チビのコンプレックスがひどい男のエピソード4つ

落ち込む男性

25歳女性。

情報関係の会社へ勤務。

 

身長150センチで小柄なので、交際するうえで男性の身長は、自分より高ければ問題ない。

そのため22歳のときに、身長160センチの男性と1年交際。

性格の不一致により、1年後に破局しました。

 

趣味は水族館巡りで、毎月1回は水族館へ行っている。

 

 

身長のコンプレックスがある男のエピソード1.仕事以外の靴がほぼ厚底

靴を履く男性

 

女性に厚底スニーカーが流行ったように、男性でも厚底スニーカーを履く人がいますよね。

ファッション目的で、オシャレに履きこなしてくれれば、まだいいのです。

ですが、私が出会った彼は仕事の革靴以外は、ほぼすべてといっていいくらい厚底の靴で溢れていました。

 

服装に合っていたり、似合っていれば問題はなかったのですが、コーディネートを気にせず、いつも厚底の靴を履いていたと思います。

身長が低いからといって、男性服が似合わないわけでもなく、買い物で彼に似合う服を選んだりしました。

しかし、厚底の靴だけは、相当身長を気にしているということがわかっていたので、指摘することができなかったです。

 

また、自分の身長は気にするくせに、背の低い私の服装に対しても、嫌味を言います。

「それは、背が高い子が似合うやつなんじゃないの?」と。

 

彼は背の高い男性が着るような服を、厚底の靴とセットで着ていたので、そんな彼の態度にイライラしたこともありますね。

 

身長のコンプレックスがある男のエピソード2.背の低い女性に対して優越感を覚える

優越感を覚える男性

 

私自身も身長が低いため、高身長の女性を見ては、「モデルのようだ」と、いつも羨ましがっていました。

自分も身長が低いということもあり、男性の身長にこだわることもなかったのですが、彼はそうではなかったようです。

 

彼は、ことあるごとに私の身長を話題に出しては、こう言います。

「俺のほうが高い」「お前はチビ」などと。

 

最初は「話を面白くするために、からかっているのか」と思っていた私。

ですが、あまりに頻繁に言ってくるので、次第に執念のようなものを感じるようになりました。

 

また、私も自分の身長が小さいことから、身長のことをあまり言われることが好きではありません。

学生時代のころよりはよくなりましたが、それなりにコンプレックスを感じていました。

 

「背が小さいほうが可愛いよ」などと、小さいことをからかいながらも、愛情を感じるような言葉であれば、嫌になることもなかったです。

しかし、「チビがヒール履いて、無理しなくていいよ」「背が小さいから、足も短いな」。

このような背が低いことに追い打ちをかける言葉を言われ続けたため、次第に「彼と距離を置きたい」と考えるようになりました。

 

さらに、私の背が小さいということが、なにより彼が優越感を感じられることだったようで……。

外に出かけるときにヒールの靴を履くと、極端に機嫌が悪くなったりします。

そのため、可愛いヒールの高いブーツや、パンプスなどを諦めることも多かったです。

 

次第に「自分は彼が優越感に浸るために、一緒にいるのではないか」と思うようになりました。

 

 

身長のコンプレックスがある男のエピソード3.仕事や学歴に対する主張が強い

主張が強い男性

 

背の低い人は男女関係なく、チビと呼ばれることが多いですが、男性のほうが、その傾向が目立つように思えます。

なにより、男性は女性よりも身長に対する関心が強く、3Kと言われているように身長が高いことが、一種のステータスと思っている人も。

そのため、私が出会った彼は背が低かった分、学業や仕事に、必死になっていたように思えました。

 

自分の不足している部分を別で補おうと、努力する姿は素晴らしいと思います。

それに、私も彼のそんな一生懸命な姿に惹かれたのですが、彼の話題は私の背が低いこと以外は、ほぼ仕事や勉強、お金に対する話題ばかり。

 

「自分は学生時代、こんな勉強をした」「仕事で昇格の話がある」「貯金がいくらある」「新しい時計を買った」「新しい車を買おうと思っている」

こんな話ばかりでした。

 

自分が仕事で認められた話や、学生時代の話など、私も聞いていて、嬉しい話ではありました。

ですが、仕事で成功すること、お金をたくさん稼ぐことに、こだわりが非常に強く、段々と話を聞くことに疲れてしまったのです。

 

自慢ばかりとも言えるその話を聞いていて、「『自分が認められたい』という気持ちでいっぱいなのだな」と感じました。

そして、私の話を聞くことはあまりなく、自分の話をすることに必死だったように思えます。

 

身長のコンプレックスがある男のエピソード4.なにかあるたびに卑屈になる

卑屈になる男性

 

普段は私の背の低さをからかったり、自分の仕事や学歴の話をする彼。

しかし、なにか嫌なことがあったり気持ちが沈むと、背の低さを理由に落ち込む癖がありました。

 

とくに仕事で失敗したときや、些細なことで私と喧嘩したりすると、卑屈になるのです。

「どうせ俺は背が低いから、なめられる」「お前も背が高い奴がきたら、そっちに行くんだろ」などと。

 

最初は「そんなことない」と、一つ一つの言葉に対し、言葉を返していました。

ですが、次第にそんなやり取りをしていくことに、疲れていった私。

 

そんななかで、「背が低いからとか、高いからとか関係ないから、そんなことを言わないで」と言っても、まったく聞く耳を持ってくれません。

毎回、同じようなことばかりを言われ続けてました。

 

そんなやり取りを繰り返すうちに、自分自身も気持ちが落ち込むことが増え、彼との距離も段々離れていくようになったのです。

 

まとめ

私が出会った、コンプレックスの強い男性のエピソードを紹介しました。

背の低い男性のほとんどの人が、背の低さを笑い話にして話す、気さくな人が多く、彼が特殊だったと思わざるをえません。

 

彼との出会いを通じて、「コンプレックスを理由に、人に嫌な思いをさせないように、私自身も気を付けなければ」と思いました。