このことがきっかけで、「私もこんな風にはなりたくないな」と思い、思い切って家のなかの物を断捨離した、42歳の主婦です。
捨てる物を見て、「今まで、こんな狭い家に、これほどの荷物があったのか」と驚愕。
断捨離したおかげで、家のなかはもちろん、気持ちまですっきりしました。
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ゴミ屋敷に行き、ぎょっとしたエピソード1.ゴミ屋敷のような家にびっくりした
私の知人の家に行ったときのエピソードです。
もともと母の友人で、私もお世話になっていました。
あるとき、その方から母の携帯に、「車が故障し、見動きがとれなくて、とても困っている」と連絡がきたのです。
「仕事関係の書類がどうしても必要なので、とってきて欲しい」ということでした。
私は、ちょうど母と一緒にいたので、その知人の方の家に行くことに。
行く前に、母が私にこう言いました。
「びっくりするほど散らかってるからね。嫌だったら、車のなかで待ってていいよ」と。
しかし、私は「男の方の1人暮らしだから、散らかっていて、当たり前だろう」と、とくに気にしていませんでした。
そして、その方から聞いていた場所から、家のスペアキーをとって、家のなかに入った瞬間、私は言葉を失います。
なぜなら、「散らかっている亅というレベルでは、済まない状態だったからです。
まるで、家に泥棒が入って、物をめちゃくちゃにしたかのように、物が散乱していました。
私はただただびっくりして、立ちすくんでいると、母がマスクを渡してくれます。
「家のなかは、もっとすごいからね」
母はそう言い、なかに入っていきました。
私も、恐る恐る家のなかに入っていくと……。
そこにはテレビで見る、「ゴミ屋敷」のような状態が広がっていたのです。
洋服はいつ着たのか分からないものが、下に脱ぎ捨ててあります。
本や雑誌、新聞紙も下に散乱していて、足の踏み場もありません。
正直、あまりの汚さに、靴下で家のなかにあがるのも嫌なくらいでした。
そして、奥へと進んでいくと、そこも同じような光景が広がっています。
ダンボールや紙くず、ビニール袋や靴下など、ありとあらゆる物が散乱していました。
「よくこんなところで生活できるな」と、心底思いましたね。
母から聞いたのですが、こんなに散らかっているのに、どこになにがあるか、その方は全部把握しているとのこと。
以前見たテレビでも、ゴミ屋敷の住人の方が「物の場所は把握している」と、同じことを言っていたのを思い出しました。
「でも、これだけ散らかっていて、よく咳とか喘息とか、アレルギーがでないなぁ」
逆に感心してしまった私。
それに、下に散乱しているところには、電気のコードも引かれてあって、私はぎょっとしました。
電気コードの上に湿ったようなタオルもあり、「これで漏電でもしたら」と思うと、恐くなりましたね。
ゴミ屋敷に行き、ぎょっとしたエピソード2.ありえない物が下に落ちていた
そして、用事を済ませ、帰ろうとしたとき、「カツン」となにかが私の足もとに当たりました。
「なんだろう」と恐る恐る下を見てみると、なんと、足もとに包丁が落ちていたのです。
私は、またぎょっとしました。
そして、「どうして、こんなところに包丁があるのだろう。本当は泥棒でも入ったのでは」と、真剣に思いました。
すぐさま、その包丁を台所に持って行った私。
台所も案の定、物で散乱していました。
以前料理していたのか、ガスコンロがありましたが、汚れや油でギトギト。
もう本当に、どこを見ても散らかっているので、早く家を出たくて仕方ありませんでした。
母にそのことを言うと、その知人の方は、自宅でお仕事をされていて、作業場と家が分かれていないとのこと。
そのため、物が散乱したり、家のなかがめちゃくちゃになっているらしいのです。
包丁は、荷物を開封するために使っていて、そのまま下に置いてしまったようでした。
私は、テレビでよくゴミ屋敷を見たとき、こう思って仕方なかったのです。
「どうして、ここまでなるのかな」と。
ですが、まさかこんな近くにそういう方がいるとは、本当に驚きましたね。
本人は、ゴミ屋敷のような家での生活に、慣れているみたいで……。
当たり前のように、このゴミ屋敷のような状態のなかで眠って、食事もしています。
その知人の友人の方が見兼ねて、今まで何度も大掃除したそうです。
そして、やっと足の踏み場もでき、「家のなかも、スムーズに移動できるようになった」と、思ったのもつかの間。
少したつと、もとの状態に。
なぜそこまで片付けられないのか、本人もよく分からないのだそうです。
まさに、「片付けられない症候群」だと思いました。
ゴミ屋敷に行き、ぎょっとしたエピソード3.家のなかはゴミ屋敷でも、外は散らかっていなかった
これだけ家のなかが散らかっていて、唯一救いだったのが、外は散らかっていないということです。
普通、これだけ家のなかが散らかっていたら、外もゴミ袋などで、あふれかえっていそうな気がします。
しかし、外は、草が生えっぱなしですが、ゴミはありません。
すぐ隣に住んでいる方がいるので、「さすがに迷惑をかけてはいけない」と思ったのでしょう。
まとめ
普通なら、「ゴミ屋敷に住んでいるような人とは、距離をおきたい」と思うところです。
しかし、この方は、とても親切で優しい方。
過去には、私の子どもに、クリスマスプレゼントを持ってきてくれたこともありました。
家に行くことがなければ、ゴミ屋敷のようなところに住んでいる方だとは、到底思えません。
なので、「人って、本当に見かけによらないんだなぁ」と思いましたね。
私も片付けが得意なほうではないので、家には入りきらない荷物がたくさんあります。
しかし、この一件で、「こんな風にはなりたくない」と思い、思い切って物を捨てることにしたのです。
私にとって、物を捨てるいいきっかけになりました。