20歳女性、大学生。
高校時代に付き合っていた彼氏が、とても口の悪い人であった。
自分の母親に対して、「ババア」と呼ばれたのをきっかけに、別れを決意する。
今は、口が悪くない男性と交際中であり、口が悪い元彼と比べてしまう、今日このごろ。
口が悪い彼氏の衝撃を受けたセリフ1.ババア
「ババア」という言葉は、口が少し悪い人なら、誰でも使いがちだと思います。
たとえば、その当人の母親に対して、いつもは「お母さん」と呼んでいても、反抗期に「ババア」と言ってしまうことがありますよね?
また、他人で、少し歳がとった女性に対してもそうです。
なにか自分が不利益を被ったときに、「あのババア!」と、つい言ってしまう人もいると思います。
しかし、私のかつての彼氏が「ババア」と言った対象は、なんと私の母親でした。
ある日、彼が突然、「お前のとこのババアっていくつ?」と、聞いてきたのです。
「ババア」という言葉に、質問内容がまったく頭に入ってこなかったのを、今でも覚えています。
自分の身内に対して、そのような悪い言葉を使われるのは、とても腹が立つことを実感した私。
ちなみに、父のことは恐れていたのか、「おじさん」と言っていました。
さすがに、私の母に直接「ババア」と呼んだことは、私が見ている限りではありません。
本人にも言っていたら、本当に驚きです。
口が悪い彼氏の衝撃を受けたセリフ2.ブス
これはみなさんお察しの通り、私に対して彼が言った言葉です。
付き合う前は本性を隠していたのか、「かわいい」「綺麗」などという言葉を並べていたの彼。
付き合ってからは、一度もそんなことを言われたことがなかった気がします。
むしろ、私の記憶に残るのは、彼の「ブス」という言葉です。
「化粧を変えても、『ブス』」
「髪型を変えても、『ブス』」
「おしゃれをしても、『ブス』」
「お前は一体、どうして私と付き合っているんだ!?」
そう言いたくなるほど、彼は私に対して、「ブス」と言ってきました。
ひどいのが、普通に私を呼ぶときにも、「ブス」と呼んでくることです。
「なあブス、飲み物買ってきてくんない?」
人に物を頼むときにも、そんな態度で、彼は社会に出て、やっていけているのでしょうか。
今は、連絡をとらなくなってしまいましたが、気になるところです。
口が悪い彼氏の衝撃を受けたセリフ3.クソ
少々汚い言葉になってしまいましたが、彼はことあるごとに、「クソ」という言葉を連呼していました。
先ほど出た言葉と組み合わせて、「クソババア」や「クソブス」というものもあります。
とにかく、なにか気にくわないことがあると、「クソ」「クソ」と言わないと、気が済まない人だったのです。
デートをしているときのエピソードをいくつか紹介します。
まずは、遊園地で並んでいるときです。
列が長いと、だんだん疲れてきますよね。
それでも、おたがいに思い合っているカップルであれば、談笑をしながら、気長に待てるものでしょう。
しかし、私の彼氏は少し時間が経つと、こう言うのです。
「あーほんとクソ。なんでこんなに列なげえんだよ。みんな暇かよ。クソだな」と。
周りに、たくさん人がいるときにも、この調子です。
前に並んでいる人に、わざと聞こえるような声で言うので、じろじろ見られることもしばしば。
そのうち、遊園地でのデートを避けるようになりました。
次に、一般的なレストランでの話。
お昼時は、どうしても店内が混雑し、注文したものが届くのが、遅くなってしまうこともありますよね。
そんなとき彼は、また悪態をつくのです。
「クソおせえな。なんだよこの店」と。
店員さんが通りかかったときに、わざわざ言うので、店員さんが申し訳なさそうに、いつも謝りにきました。
しかし、そういうとき彼は「クソ」とは言わず、「いえいえ、大丈夫ですよ」と、コロッと表情を変えます。
「いっそのこと、そこはどっちかのキャラを押し通せよ!」と、言ってやりたくなりましたね。
このような感じで、彼はイライラすることがあると、「クソ」という言葉を連呼していました。
口が悪い彼氏の衝撃を受けたセリフ4.お前
これはみなさん、「仕方なくない?」「普通じゃない?」と、思うかもしれません。
彼女や奥さんに対して、「お前」と呼ぶ人も、少なくないですもんね。
「むしろ『お前』って呼ばれたい……」
オラオラ系が好きな友人が、言っているのを聞いたことがあります。
けれど、それって本当にいいものでしょうか。
私は付き合ってから、まったく自分の名前を呼ばれたことがありませんでした。
別れるときも、「お前」のままです。
それがどうにも、悲しくて、辛かったですね。
私にだって、名前があるのです。
親がつけてくれた、大切な名前が。
それでも、彼はいつも「お前」と呼んできました。
「お前」と呼ばれたい願望のある人は、一度考え直してみてください。
たまには、名前で呼ばれたほうはよくないですか?
むしろ、名前で呼ばれたほうがドキドキしませんか?
彼は友人に対しても、あまり名前呼びをせず、「お前」という言葉を使っていました。
しかし、やはり口が悪いゆえ、そういうふうに呼んでしまっていたのでしょう。
もし、子どもが生まれたときに、自分の子どもに対しても名前で呼ばずに、「お前」と呼んでいたかもしれません。
そう考えると、やはり悲しいですよね。
まとめ
私の口が悪い彼氏のセリフは、いかがだったでしょうか。
このように、口が悪い男性は結構いるのかもしれません。
ですが、口が悪くない男性だっているのです。
私は我慢できなくて、別れてしまいましたが、今も耐えている方は、考え直してみたほうがいいですよ。