私の身近にいた、むっちゃ喧嘩好きな人のエピソード3つ

喧嘩好き

35歳男性。現在は、東京都内のIT企業に勤務。同じ会社のなかに、数名の喧嘩好きな社員がいるため、彼らとの付き合いかたには苦労している。しかし、彼らのような喧嘩好きな人間の内面には屈折した要素が存在するのではないかとも思っている。趣味はロードサイクリングと読書と株式投資。

 

 

むっちゃ喧嘩好きな人のエピソード1.難病をわずらっている管理職

難病

 

現在、私が勤務している会社に、喧嘩好きな管理職がいます。

しかし、私とはたまに居酒屋に飲みに行く関係です。

 

部署は違うのですが、業務で親しくなったのです。

一緒に、居酒屋に行くようになって6ヶ月くらい経過したときです。

 

この管理職が「俺は、一生治らない難病にかかっている」と、告白してきました。

「だから結婚できないし、するつもりもない。酒を飲むくらいしか、楽しみがない」となげいたのです。

 

私は、この管理職が喧嘩好きなことを知っていましたので、それが理由だと知りました。

会社では、営業部門に所属しているのですが、頻繁に会社に遅刻してくるのです。

 

早朝の会議に、欠席することもしばしばでした。

そのため、取引先への営業は午後に設定することがほとんどでした。

 

午後のほうが、体調が良いようでした。

このような状態ですから、部下が「また遅刻だよ。会議の内容を報告しなくちゃ」などと言っていました。

 

どこかで、これを聞きつけた彼は、部下に「おい、てめえなんか文句あんのか」と怒鳴って、しかりつけるのです。

ときおり、部下に「一緒に昼飯行くか」と、誘ってランチに出かけることもあります。

 

和解するためにランチに誘ったのではありません。

ランチを食べながら「おまえ、ふざけたこと言いふらしてんじゃねえぞ」と、いかくするのです。

 

社内でも、同じ営業部門の若手社員が、自分の顔を見て少し笑っただけで、大変なことになります。

「なんだお前、なに笑ってんだよ」とつっかかり、会議室に連れていき、30分立たせて説教することもあります。

 

経営幹部も、この管理職の病気を知ってるので、甘めに見てしまっています。

ですから、営業部門のなかでは危険人物とされています。

 

むっちゃ喧嘩好きな人のエピソード2.学歴コンプレックスの部長代理

学歴

 

会社の営業部門には、最終学歴が高卒の部長代理がいました。

創業期に入社した人で、仕事をバリバリこなす人なのです。

 

今は、中途も新卒も四年制卒ばかりですので、大卒社員を敵視する姿勢を隠そうとしません。

少しでもミスをすると、「仕事なめてるのかよ。そんなこともできないなら、会社やめろ」と、罵声をあびせていました。

 

パワハラなのですが、本人にはパワハラの自覚がありません。

ひどいときには、人権侵害ではないかと思えるようなことさえ、言っていました。

 

その罵声に耐えかねて、部下が3日続けて会社を休んだことがありました。

4日目になって、出社してきたのですが、「おまえ、ストレスが原因で休んだんじゃないだろうな?」と、大きな声で聞いたのです。

 

部下もたまりかねて、「こんなことが続くと、部下が死ぬことだってあるんですよ?」と、大声で言い返しました。

部長代理はきれてしまって、部下の頭からお茶をぶっかけてしまいました。

 

この事態を受けて、さすがに社長も部長代理を問題視し、子会社へ転籍させてしまいました。

 

 

むっちゃ喧嘩好きな人のエピソード3.チンピラみたいな管理職

喧嘩

 

私の会社には「眠てえこと、言ってんじゃねえよ」が、口癖の管理職もいます。

広報部門の管理職で、以前は証券会社で個人営業をしていた人です。

 

この人は、自分にしっぽを振らない後輩をすぐに目の敵にする癖があります。

社内を歩いているときに、気に入らない後輩の椅子を思い切りけっていくのです。

 

私もなんどか、やられたことがあります。

椅子をけられたときに、うしろを振り向いて、顔を見てしまうと、かならずまたやられます。

 

私も椅子をけられたときに、かなりキツイくけられました。

腹が立って、振り向いたのですが、広報部門の管理職でした。

 

うしろを振り向いたとき、彼とは目があいました。

すると、数日後、再びこの管理職が私のうしろをとおったときに、私の椅子をけっていったのでした。

 

この人は、酒癖も悪いです。

あるとき、管理本部の同僚たちで居酒屋で飲んでいたら、たまたま、この管理職が店に入ってきました。

 

そして、私たちのとなりのテーブルで、一緒に酒を飲むことになりました。

酒が進むにつれて、私の仕事が遅すぎると、なんくせをつけはじめました。

 

事情を説明しようとすると、「眠てえこと言ってんじゃねえよ」と言って、さらにからんでくるのです。

私と一緒に飲んでいた同僚には、「おまえ、○○と付き合ってるんだろ」と、絡みはじめました。

 

「会社の女の子に、手を出してんじゃねえよ」と言って、同僚が嫌な顔をしているのも気にせずに絡み続けました。

同僚の肩を小突いたり、テーブルの下で足をけっ飛ばしたりして、やりたい放題でした。

 

自分に逆らえない社員に対しては、とことん喧嘩を売ってきます。

なにか、心に屈折したものをいだいているに、違いないと思った次第です。

 

まとめ

喧嘩好きな人間には、なんらかの心の屈折を抱えている要素があると感じています。

ですから、喧嘩好きな人間には、理性的に向き合おうとしても無駄だと感じています。

 

喧嘩好きな人間と、一緒に仕事をすることになったら、ぶなんな態度で目を合わせることなく仕事をするのがベストです。