35歳、女性、兼業主婦です(販売業)。
子どもは、1男1女。
今から8年前、息子が幼稚園にあがる前に、娘の妊娠が発覚しました。
そのころ、しぶしぶ付き合っていた友人と、フェードアウト。
今でもたまに、「彼女は、どうしているかな」と、考えますね。
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うざい友だちに仕返しをしたエピソード1.夕ご飯の時間になっても、帰ってくれない
彼女は、高校生のころから、ずっと仲よくしてきた友だちでした。
ですが、私の結婚出産をきっかけに、生活サイクルにズレがあらわれはじめたのです。
上の子が、まだ1歳に満たないときから、イラついたメールが届くように。
「最近、メールの返信遅いね」、「返信ないから、今から行くよ」と。
そのメールに私は、「子どもが、昼夜逆転しちゃってね」と答えたのです。
すると、彼女は知ったような口ぶりで、こう言ってきました。
「あんたのとこの子、手かかりすぎじゃない? 赤ちゃんの間から、甘やかすといいことないよ」と。
そう言われて、頭に血があがったものです。
「今から行っていい?」を無視していると、そのうちメールもなしに、遊びにくるように。
一度家にあげると、夕ご飯の時間になっても、帰らないのは当たり前。
うちは主人が泊まり勤務のある仕事で、不在がちなため、居心地がよかったのでしょうね。
勇気を出して、「そろそろ」と言ったこともあります。
ですが、「あれ? そろそろ夕ご飯にする? 子ども見といてあげるよ」と、頓珍漢な回答。
本人はもしかしたら、本当に子育てを手伝っているつもりだったのかもしれません。
ですが、私からすると、長年の友だちとはいえ、赤の他人です。
「あまりベタベタ、子どもに触ってほしくないな」
沸々と、そんな感情が湧きあがりますが、「彼女もいい人が見つかれば、変わるだろう」と、なんとか抑え込んでいました。
うざい友だちに仕返ししたエピソード2.子どもに影響が及ぶ言動をする
しかし、彼女に「いい人」があらわれる気配は、一向にありませんでした。
月日が経つにつれて、彼女は我が家に、足繁く通うようになり……。
ついには、「あんたの子は、ほとんど私が育てた」と、公言するようになりました。
あとあとわかったことですが、このころには主人も、「あの人、ちょっとやりにくいよね」と、認識しはじめていたようです。
私たち夫婦が共通して困ったのは、うちの教育方針と真逆なことを子どもに吹き込むこと。
「ママとパパは厳しいよねー! 本当は勉強なんかしなくてもいいんだよー!」
そう言って、子どもがやっている、文字の練習を邪魔をしたり。
歯磨きしたあとに、甘い食べ物を与えたりしたこともあります。
見兼ねた私が、「やめてくれない?」と言ったのです。
すると、「ほら、ママ怖いねー!」と、言い出します。
また、うちは戸建なのですが、私たちの不在時に彼女が立ち寄ってきて、厄介なことをやりはじめました。
それは、玄関のドアノブに、食べ物を引っかけて帰ることです。
このご時世、メモがあっても、長時間、誰でも触れる状態にあった食べ物を口にする人は、なかなかいません。
「ごめんね、こういうの困る」と言って、捨てたのですが……。
影で子どもに、「ママの真似しちゃダメだよ」と、吹き込んでいることが判明。
さすがに、これには温厚な主人がキレて、「子どもに拾い食い教えるのは、やめてもらっていいですか?」と、メールしたのです。
まだ、子どもが小さいころのできごとで、覚えていないことだけが救いでしたね。
うざい友だちに仕返ししたエピソード3.義理の母に迷惑をかける
そんな感じで、徐々にヒビ割れてきた友情に、決定的なできごとが起こりました。
私が2人目を妊娠したときのことです。
「安定期になるまでは、周りには言わないようにしようね」と、夫婦で言っていたのですが……。
「やはり、お兄ちゃんになる我が子には、先に知らせておこう」
そう考え、子どもにだけ、教えていました。
しかし、1人目はそうでもなかった悪阻が、2人目のときはひどかった私。
母や義母さんの手を借りなくては、とてもじゃないけど、上の子の面倒を見れない状態になりました。
なにも口にできず、2日おきに点滴に通う日々が、1ヶ月続いたころでしょうか。
病院で点滴を受けている最中、義母さんから、メールが届きました。
「お友だちが『家に入れて欲しい』って言ってるんだけど、いいの?」と。
ずっと、訪問を断っていたんですよね。
「体調がよくない」と言って。
彼女が我が家にいると、子どもがもう1人増えたような感覚になりますから。
義母さんに「申し訳ない」と思いつつ、「断ってほしい」と、お願いしました。
帰宅後、優しい義母さんは多くは語りませんでしたが、「強烈なお友だちよね」と、一言漏らします。
それがもう、本当にもう申し訳なくて……。
このとき、私は、彼女と縁を切ることを決意したのです。
うざい友だちに仕返ししたエピソード4.彼女の不倫を会社に密告、フェードアウト
彼女が、私にここまで執着した理由は、わかっていました。
彼女は、会社の上司と不倫していたんです。
ずっと、「やめたほうがいいよ」、「奥さんから、慰謝料請求されるよ」と言っていた私。
しかし、聞く耳を持たず、いつの間にか、たくさんいた友人も減っていき、最後に残ったのが、私だったのです。
「このままフェードアウトしてもいいけど、やはり問題は、根本から断つべきだろう」
そう思う気持ちが半分と、もう半分は「今まで、散々嫌な思いをさせられた仕返しをしたいな」という気持ちがありました。
悩みに悩んだ末、私はフリーのメールアドレスを使い、彼女の会社に、不倫を密告したのです。
密告した翌日から3日間、それまで1日に5回は届いていたメールが、ぴたりとこないようになりました。
しかし、3日後からは、怒涛の電話とメールが届きはじめたのです。
メールを一通、試しに開くと「奥さんに密告された! 彼と別れさせられちゃう! 助けて!」とありました。
私が密告したとは、思わなかったんでしょうね。
そのまま無視していると、主人のほうへも、連絡があったようで……。
「今、妻は体調が悪いから、やめてもらえませんか。もう連絡しないでください。迷惑しています」と、答えたそうです。
それからも何通かメールがありましたが、夫婦で着信拒否して、フェードアウト。
私が密告したとは知らずに、かばってくれた主人には「申し訳ない」と思いますが、彼女に対しては、まったく後悔していませんね。
あのまま優しくしていても、おたがいに、いいことはなにひとつなかったでしょう。
「人生をやり直してほしい」と、願っています。
まとめ
「親しき仲にも礼儀あり」とはよくいったもので、本当に大切にしたい関係なら、距離を誤ってはいけないんですよね。
そういう意味で、「彼女にとって私は『大切な存在』ではないんだろう」と思い、縁を切りました。
「うざいなあ」と感じた時点で、友情は崩れかけています。
自分も気をつけたいものです。