、あとは休みなく、痩身エステサロンで働いていました。

 

風俗嬢が離婚の危機に陥ったエピソード2.出会い系からの恋愛

携帯電話を利用する女性

 

通勤途中にふと、スマホをいじっていたら、出会い系のサイトがあり、半信半疑で登録してみました。

何人かピックアップして、やり取りしていくうちに、「会いたい」と思える人ができて、久しぶりの休みの日に、二人で会うことに。

 

夜も遅かったので、港に連れて行ってもらい、いろんな話をしました。

おたがい、離婚経験があったこともあり、「仕事の話」や、「将来どうしたいか」など、語り合った私たち。

その後、カラオケに行き、十何年ぶりのオールナイトを満喫しました。

 

「この人と、もっと一緒にいたい」

そう思った私は、彼の家に泊まることに。

その際、彼が「付き合おう」と言ってくれました。

 

それが今の旦那です。

 

風俗嬢が離婚の危機に陥ったエピソード3.プロポーズ

結婚指輪

 

ある日、彼が熱を出してしまったときのこと。

私は、会社を休ませ、家にある市販の風邪薬を飲ませます。

その後、私は仕事に行きました。

 

終わってから、急いで帰って、彼の熱を計ると、39度まであがっています。

なので、「次の日に病院へ行こう」と話してる最中に、彼は痙攣を起こし、倒れました。

私は「意識朦朧としてる彼が死んじゃうのじゃないか」と思い、泣きながら、彼のほっぺたを叩いていましたね。

 

「救急車を呼ぼう」

そう思ったときに、彼の意識が戻り、泣いてる私を抱きしめて、「大丈夫だよ」と言います。

すぐに布団まで彼を連れて行き、体を拭いてあげて、着替えさせ、水分とらせて、寝させました。

 

次の日も会社を休ませ、病院に連れて行き、「熱痙攣だろう」と言われたので、点滴をしてもらうことに。

私は、彼が点滴してる間、そばにずっといました。

 

ようやく熱も下がり、彼が会社にも行き出した、ある日のこと。

「ここまでしてくれる人に出会ったのは、はじめてだよ。もう手放したくない。だから結婚して欲しい」

彼から、こう言われたのです。

 

私は、なんのためらいもなく、うなずきました。

こうして、「幸せな家庭が築ける」と思い、再婚したのです。

 

 

風俗嬢が離婚の危機に陥ったエピソード4.バレた私の仕事

ショックを受ける女性

 

旦那の両親からも祝福されて、幸せな日々を送っていました。

ですが、ある日夜中に私のスマホを見たらしく、風俗の仕事をしてることがばれてしまい、彼が泣いてしまったのです。

 

それでも、実家に仕送りや、私の借金まで背負わすのが嫌だったので、黙って月に2回、出勤していました。

しかし、結婚してからは行くのが億劫になり、これを機に行かないように。

でも、お店はなかなか辞めさせてくれず、辞められたのは半年後ぐらいでした。

 

それから、私たちの甘い新婚生活が、崩れはじめたのです。

 

風俗嬢が離婚の危機に陥ったエピソード5.ネットストーカー

恐怖を感じる女性

 

2チャンネルというのは、風俗の世界には付き物です。

私への批判や炎上は、店を辞めてからもありました。

 

私の家の住所を書き込まれたり、電話番号も書き込まれたり、新しい仕事先の情報を書き込まれたり……など。

外に出るときも、常に周りを気にしていました。

 

ある日、いつもマメにLINEしてくれる旦那が、突然、連絡をしてこないようになったのです。

何度も電話をしましたが、連絡に出ず、心配していました。

 

夜帰ってきて、旦那が突然、こう言ってきたのです。

「朝始発の電車に、客と名乗る男が隣に座ってきて、その客との接客中の録音を聞かされた」と。

 

その際、「お前じゃ、こいつは無理だ」と言われたそうで……。

カッとなり、その男の胸ぐらを掴み、髪の毛をむしったそうです。

 

その男性は、どうやってか、旦那のスマホのクローンをつくったようで……。

旦那の職場仲間全員に、私が風俗で働いているときの写真をLINEで送りつけたり。

会社にも、写真を送りつけたりなどの、破裂な行動を起こしてきました。

 

私は警察に行き、すべてを話します。

しかし、まったく動いてはくれず、旦那とも、ギクシャクした関係になりはじめました。

 

風俗嬢が離婚の危機に陥ったエピソード6.引っ越ししてから

悩む女性

 

警察に相談しても、友人に相談しても、「それは旦那じゃないのか」と疑われていました。

なぜなら、私には思い当たる人物がいないからです。

 

でも、私は旦那を信じていました。

なぜなら、なんのために、そんな自演をするのか理解できないからです。

離婚したいなら、とっくに言っているでしょう。

 

それ以来、旦那は会社を辞めて、地方に引っ越しをしました。

それからは2チャンネルに書かれることもなく、平和に暮らしています。

前に携帯番号を2人とも変えましたが、すぐにばれてしまい、おたがいに電話をかけられないよう、遠隔操作をされたこともありました。

 

しかし、旦那の新しい職場の人のなかに、詳しい人がいたのが幸いでしたね。

ロックを解除してくれてからは、そのようなこともなくなりました。

 

まとめ

ネットストーカーから、なにもされなくなって、半年が経とうとしています。

でも、また関西に戻ることになったので、少し不安です。

 

ただ、不思議なのが、私の前のスマホが、行方不明になったときのこと。

私のスマホが、旦那の車のダッシュボードに入っていたらしいのです。

しかも、初期化状態になっていました。

 

旦那は、「俺じゃない」の一点張り。

「もしかして、私が風俗を黙ってしていたことへの、復讐なのではないか」

最近、そう思いはじめています。