底辺高校の同窓会に行った時の強烈すぎたエピソード3つ

高校

大手商社に事務員として勤務する30歳、女性。通っていた高校は、地元でも有名な低偏差値校だが、予備校で勉学にはげみ、有名大学に合格、そして大手企業に就職する。高校時代の友人との付き合いは、高校卒業後はほぼなし。趣味は英会話。

 

 

底辺高校の同窓会の強烈すぎたエピソード1.参加前から同窓会費へのクレーム

会費

 

私が通っていた高校は、地元では最も偏差値が低いとされていた、いわゆる底辺高校でした。

私は小学校、中学校と成績が悪く、その底辺高校に入学しました。

 

その高校にいるうちに勉強に目覚め、予備校にしっかり通って、大学は知名度の高いところに入ることができました。

私が大学を卒業し、社会人3年目を迎えたころ、同窓会の誘いがありました。

 

私はなつかしく思い、迷わず参加を決めました。

参加することを幹事のメールに送ると、SNSグループへの招待が届きました。

 

そのSNSのグループを見ると、すでに参加を希望する人が45人。

ひさびさに見る名前に、私は一層、同窓会が楽しみになりました。

 

ある日、SNSグループで誰かが「同窓会の会費が高すぎるので、なんとかならないか」と発言しました。

同窓会費は5000円で、はがきにもその金額は書いてありました。

 

わかっていたはずなのに、なぜ今ここで、発言をするのか意味がわかりませんでした。

その発言をした子は、高校時代はとくにケチな印象はなかったし、家も普通の家庭だした。

 

全員が見られる場所で、幹事と押し問答をして、結局はSNSグループを退出してしまいました。

あとで聞いたのですが、その彼女は、高校卒業後にできちゃった婚し、すぐに離婚したそうです。

 

そして、職をてんてんとし、現在は無職で親と同居中とのことでした。

学歴のせいだけで、そのようなことになるとは言えません。

 

でも、「せめて彼女にもう少し学歴があれば、良い人生をおくることができたのでは」と、感じたできごとでした。

 

底辺高校の同窓会の強烈すぎたエピソード2.会費をふみ倒す人続出

踏み倒す

 

やっと同窓会当日となり、私は意気揚々と参加しました。

なつかしい友だちと昔話に花が咲き、当時の担任の先生も参加し、楽しい時間をすごしました。

 

1次会は会館の一室を借りて行われ、立食のスタイルでした。

そして夜になると、2次会のため場所を居酒屋にうつすことになりました。

 

2次会は、居酒屋を貸し切りにして行われました。

お酒が入ると、さらに会話は盛り上がり、2次会は予定していたよりやや長引きました。

 

延長するとなると、追加料金が必要になると言われ、全員が1000円上のせすることになりました。

同窓会幹事が、そのことを全員に聞こえるように伝えました。

 

すると、3人の参加者が「ちょっとトイレへ」とか、「そとでたばこ吸ってくる」と、席を立ちました。

そして、その数分後には、また数名が同じように席を立ち出て行きました。

 

席に残っている人はもちろん、トイレやたばこだろうと思っていました。

しかし、なん分たっても戻ってきません。

 

心配になったひとりが見に行くと、そとでは誰もたばこを吸っていないし、トイレにもいませんでした。

2次会に参加していたのは、21名だったのですが、そのうちの9名が姿を消してしまったのです。

 

2次会で姿を消した9名は、完全に会費をふみ倒したそうです。

それを知って、その場の全員が驚きました。

 

しかし、お店に迷惑はかけられないということで、ひとまずそこに残っていた人で、全額を負担することにしました。

お金絡みで、せっかくの同窓会があと味の悪いものになってしまい、本当に残念でした。

 

たしかに、その高校出身者のほとんどが、大学には行っておらず、高校卒業後すぐ就職した人ばかりでした。

給与も平均より低めです。

 

しかし、さすがに同窓会でこのようなマナー違反をするとは、人となりを疑いました。

 

 

底辺高校の同窓会の強烈すぎたエピソード3.同窓会後に宗教の勧誘が

宗教

 

同窓会があってから、1週間たったころです。

同窓会で再会した友人から「個人的に会いたい」と、連絡がはいりました。

 

高校時代、あまりその子と仲良くはなかったのですが、会う約束をしました。

ランチをすることになり、レストランでしばらくふたりで高校時代の話をしました。

 

しかし、話の途中で彼女が突然、「宗教に興味ない?」と、聞いてきたのです。

彼女は、その宗教をはじめてから「お金がたまるようになった」とか、「両親の病気がなおった」と言います。

 

話を聞けば聞くほど怪しく、私は怖くなりました。

ひとまず、「私、宗教は信じないほうだから」と、急いでいるふりをしてお店を出ました。

 

彼女からは、それきり連絡はありません。

まさか、宗教の勧誘を受けるとは思わなかったので、それは結構ショッキングなできごとでした。

 

宗教にのめり込むのは、悪いこととは思いません。

仲が良かったわけでもない同級生を勧誘するなんて、あまり賢明な布教活動ではないなと感じました。

 

底辺高校の元生徒ならではの行動に思えました。

 

まとめ

私が通っていたのは底辺高校で、自分でもその意識はありました。

さすがに、大人になってからは、みんな良識のある人間に育っているだろうと期待していました。

 

学歴がすべてだとは思いません。

でも、今回の同窓会でのできごとで、教育を受けるかどうかで、人となりが決まる部分もあるのかなと感じました。