肝心なことを話さない旦那のエピソード3つ

無口な男性

41歳、既婚、子どもなしの主婦。

普段は夫婦で静かに暮らしているが、旦那が肝心なことは話さないタイプなので、ときどき大喧嘩が勃発してしまうのが悩み。

 

夫婦の共通の趣味は、音楽や映画を鑑賞することと、おいしいものを食べること。

 

 

肝心なことを話さない旦那のエピソード1.小遣いの催促

お小遣い

 

出勤前というのは、どこの家庭も忙しいものかと思います。

とくに共稼ぎの場合、時間の余裕など、ゼロに等しいものです。

私の場合も、1秒でも長く寝ていたいけれど、朝食を食べて身支度を整え、片付けをして、家を出なくてはなりません。

 

数年前まで、どういうわけか旦那は、朝のこの忙しい時間に「小遣いの催促」をするのが常でした。

それを10年以上不満に思っていたものの、「朝から喧嘩をしたくない」と、ずっと我慢していたのです。

 

職場や友人との付き合いもあるでしょうし、小遣いがなくなるのは仕方ありません。

小遣い制でも我慢してもらっていますし、催促されるのことに不満があるわけではないのです。

 

そもそも、「足りないときは渡す」という前提での小遣い制となっています。

しかし、なぜ忙しい朝でなければ、催促ができないのか。

 

旦那は喫煙者なので、500円しかないと、1日も過ごせません。

それなのに、「お小遣いが、もう残り500円しかないんだけど」という話を、なぜ夜のゴロゴロしている時間に思い出せないのか。

 

私だって、常時お金を持ち歩いているわけではないため、急に言われても困ります。

「所持金が少ない」と思った時点で話してくれれば、余裕を持って用意することも可能。

ですが、朝に言われると、そうもいかないのです。

 

これが10年以上、毎月繰り返されていました。

そのたびに「いつもお金を持ち歩いているわけではない、大事なことだし、前もって教えてほしい」

こんなふうに柔らかく言っていましたが、改善されません。

 

かなり腹を立てていましたが、数年前に、ついに私の怒りが大爆発。

「いい加減にして。そういう大事なことは事前にきちんと話して。朝に言われても困る」と激怒してしまいました。

 

さすがに反省したのか、それ以降は、所持金がなくなる数日前に、申告されるようになりました。

もっと早く爆発しておけば、ストレスが少なかったのかもしれません。

 

いま思い出しても、この話は本当に腹が立ちます。

 

肝心なことを話さない旦那のエピソード2.身内の話

悩む女性

 

基本的に「話したら面倒そう」と感じたことを、あと回しにしてしまう傾向がある旦那。

改善されたとはいえ、小遣いの話もおそらくは、そういう思考のもとに発生しているのだと思います。

 

そんな旦那は、身内に起こったできごとも、まったく教えてくれません。

義両親から言われた時点では、「話そう」と思っているようなのですが、あと回しにしているうちに忘れてしまうのです。

 

これまで、さまざまなことが私に伝わっていないことが判明しています。

そのなかでも最も衝撃的だったのは、義母が仕事中に包丁で大怪我をしたときのことです。

 

片手の半分に縫い痕が残るほどの大怪我でしたが、なんと私が知ったのは半年後。

家事をするにも非常に不自由だったそうで……。

少し手伝いでもできたら良かったのですが、私が聞いたのは怪我が落ち着いてからのことでした。

 

家が遠いなら、まだ仕方ないとも思えます。

しかし、私の家から夫の家までは、車で10分程度。

 

通えない距離ではありません。

日ごろから生活時間が異なり、めったに行っていないのも悪かったのですが……。

 

これ以外にも、知らずに不義理をしてしまったことは数え切れません。

おかげで、旦那側の親戚とは、微妙な距離がひらいたまま。

帰省などの際に、遠まわしに嫌味を言われたことも、1度や2度ではないのです。

 

冠婚葬祭などの親戚づきあいは、とても大切なもの。

どうしてそれを言ってくれないのか、どうしてそれを忘れてしまうのか、私には理解ができないのです。

 

もともと旦那自身が、身内へ情がかなり薄いタイプ。

家族と仲が悪いわけではないのですが、普段はほとんど連絡を取ろうともしません。

 

どちらかというと、濃い親戚づきあいをしてきた私にとっては、謎で仕方ありませんね。

 

 

肝心なことを話さない旦那のエピソード3.ストレスや不満

夫婦喧嘩

 

決して口数が少ないほうではありませんが、肝心なことは話さない旦那。

そのため、ストレスや不満などをためることも多いようです。

 

とくに多いのが、「仕事に対する愚痴」や、「私の言動に対する不満」。

また「私の親や、親族への苛立ち」についてです。

数年に一度、感情を抑えられなくなり、大爆発を起こすのが非常に面倒で、仕方ありません。

 

私に対する不満で、旦那が大爆発したなかでも、一番印象に残っているできごとがあります。

それは、結婚して5~6年が経過したころのことです。

 

「最近、旦那が不機嫌な日が多いな」とは感じていました。

声をかけても空返事だったり、聞いていなかったり。

 

そして、ある日いきなり、なんの前触れもなく怒り出したのです。

話をよく聞いてみると、理由は、「私の家事が不十分」ということでした。

 

当時、仕事が激務で、日付が変わらなければ、帰宅できない日々が続いていた私。

たしかに掃除は行き届かず、食事もつくれていませんでした。

 

「仕事もいいが家庭を顧みてほしい」ということを、何年も言えずに我慢していたようなのです。

そういう不満は、爆発する前に言ってもらいたいとは伝え、私も改善を図り、その後に転職もしました。

 

しかし、それ以降も数年に一度、同じような状況が発生。

普段は私を支えてくれますし、旦那なりに考えたり、我慢したりの結果だとは思います。

でも、私に落ち度のある話ですし、激怒しなければならないほどの大事なことなら、時間があるときに話してほしいのです。

 

それまで一度も話題にせず、突然激怒するのは、少し違うと思っています。

 

まとめ

肝心なことを話さなかったおかげで、余計面倒になってしまうことは少なくありません。

普段は悪い人ではないのですが、この件については、イライラするばかり。

 

忘れているのか、話したくないのかも、正直なところ私には不明です。

「もう少し積極的に話してくれたら、助かるのに」と、いつも思っています。