クソブス女も恋愛できる!顔面凶器女のラブエピソード6編

付き合っている男女

29歳女性。

人生崖っぷちのクラウドワーカーです。

 

私は、常々「自分には、恋愛も結婚も向いていない」、「クソブス女で、人間不信な自分には、恋愛は無理だ」と思い、生きてきた。

しかし、出会い系サイトがきっかけで、その考えをコロッと覆す結果に。

29歳にして、初彼ができて、舞いあがるクソブス女の誕生です。

 

勢いのあまり、整形を視野に入れている。

 

 

顔面凶器女のラブエピソード1.「クソブス女には、恋愛なんて無理だ」と思っていました

決意する女性

 

現在、29歳の独身女性です。

私は容姿が原因で、いじめられるほどのクソブス女で、自分でも「本当にブスだなぁ」と思いながら、生きてきました。

 

顔がゴツく、顎が出ていて、子どものころのあだ名は、フランケンシュタイン。

そう、かの有名な怪物のようだと、さげすまれてきたのです。

 

フランケンシュタインといっても、あまり想像できない人もいるでしょう。

それならば某人気番組「新○さんいらっしゃい!」に出てきて、とんでもないほどネットが荒れた、女性の画像を見てください。

 

「顔面凶器 ○婚さんいらっしゃい!」で検索すると、出てくるはずです。

某掲示板で、「下水ステージ出てきそうなモンスター」だとも揶揄された、あの女性の顔を、もう少し大きくすると、私の顔になります。

 

そんなクソブス女の私は、子どものころから同性だけではなく、異性である男性たちにも、「ブスだ」だといじめられてきました。

大人になっても、このみにくい容姿のせいで、バイトさえなかなか決まらなかったです。

私を見て、「接客は無理だね」と言った人がいたほど、ひどい容姿をしています。

 

こうした扱いを受け続けた私は、20代後半でこう思い、引きこもりクラウドワーカーになったのです。

「容姿で自分を軽んじられるなら、もう家から出ないで、仕事をしてやる」と。

 

「仕事は順調」と言えないときもありますが、容姿で判断されることのない日々は最高でした。

実家暮らしで、月100,000円以上は稼げるようになった私。

 

そして、人間不信、男性嫌悪、そして自分が性的対象と見られることへの恐怖感から解放され、こう思ったのです。

「恋愛なんてしなくていい。結婚もしないで、一生独り身を貫いてやる」と。

 

「人は絶対裏切る生き物だから、もうこのまま、誰とも関わらないでいよう」

当時は、そう思っていました。

 

顔面凶器女のラブエピソード2.寂しさからはじめた出会い系で、クソブス女に春がきた

パソコン

 

顔面凶器なクソブス女の私は、この容姿から一度も交際経験がありません。

好きな人ができる、その人に片思いして、ドキドキする気持ちの余裕なんて、なかったです。

それに、男性はとても怖い存在でしたから、「恋愛なんて、まず無理だ」と思っていました。

 

しかし、「あともう少しで、30歳になってしまう」ということを考え出した、ある日のこと。

なんだか心に、空洞ができたような気がしはじめたのです。

あんなに「恋愛なんていらない」と思っていたのに、次第に「寂しい」と感じるように。

 

「寂しい」と思いはじめると、「30歳を過ぎても、このまま独りなんだ」とか、考えるようになった私。

一度そう思ってしまうと、もう止まりません。

昼間仕事をしているときも、夜布団に入ったときも、心がザワザワして、落ち着かないのです。

 

「もうずっと、1人でいよう」と決意したはずなのに、その決意が揺らいでしまいました。

そして、とうとう寂しさから、出会い系をはじめてしまったのです。

 

「寂しいから、誰でもいいので話しをしたい」

「ネットのなかだけなら、疑似恋愛できる。それで気持ちを落ち着かせよう」

 

出会い系には、こんな気持ちで登録しました。

写メは顔ではなく、後姿を登録します。

体型はそこまでひどくないので、このようにしたのです。

 

ただ、女性らしい服装が苦手なので、Tシャツにスキニーパンツという無難な恰好でした。

髪も短いので、我ながら「男っぽいかも」と、心配になったものです。

 

職業はフリーター。年齢は20代後半とぼかして、プロフを書きこみます。

すぐに、4名の男性ユーザーからメッセージがきました。

 

「スタイルいいね!」「顔見せてよ」「今日会える?」

「こんな言葉で、こんなにすぐ相手が見つかるものなのかな」と、その勢いにちょっと引いてしまいましたね。

 

その日は登録しただけで、なんだか疲れてしまった私。

なので、メッセージには返信せず、放置してしまいました。

 

翌日、出会い系サイトを開いてみると、あれから10通以上ものメッセージが。

1通ずつ見ているうちに、なんとなく気になる人を発見したのです。

 

それは私が書いた、「趣味は絵を描くことです」や「○○というV系バンドが好きです」というプロフを見た人からのもので……。

「俺も絵描くの好きだし、そのバンド知ってる! 良かったらLINEでメッセ交換しよう」

そうメッセージを送ってきた人が(以下、太郎さん)いました。

 

それまで、やる相手がいなかったので、LINEには登録してなかった私。

ですが、なんだか勢いでLINEを登録して、太郎さんとLINEIDを交換してしまったのです。

 

人間不信ではあるものの、生粋のパシリで、いじめられっこ気質だったからでしょうか?

押されると断れない性格が、ここで発揮されてしまったのです。

 

でも、あとから考えると、その性格のおかげで、彼と付き合えることになったので、「悪いだけではなかったな」と思いました。

 

顔面凶器女のラブエピソード3.相手は本気? それとも詐欺? 贅沢にも悩むクソブス女

悩む女性

 

太郎さん(仮名)は、30代前半の独身男性。

太郎さんが言うには、都内勤めのしがないIT系サラリーマンで、よく1人でV系バンドのライブへ行っているようです。

 

LINEでは主に、太郎さんがグイグイと質問を送ってきます。

「どんな曲が好き?」「どんな絵描いてるの? 見たいな」と。

「その質問に、私がそれに答える」という形で、ラリーが続きました。

 

いつもだったら、「面倒くさいなぁ」と思う私。

ですが、太郎さんはなんだかフィーリングが合うというか、「もっと話したい」と思ってしまう雰囲気があったのです。

 

結局、その日は太郎さんと、ずっと話し合ってしまいました。

太郎さんは私に、「顔写メやエロ写メを見せて」なんて要求をしません。

 

それに、太郎さんも出会い系サイトに顔写メを載せていなかったので、おたがい顔を知らない状態です。

「それが心地よくて、あんなにラリーが続いたのかな」と思います。

 

太郎さんと知り合って、2日がたったときのこと。

太郎さんから「明日○○(好きなV系バンド)のライブだよね。○○ちゃん(私)はくる?」と聞かれました。

 

私は容姿がみにくいので、なるべくライブへは行かないようにしていましたし、行くならマスク必須。

太郎さんにも、「あまり人の多いところは苦手で……」と、誤魔化そうとしたのですが、太郎さんの押しが思った以上に強くて……。

 

「明日はそんなにチケット売れてないみたいだし、いつもより人は少ないと思うよ!」

「もしライブへ行くなら、そのあとご飯でも食べようよ」

 

また、太郎さんが言った、本気なのかどうなのか分からない言葉に、かなり戸惑ってしまったのです。

「○○ちゃんとは知り合って、まだ2日しか経ってないけど、こんなに話しが合う女の子ってはじめてだから、嬉しいんだ」

「○○ちゃんのこと、好きになったんだ。急にこんなこと言ってごめんね」と。

 

私は、それまで「出会い系をする男性は、すぐ体の関係を求める人ばかり」と思っていました。

なので、「詐欺に巻き込まれるのかも」なんて心配をしたり、クソブス女なのに、贅沢にも一晩悩んでしまったのです。

 

 

顔面凶器女のラブエピソード4.試しに一度だけ会うことに! 相手はまさかの人物

ライブ風景

 

寝ないで散々悩んだ結果、試しに1回だけ、会うことにしました。

「ライブへ行くついでだし、なんなら『チラッ』と遠目から相手を確認して、帰るだけでもいいかな」

そう思ったのです。

 

「クソブス女なのに、相手を試すなんて」と、思う人もいるでしょう。

しかし、容姿で気味悪がられてきた私としては、これが精一杯の自己防衛でした。

 

当日の朝に、太郎さんへ「今日、ライブ行きます」と、連絡をした私。

すると、すぐに返事がきました。

「そうなんだ! 嬉しいな。時間があったら、ライブ後に会ってくれないかな。もっと話したいんだ」と。

 

なんと返そうか迷って、とくになにも思いつかなかったので、「そうですね」とだけ送りました。

そしたら、太郎さんは「グイグイいってごめんね! じゃあ、またあとで」と、返事をくれたのです。

そのとき、「とても心の広い人だな」と、「キュン」としてしまいました。

 

ライブには、がっつりマスクをつけて行き、なるべく人の密集していないスペースで公演を見ました。

そしてライブ後に、メッセージが届きます。

「楽しかったね! ○○(ライブハウスの近くの公園)にいるから、よかったらきてよ」と。

 

そのあと、そのメッセージに従い、待ち合わせ場所に向かうと……。

なんとそこには、そのバンドのファン内でも有名なメンバーのコスさん(コスプレイヤー)がいたのです。

 

いつもTwitterで見るだけだった、憧れのコスさんに会えたことに、思わず感動した私。

しかも、まさか太郎さんがそのコスさんだったとは、二重に驚きましたね。

 

しかし、もっと驚いたのは、太郎さんが男性だったことです。

男性だけど、女性の恰好をしたメンバーのコスをしている人だったので、女性だとばかり思っていました。

顔立ちも可愛らしく、Twitterでも、「コスさん=女性説」が濃厚だったからです。

 

太郎さんは、バンドファンの女の子たちに囲まれていました。

ですが、遠くで唖然としている私を見つけると、すぐこちらへきてくれたのです。

そして「○○ちゃん? 俺、太郎です。ごめんね、急に呼び出して」と言う太郎さん。

 

太郎さんが、自分の存在に気づいてくれたことに、またキュンとしてしまった私。

そのあと、太郎さんが後ろで待っていたほかの人たちに、「じゃあ、また次のライブで」と言って、驚きの行動に出ます。

なんと、私の手を取って、歩き出したのです。

 

傍から見ると、ロリィタ服で身長170cmの男性とマスク姿の地味な女。

ですが、なんだか「王子様に連れていかれている気分」と、よくわからない感動に浸りました。

 

なぜなら、クソブス女の私は、男性に手を触れられたことすら、今までなかったからです。

 

顔面凶器女のラブエピソード5.知り合って僅か3日で、交際……。しかし、クソブス女は悩み続ける

携帯を見つめる女性

 

太郎さんに連れていかれたのは、近くの個室居酒屋。

居酒屋ということは、マスクを取らないといけないのですが、なかなか勇気が出ません。

 

でも、太郎さんに気持ちが傾いていたうえに、ライブ後の高揚で「どうにでもなれ」と思った私。

パッとマスクを取り、太郎さんにこう言ったのです。

「気持ち悪い顔でごめんなさい。不快なら、すぐに帰ります」と。

 

太郎さんは、私の勢いにびっくりした様子でした。

ですが、今まで私の顔を見た男性たちがしていた、「怪物を見るようなしかめっ面」をせず、優しくこう言います。

「気にならないよ。実は俺、整形してるんだ」と。

 

その場で、整形する前の写メを見せてもらいましたが、私と負けず劣らずの顔面凶器でした。

顔がコンプレックスだった太郎さんは、綺麗な顔になっても、容姿で人を判断するようなことは、決してしなかったのです。

 

しかも、太郎さんは、思いもしなかった言葉を発します。

「『知り合って3日しか経ってないのに』って思うかもしれないけど、俺と付き合ってくれない?」

「○○ちゃんの優しいところが、好きになったんだ」と。

 

短時間で起きたいろんなできごとに、頭がパニックになった私は、つい勢いに押されて、「はい」と答えてしまいました。

29歳クソブス女が、出会い系で知り合った男性と、僅か3日で交際することになった衝撃的瞬間です。

 

その日は取りあえず、食事だけで済ませた私たち。

次の日からは、おたがい住んでいるところが遠いので、LINEでのやり取りのみですが、連絡を取り合うように。

 

家に帰ってかなり悩みましたし、「私なんかに、あんなに凄い彼氏ができていいの?」と思いました。

でも結局は、「太郎さんも整形しているし……。案外お似合いなのかもしれない」、なんて結論に至ったのです。

 

顔面凶器女のラブエピソード6.順調交際中! 顔面凶器クソブス女でも恋愛できました

繋いだ手

 

太郎さんと知り合ってから5日が経ち、付き合って2日が経ちました。

顔面凶器なクソブス女ですし、自分でも、「性格もかなり歪んでいる」と思っていた私。

なので、太郎さんが、私のどこを好きになってくれたのか、いまいち分かりませんでした。

 

「お金を持っている訳でもないのに」

そう思う反面、「このまま、太郎さんと付き合ってみるのもいいかもしれない」と感じています。

 

太郎さんなら、いつもの男性への嫌悪感が出ませんし、女性扱いされても、嫌な気持ちが沸きません。

それは、きっと太郎さんの容姿が女の子寄りで、服装もスカートだったからでしょう。

「おかまではない」と言っていたのですが、どちらかと言えば、女の子っぽい人なのです。

 

太郎さんは整形といっても、かなりの顔面偏差値が高い男性。

それに、出会い系を使っていた人ですから、いつか私以外の可愛くて、性格のいい女性を見つけたら、その人と付き合うかもしれません。

 

そうしたら私は、太郎さんと別れることになると思いますが……。

それまでは、「初恋のトキメキを楽しみたい」と思っています。

 

まさかあの自分が、ここまで変わるとは思わなかったですね。

 

まとめ

顔面凶器なクソブス女でも、出会い系を使えば、恋愛のきっかけを掴めます。

それに、相手次第では、付き合うことだってできるのです。

 

クソブス女だと嘆いている女性は、なにがきっかけになるか分かりません。

だからこそ、そこまで悲観的にならなくてもいいと思います。

 

世のなかには、「ブス専」というジャンルもあるので、希望をまだ捨てないでください。