あまりにモテるのも困る。困ったエピソード4つ

悩む女性

20歳女性。大学生。

誰にでも優しく、分け隔てなく接する性格のせいか、昔から、変な男性にもモテやすかった。

 

何度かストーカーのような被害を受けて、友人を失っており、今では「自分の性格を改善しようか」と、考えている。

 

 

モテすぎて、困ったエピソード1.偶然か、必然か

女子中学生

 

私は、特別かわいい容姿をしているわけでもありません。

それに、男性へのスキンシップが過度であったりするわけでもないのですが、昔からよくモテています。

母も、「昔、モテていた」と言うので、遺伝かもしれません。

 

男性に対して心がけていることは、誰に対しても、優しく平等に接することです。

これは男性に対してのみならず、女性に対しても、同様に接するように心がけています。

 

というのも、争いごとが苦手なので、「なるべく、物事を穏便に済ませたい」という願望があるからです。

これが、モテている原因かもしれません。

 

しかし、そのように、分け隔てなく接することをしたせいか、これまでに何度か嫌な思いをしたことがあります。

それは、中学生のときでした。

 

「中学生が、恋愛で嫌な思いなんて……」

そう思うかもしれませんが、これが実際にあったことなのです。

 

相手は、学年でいじめを受けていた、太った男の子でした。

私は、彼にも分け隔てなく接していたのですが、どうやらそれが、彼に好かれるきっかけになってしまったようで……。

 

クラスでの委員会や、修学旅行での目的地希望、学校祭での班決めなど。

彼とはクラスが違うはずなのに、なぜか、毎回一緒。

最初は偶然だと思ったのですが、そうではありませんでした。

 

彼はどうやら、私がどれに入るかどうか、事前に調べていたようです。

委員会や修学旅行でどの目的地のグループ、学校祭での班など……すべてにおいて。

 

私の友人が、「何度か聞かれた」と言っていました。

それに気づいてからは、彼に対する扱いが変わってしまいましたね。

 

なんだか、気持ち悪かったのです。

友人にも、「私の情報は、漏らさないように」と、お願いしました。

 

モテすぎて、困ったエピソード2.匂い

駅

 

次のできごとは、高校生のときです。

相手は、クラスの男の子でした。

 

友人だと思っていたので、何度か一緒に帰ったことがあった私。

ある日、一人で駅のホームを歩いていると、後ろから急に抱きしめられました。

 

後ろを振り向くと、彼の姿が。

「○○(私)の匂いがしたから、『ここにいる』ってわかったんだ」と、言われました。

 

駅で、急にそんなことをされて驚いた私は、彼をとがめることができません。

「もとから、距離感の近い人だったので、仕方ない」とも思いました。

しかし、それからは彼はよく、「○○の匂いがする」と言って、私に近づいてくるように。

 

「匂いをかがれているなんて、気持ちが悪い」

そう思い、私は彼を避けるようになったのです。

ですが、バレンタインデーにロッカーのなかに、彼からの手づくりお菓子とラブレターが入っていたときのこと。

 

「さすがに、告白の返事をしないのは失礼か」と思い、しっかり話をする場を設けます。

しかし、そこで、彼は驚きの一言を言い放ったのです。

 

「ロッカーからは、体操着の匂いもして、最高だった」

それを聞いて、本当に気持ち悪くなってしまった私。

告白の返事をすることを忘れて、「気持ち悪い」と言い、その場から逃げ出してしまったのでした。

 

 

モテすぎて、困ったエピソード3.待ち伏せ

女子高生

 

これも高校生のときのできごとです。

彼は、隣の席の男の子でした。

なぜか、2回も連続で隣の席になったのですが、それもあとから発覚した話だと、くじを交換してもらっていたようで……。

 

彼は、私の友人が「気になる」と、相談を持ちかけてきました。

私は、こころよく相談にのっていたのですが、残念ながら、彼は振られてしまったようです。

 

友人は、「彼の気持ちに、事前に気づいていた」と言います。

彼が告白するために呼び出しても、「『用事があるから』と言って、断る」というのを何度か、繰り返したそうです。

 

「このままでは、告白できない」

そう思った彼は、彼女を家までつけていき、家のチャイムを鳴らして、なんとか告白したとのことでした。

その時点で、彼には違和感を感じていたのですが、今度はそれを私にやってきたのです。

 

帰り道には、駐輪場で待ち伏せをされました。

怖くて、友人と一緒に帰ったのですが、最寄りの駅までついてくるのです。

 

それからは、席に座っていても、机を近づけてくるように。

話すときも、とても距離が近く、怖かったのを覚えています。

 

「ちょっと距離近くない? 見てて、気持ち悪いよ」

相談をしていた友人がそう言ってくれたり、毎日友人と一緒に帰るようにしたおかげで、だんだん前のように戻っていったのですが……。

 

「ただ、相談にのっていた友人の男性が、そうなってしまうとは」

そのように感じてしまい、友人関係ではいられなくなってしまったのは、悲しかったですね。

 

モテすぎて、困ったエピソード4.とばっちり

携帯電話を見て驚く女性

 

これは、最近のできごとです。

相手は、大学で同じ講義をとっている、同学年の男性でした。

 

グループワークなどを通じて仲よくなり、連絡を頻繁にとるように。

彼には彼女がいたので、私も彼を恋愛対象として意識することもなく、友人として接していたのです。

 

ですが、ある日、彼に告白されてしまいました。

私には、気になる男性もいたし、彼には「彼女がいるじゃないか」ということで、断ったのです。

しかし、彼からくるLINEの内容は、日に日に、気持ちがこもったものとなりました。

 

そして、その日は急にやってきます。

課題の内容について、会話をしていたはずの彼から、意味不明なLINEが届いたのです。

 

「人のもの奪う、最低女」という内容でした。

あとから彼に聞いたところ、LINEの内容を彼女に見られてしまったようです。

 

私はただの友人として接していたのに、とんだとばっちりをくらってしまいました。

 

まとめ

私の困るモテエピソードは、いかがだったでしょうか。

男性からの好意はうれしいものですが、変な人も多い、世のなかです。

 

「やはり、好きな人にだけ好かれるが、一番の幸せなんじゃないか」

最近は、そのように思います。