離婚最高!「離婚してよかった!」と感じたこと3つ

微笑む女性

現在40歳。中学生の娘が一人います。

26歳で結婚し、27歳で出産。

30歳のときに、離婚を経験しました。

 

現在は、金融関係の営業をしながら、シングルマザーとして奮闘中。

三年前に、念願のマイホームを建て、娘と楽しい二人暮らしを満喫しています。

 

 

離婚してよかったエピソード1.仕事のやりがいを感じることができた

キャリアウーマン

 

離婚して、一人娘を育てるために、久々の社会復帰。

時間に融通のきく、営業の世界に飛び込みました。

 

はじめは戸惑うことばかりでしたし、訪問先で冷たくあしらわれることも、当たり前。

もちろん、ツライこともありました。

 

しかし、めげずに一生懸命やっていると、一人、また一人とお客様が。

1年、2年と続けていくうちに、顧客になって、応援してくれる方がたくさんできました。

 

顧客が増えて行くのと同時に、収入もアップして行き、元旦那の収入を超えることに成功。

ツライ・大変のイメージが強かった営業の仕事ですが、「やったら、やった分のお給料をいただけるのも、営業職の魅力」と、気づきました。

 

「応援してくれる顧客が、増えること」

「シングルマザーの私でも、男性並みに稼ぐことができること」

この二つを達成できる営業のお仕事に対して、本当にやりがいを感じています。

 

今では、3年前に、新築のマイホームを建てることもできました!

 

離婚してよかったエピソード2.娘の成長・親としての成長

自信がついた女性

 

「一人で、きちんと娘を育てることができるのか」

「シングルマザーで不自由な思い、さみしい思いをさせてしまうのではないか」

「父親がいないせいで、教育がしっかりできなかったら……」

 

離婚当初は、このような不安なことがたくさんありました。

私が離婚したとき、娘はまだ年少組。

一番、母親に甘えたい時期だったと思います。

 

しかし、私は仕事をはじめたばかりで、生活することに必死。

今思えば、「娘には、寂しい思いをさせてしまっていた」と思いますね。

 

がむしゃらに仕事に打ち込む私に、ワガママを言うでもなく、責めるわけでもない娘。

「我慢に我慢を重ねて、辛抱していたんだろうな」

今になって、ひしひしと感じています。

 

「母親失格だな」

そう思い、反省する部分が多々ありました。

しかし、そんな私に嬉しいことがあったのです。

 

それは、娘の保育園の卒園式でのこと。

卒園文集に目を通すと、こんなことが書いてあったのです。

「大きくなったら、ママと同じお仕事がしたい!」と。

 

「あんなに、仕事ばかりで、母親らしい教育などしてあげられなかった私と、同じ仕事がしたいなんて」

感激して、涙が止まらなかったことを覚えています。

 

小学校に入学してから、できるようになることが増えると、お願いしなくても、進んでお手伝いをしてくれるように。

仕事で遅くなれば、ご飯を炊いておいてくれたり、私が朝、そのままにしていってしまった食器を洗っておいてくれたりなど。

 

仕事で忙しかった私は、とても助かりました。

しかも、自分の下着などをたたんで収納するクセが、小学生ですでに、身についていましたね。

もし、離婚をしていなかったら、私が主婦のままだったら、働くお母さんじゃなかったら、娘はこんなふうに、進んで手伝いをすることはあったのでしょうか。

 

「早くしなさい!」「出しっ放しにしないの! 片付けなさい!」

「ちょっとは手伝ったらどうなの?!」

離婚をしていなかったら、このように小言を言っていたでしょうね。

 

「大した教育もできなかった私が唯一、娘にしてあげれたことは、一生懸命働く姿を見せれたことかな」

そのように感じています。

 

頑張る姿を見せることが、私が唯一やってあげられた、教育でした。

もし、シングルマザーになっていなければ、こんなふうに頑張る姿を、娘に見せてあげることは、できなかったかもしれません。

 

家で娘の帰りを待って、エプロンを着けて、おやつを手づくりし、笑顔で「おかえり~」と言ってあげることが、私の母親像でした。

結果的に、だいぶ違った形になってしまいましたが……。

今の私を、娘は「誰よりもかっこいいお母さん!」と言ってくれます。

 

「ママ? 締め切り、もうすぐじゃないの?! 大丈夫なの?!」

中学生になった娘は、仕事のことも、心配してくれるようになりました。

今では仕事のこと、ママ友のこと、愚痴、なんでも話せる、親友同士のようです。

 

きっと、不満や不安を押し殺し、ワガママ言いたいのも、たくさん我慢してきたのだと思います。

申し訳ない気持ちと、こんなに思いやりある、優しい子に育ってくれたことに感謝していますね。

 

離婚して、大変な思いもたくさんしました。

ですが、娘にはたくさんのことを学び、経験させてもらい、母親として成長することができた私。

 

これも、離婚をしなければできなかった経験だと、確信しています。

 

 

離婚してよかったエピソード3.人との出会い

ビジネスチーム

 

離婚をせず、家庭に落ち着いていたら、出会うことがなかった人たちが、たくさんいます。

職場の同僚はもちろん、お客様や、そのお客様たちから紹介いただいた人たち。

 

訪問先で、知り合ったたくさんの方々、娘の保育園、小学校で出会った、父兄の方々など……。

離婚を経験していなかったら、出会っていなかった方々がいっぱいますね。

 

離婚していなければ、仕事先で、人と出会うことはなかったでしょう。

それに、保育園行事や学校行事は、旦那が参加していたかもしれません。

そういったことを考えると、全部、私が関わるということはなかったと言えます。

 

離婚してからの出会いは、奇跡のようですね。

現在の状態になれたのは、この出会った方々のおかげだと思っています。

 

「離婚という決意をしていなかったら、こういう出会いに恵まれることもなかった」

そう思うと、「離婚してよかった~」と、心底思いますね。

 

まとめ

離婚というと、ネガティヴなことばかり、思いがちです。

ですが、いざ、離婚してみれば、結婚生活だけでは得られなかった経験をすることができます。

 

離婚するのは、決して楽なことではありません。

辛く、苦しい思いをします。

 

「辛く、苦しい思いをした分、頑張った分、先にいいことがある!」

「離婚をしたからこそ分得られるものもあるんだな~」

そのように、実感している私です。