29歳女性。小売店の販売員。
大学時代はサークルやイベントに積極的に参加し、知り合いを増やし、交流の幅を広げていた。
「人脈が自分を豊かにし、新しい気づきを与えてくれる」と、信じている。
とくに容姿の整った美男美女の話を聞くのが好きで、自分では決して味わえない美女エピソードなどを聞くため、女子会などを企画しています。
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美人の結婚相手エピソード1.大学で知り合った美人な友だちの結婚相手はパイロット
「さすが美人」と言いたくなるような結婚相手を選んだのは、私が大学時代に知り合った同い年の女性です。
彼女は入学したときから、その美貌で人目を引いていました。
それでいて人当たりもよく、いろいろなイベントや飲み会に顔を出す、フットワークの良さも持ち合わせていたため、いつも人に囲まれいた彼女。
まさに、中心人物といったタイプの女性でした。
私が彼女と知り合ったのも、サークルの飲み会に誘われた席でのこと。
今まであまり話したことがなかったのにとても話しやすく、「やはり、人に好かれる美人は性格もいいな」と感じたものです。
そんな人気者の彼女は大学内でも、先輩後輩問わず、たくさんのアプローチを受けていました。
しかし、彼女にはすでに数年付き合っている彼氏がいたのです。
彼氏は別の大学に進学したらしく、「忙しくてあまり会えない」とすねている彼女は、年相応でとてもかわいらしく映りました。
同性の私ですら、ときめいたのですから、きっと周囲の男性は彼氏の存在がうらやましくて、仕方がなかったでしょうね。
彼女とは卒業してから、しばらく会うことがありませんでした。
ところが、つい最近SNSで連絡を取り合うようになり、「結婚した」という話を聞いたのです。
相手はもちろん、在籍中から付き合っていた例の彼氏。
「美人な彼女が選んだ男性は、どんな人なのだろう」という好奇心からご飯に誘った私。
話を聞いてみると、なんと彼氏は卒業後、航空会社に就職。
パイロットとなり、日夜飛行機を運行しているというのです。
美人な女性とエリートパイロット。
「まるで映画のような夫婦で、うらやましい」なんて気持ちはわかず、ただただ驚いてしまいました。
パイロットは仕事が不規則らしく、彼女は相変わらず、「あまり会えなくて寂しい」とすねていましたね。
きっと、これからも恋人に甘えて、甘えられての幸せな結婚生活を送るのでしょう。
美人の結婚相手エピソード2.評判の美人後輩が選んだのは意外なほど素朴な男性
私が入社3年目を迎えるころ、新入社員で噂になるほど、美人な後輩が入社してきました。
学生のころはテニスサークルに所属していた彼女は、小柄でマニッシュな雰囲気で、すっと伸びた綺麗な鼻筋が印象的な美人女性。
後輩の所属は私の部署とはフロアも違っており、最初のうちは「会社に美人が入社した」という噂しか知りませんでした。
ところが、ひょんなことから、彼女の友人と私が知り合いだということが判明。
それがきっかけで、たまに時間が合えば、お昼を一緒にできるくらい親しくなったのです。
彼女と食事をしていると、彼女にアプローチしたい男性が「紹介してくれ」と依頼してくることが多くなりました。
もちろん、後輩にはその都度、言われたことを伝え、「もしよければ、デートのセッティングをする」と提案していた私。
しかし、なかなか了承してくれることはありません。
そんな彼女が入社1年目で電撃結婚をしたときには、普段関わりのない部署の男性まで噂をするほど、会社中に衝撃が走りました。
なぜなら、彼女がひそかに交際していたのは、社内でも地味な技術部に所属している男性だったからです。
お世辞にも、イケメンだったり、有能だったりといったタイプではありません。
イメージでいうと、気の弱い熊といた印象がぴったりの、その男性。
彼女と結婚してからは、目立たなかった今までと一変して、突然男性から注目されることになって、戸惑っているようでした。
なかには、嫉妬から彼にきつく当たる男性もいたくらいなんですよ。
後輩に、なぜその男性を選んだのか、尋ねたことがあります。
彼女は少し照れたふうに笑って「あの人は顔じゃなくて、私の特技とか好きなものを見てくれたの」と話してくれました。
どんなに美人な女性でも、内面を認められるのは嬉しいものなのですね。
美人の結婚相手エピソード3.悪い噂が多い同級生を結婚して更生させた美人な友人
小学校の同級生だったこの女性は、もともと容姿が整っていたのですが、大人になって骨格が変わるにつれて、地元でも評判な美人に成長。
そんな彼女には、小中学校を一緒に過ごした幼馴染ともいえる、同い年の男性がいました。
しかし、彼は高校のときにぐれて、学校を中退。
その後、工事現場で働きながら、地元で遊び歩く生活を送っていました。
ピアスをたくさんつけて、髪を染め、派手なファッションに身を包み、地元でも悪い噂が絶えなかった彼。
同じように同級生だった私たちは、徐々に距離をおくようになっていました。
しかし、美人な友だちだけは、彼が学校を中退してぐれていたころから、ずっと連絡を続けていたそうです。
彼女は高身長でもモデル風の、一見強そうな女性だったので、遊び歩いている彼に対しても、強くものをいうことができたのでしょう。
家族の言うことすら聞かない男性も、彼女の言うことにはしぶしぶですが、従っていました。
そんな2人が結婚したのは、彼女が大学を卒業して、就職が決まってすぐのこと。
地元では「あんな悪い男、やめておいたほうがいい」など、いろいろ言われた彼女。
しかし、彼女の意思は頑なで、あっという間に籍を入れ、2人は小さなアパートで新婚生活をはじめたのです。
驚いたことに、彼女と結婚してしばらくして、男性はどんどん真面目になっていきました。
見た目は相変わらず、少し怖い風貌でしたが、仕事には遅刻せずに行くようになり、業務に関係する資格などの勉強をはじめたのです。
夜、繁華街で遊び歩くようなことも減り、友人の誘いにものらず、仕事が終わるとすぐに彼女の待つ新居に帰宅。
美人な友人は、周りの反対を押し切って、彼を信じ、結婚しました。
「身分違いの恋だ」と、馬鹿にする人もいました。
しかし、彼もきっと「彼女の純粋な愛情にこたえたい」と思って、真面目に生きるようになったのでしょう。
今、2人は赤ちゃんを授かり、地元で幸せに暮らしています。
まとめ
私には誰もが認める美人な友だちがたくさんいますが、美人だからといって、全員がエリートやお金持ちと結婚するわけではないようです。
容姿はもちろん大切なのですが、彼女たちはしっかりと男性を見て、顔ではなく相性や価値観で、結婚相手を決めているのでしょう。