25才、女性。パート勤務。いい人と出会えるように、自分磨きを頑張ろうと思っている。まずは明るい性格になって、友だちを増やしたいと思っているが、行きづまっている。やけになってしまうこともあるが、幸せそうな女性を見て奮起している。
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喪女の喪女すぎるエピソード1.妄想ばかりの学生時代
私は極度の人見知りで、小学生のころから友だちの和のなかに入れませんでした。
休み時間も、ひとり勉強をしたり、本を読んだりしてすごしていました。
たまに話しかけてくれる子がいると、うれしくてたまりませんでした。
でも、「遊んでやってもいいよ」と、いう強気な態度で接してしまいました。
人数集めに誘われただけなのに、「ひとりが好きなの」と強がってみせる、悲しい性格でした。
頭のなかでは、学級委員などをやってみんなにしたわれる、リーダーのように振舞う自分を想像していました。
実際は、影が薄く誰の記憶にも残っていないような子でした。
喪女の喪女すぎるエピソード2.周りが彼氏の話で盛り上がっていても
中学生ころから、「誰と誰が付き合っている」とか、「あのカップルはどこでデートしている」などのうわさで盛り上がっていました。
私は、そのグループにも入れず、聞き耳を立てて興奮していました。
唯一、できた友だちにも彼氏ができて、少し邪魔者扱いされるようになりました。
私にとっては、たったひとりの友だちだったのに、その彼にとられたような気がしていました。
存在感がないので、にらんでいることすら気付いてもらえてなかったですが。
高校生になると、彼氏がいないほうが恥ずかしいような感じになりました。
女子高だったので、とくにそういう話で、みんな盛り上がっていました。
私は、また強がって「大学受験で忙しい」と、かっこつけていました。
家に帰ると、恋愛マンガを読んで研究したり、音楽をきいて妄想のなかの彼氏と、すごす日々を想像していました。
喪女の喪女すぎるエピソード3.勘違いしてばかりで困りました
街を歩くと、いろんな人が声をかけてきます。
ほとんどが勧誘なのですが、誰かに愛想よく話しかけられると、うれしくてつい話にのってしまいます。
とくに「今、彼氏いるの?」とか「もったいない。かわいいのに」と、言われるとついていってしまいます。
高いエステの化粧品を、買ってしまったりしてしまいました。
かっこいい男性には、とことん弱くて変なお店に連れていかれ、面接を受けたこともありました。
「もう勧誘にはのらない」と無視すると、そういう人たちは手のひらを返すように、去っていきます。
寂しい人生を送っていそうと、見抜かれているようで、つらい気持ちになりました。
喪女の喪女すぎるエピソード4.地元を離れ生まれかわろうと思っても
大学は地元を離れ、一人暮らしをすることにしました。
メイクや服装にも気を使って、明るく楽しい学生時代をすごそうと決心していました。
でも、周りにはもっと明るくてかわいい子や、存在感があってアイドル的な子もいました。
私は遅れをとり、というかまったくかわることができず、ひとりポツンとしていました。
「せめて友だちがほしい」と、仲良くなれそうな子を探しました。
かなり地味な、似たようなタイプの子を見つけ、話しかけました。
しかし、その子にすら、長く付き合っている彼がいると知り、引きこもってしまいました。
やけになって、街を歩きまわりましたが、誰にも声をかけられず、ナンパすらされずにただ疲れただけでした。
喪女の喪女すぎるエピソード5.好きな人ができても踏み出せない
悲しい妄想や、勘違いをくり返すと、自分から「いいな」と思う人ができても、なかなか声をかけることもできません。
バイト先で、よく話しかけてくれる人がいました。
「勘違いかも、なにかほかに狙いがあるのかも」と思うと、冷たい態度をとってしまいました。
それも、気にかけることなく、明るく話しかけてくるその人を、すっかり好きになってしまいました。
ただ社交的な性格なのか、誰にでも同じように話しかけるのか、行動を分析するようになりました。
話しているときは楽しくても、それ以上の関係に進むことができません。
変に分析するばかりで、実際にはなにもできない自分がいやになりました。
19歳になり、彼氏と付き合ったこともないことが、恥ずかしくなってきたころでした。
焦っているのに、自分からは踏み出せないもどかしい気持ちでいっぱいでした。
喪女の喪女すぎるエピソード6.ナンパについていってしまいました
買い物をしているとき、知らない男性が話しかけてきました。
ナンパでした。
「とにかく、付き合ってみたい」という気持ちが強くて、その人についていってしまいました。
普通に食事をしていましたが、「部屋にくる?」と聞かれました。
お付き合いをしてくれるのかと思いましたが、私が未経験だと知り、興味を持っただけのようでした。
結局、本当に自分を好きになってくれる人などいないのだと、本当に落ち込みました。
本当に好きな人に、気持ちをぶつけるのは逃げて、簡単に付き合えそうな人についていき、悔しい思いをしてしまいました。
まとめ
自分の性格のせいで、「いい人に巡り会えない」とか、「どうせ自分なんか」と、諦めてしまうところがありました。
でも、本当の気持ちをぶつけることから、逃げているのも事実です。
想像の世界や、簡単に出会える方法に逃げずに、自分の気持ちと向き合いっていきたいと思います。
もう、傷つきたくないですが、一歩踏み出したいです。