37歳男性。飲食店アルバイト。若いときには、中堅クラスの会社で働いていましたが、30代の前半でリストラ候補になったことで、会社を辞めてアルバイトに転身。ほどほどに恋愛もしているので、結婚と離婚の経験もあり。趣味はフットサルです。
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シングルマザーとの恋愛1.常連のお客さんと仲よくなる
私は、飲食店のお店でバイトをしていたときに、週に3日ほどかよってくる、常連のお客さんと仲良くなりました。
地域密着型のお店だったので、常連のひとりとして、普通に仲良く接してしました。
3ヶ月ほどたったときに、バイトがおわってから、たまたま常連の女性と外で会いました。
話の流れで、近くのカフェに行くことになりました。
普段とは違って、プライベートな時間なので、気軽に話ができ、常連の女性のことを魅力的だと思いました。
お店のお客さんなので、恋愛感情を持たずに、お客さんとして接するように気をつけていました。
しかし、その日を境に、なんどか女性のほうから、カフェに誘われるようになったのです。
デートというよりも、私はカフェで話をしているだけだと思っていました。
常連のお客さんなので、断るのも悪いと思って、カフェで会うようになりました。
シングルマザーとの恋愛2.告白されて付き合いはじめる
カフェで、一緒に話をしていたときに、女性が「今日は時間があるから」と、食事に誘われました。
はじめは断ったのですが、ノリが良く強引に誘われたので、食事に行くことにしました。
食事がおわってから、別れ際に女性のほうから告白をされたのです。
女性が好意を持ってくれていることは、薄々気づいていました。
でも、あくまでもお客さんなので、私は気づかないふりをしていました。
彼女は、魅力的な女性にはかわりなく、25歳と若くてきれいで、私としては付き合いたいと思っていました。
ただ、お店にバレるとまずいと思い、お店には内緒にして付き合うという条件を出しました。
そのときに、彼女の口から子どもがいることを同時に告白されました。
そうです、実はシングルマザーだったのです。
私は、付き合えることがうれしくて、シングルマザーということを重く受け止めませんでした。
あまり考えずに、彼女と付き合うことを決めたのです。
シングルマザーとの恋愛3.子どもと会うか悩む
彼女は若くて、魅力的な女性だったので、とてもシングルマザーだとは思えませんでした。
はじめは、「ふたりの時間を楽しもう」と、彼女が言い、普通にデートを楽しんでいました。
しかし、常に子どものことが引っかかっています。
私と一緒にいるときは、実家の両親に預けているようです。
子どもにとって、それが良いとは思えませんでした。
それでも、私は彼女との恋愛が楽しかったですし、彼女も私のことを好きになってくれていまいした。
恋愛としては、順調に進んでいたと思います。
だんだんと、「子どものことをどうするのか」、「自分は子どものことが愛せるのか」と、いう疑問がわいてきたのです。
このまま付き合うと、他人の子どもを育てることになります。
それが自分にはできるのかどうか、自問自答してみても、答えを出すことができませんでした。
子どもは好きですが、他人の子どもを育てるとなると、かなりの決意が必要です。
このまま子どもとは会わずに、彼女との恋愛だけを楽しむか、子どもに会ってみるのか悩むようになりました。
シングルマザーとの恋愛4.付き合いを続けるか悩む
私が、子どものことについて悩んでいるのが、彼女にわかったようでした。
「子どもを連れて、3人で遊びに行かないか」と、提案をされました。
子どもは、まだ3歳だったので、見ればかわいらしい年齢の子どもです。
シングルマザーと知りながら付き合っているので、「子どもに会いたくない」というわけにはいかず。
結局、3人で一緒に遊びに行くことになりました。
実際に子どもに会ってみると、恥ずかしがっていましたが、そのうち懐いてくるようになったのでかわいく思えました。
その日から、3人で会う時間が増えていきました。
一緒にいると、楽しい時間だと思えましたし、「このまま、家族になってもいいかな」とも思ったこともあります。
あるとき、子どもが「パパは?」と、彼女に聞いたようです。
保育園で、パパの似顔絵をかく時間があり、パパがいないことに気がついたのかもしれません。
それを聞いたとき、「本当にパパになれるのか」と、疑問がわいてきました。
恋愛を続ければ、このまま家族になりますが、今なら傷も浅く子どもにも影響が少ないと、別れを考えるようになりました。
シングルマザーとの恋愛5.子どものことを考えて別れを決断する
私が悩んでいることは、彼女にはなるべくわからないようにしていました。
でも、薄々気づいていたようで、「別れてもいいよ」と言われたのです。
私は彼女のことが好きでしたが、他人の子どもを育てる決意ができませんでした。
私ひとりでは、決断をできなかったので、彼女に今の気持を正直に話しました。
恋愛を楽しみたいとは思っても、現実問題として子どもを育てなければなりません。
ふたりとも、「今のうちの別れたほうがいい」という、結論にたっしたので、別れを決意しました。
正直、別れた直後は子どもと別れたことも寂しかったです。
もっと子どものことを愛してくれる人と、一緒になったほうが幸せではないかと、別れを決断したことに後悔はありませんでした。
まとめ
若くて、魅力的なシングルマザーでしたが、子どものことを考えると、一緒になるべきかどうか悩んでしまいました。
相当な覚悟が必要ですが、子育て経験のなかった私には、シングルマザーとの恋愛はむずかしかったです。